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鷺舞

「鷺舞」

鷺舞や 羽打つ音ぞ 父にこそ

「鷺舞(さぎまい)」は、島根県鹿足郡津和野町の弥栄神社で、毎年七月二十日と二十七日に行われる祇園祭「弥栄神社祇園祭」で神輿に供奉して舞われます。

雅楽で用いられる両面太鼓「羯鼓(かっこ)」を腰につけた二人の踊り手と舞歌に合わせて舞うのは、雌雄二羽の鷺。
檜の薄板で作られた翼に白い羽根をつけ、ゆったりと翼を広げたり閉じたりしながら、舞うのです。

約六十人の子どもたちによる「小鷺踊」も加わり、祭りを華やかに彩ります。

この鷺舞は、もともと京都八坂神社の祇園祭で奉納されていた舞が起源です。戦国時代に大内氏によって山口へ伝えられ、さらに天文十一年、津和野城主の吉見正頼が疫病退散を願って津和野へ移したと伝えられています。

現在も、災厄を払い、人々の健康と平穏を祈る伝統行事として大切に受け継がれています。

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