「あー、また焦ってる。落ち着かなきゃ」——火消しより、読む。
「あー、また焦ってる。落ち着かなきゃ」
このセリフが頭に浮かぶとき、たいてい私は、火消しを始めます。
気にしない。大丈夫。考えすぎない。
でも、消そうとするほど気になって、結局ぐるぐるして疲れてしまう。
最近、思ったんです。
火消しって、しなくていいのかもしれない。
消すより、読むほうが楽になることがある。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。スキやコメント、フォロー、本当に嬉しいです。ひとつひとつ、大切に読んでいます。…今日もここに置いていきます。
火消しが、いちばん疲れる
焦りや不安って、感じたくない。
できれば早く落ち着きたい。
だから出てきた瞬間に火消しをする。
「気にしない」
「大丈夫」
「考えすぎない」
そうやって消そうとすればするほど、なぜか気になって、
頭の中でぐるぐるが始まって、
結局その日の体力が持っていかれる。
感情が強いというより、
“火消し”に労力を使いすぎている状態なのかもしれません。
火消しをやめる=放置、ではない
ここは誤解されたくないので、はっきり書いておきます。
火消しをやめるって、
放置するとか、我慢するとか、見ないふりをすることじゃない。
向きを変える、という話です。
消す → 読む
この切り替え。
「火の元を探す」じゃなくて、「引き金に気づく」
原因を突き止めようとすると、今度はそれが宿題になってしまいます。
「何が悪いのか」を特定しようとして、さらに頭が休まらなくなる。
だから、原因探しじゃなくて、もっと軽い距離感でいい。
「今、何が引き金になった?」
そのくらいの問いが、ちょうどいい。
消すより先に、読む。
それだけで、息が戻ることがあります。
火消ししたくなるのは、あなたが弱いからじゃない
火消ししたくなる瞬間って、だいたい決まっている気がします。
それは、相手の行動がどうこう、というよりも、
自分の中の「やってはいけない」に触れたとき。
たとえば、
返信が遅い人を見ると落ち着かない(=待たせてはいけない)
期限が曖昧なまま進めると不安になる(=不確実のままはダメ)
仕事が雑に見えると胃が重くなる(=ちゃんとしてない自分はダメ)
こういう反応が出るのは、性格が弱いからじゃない。
たぶん、これまで頑張ってきた分だけ、
自分の中に「守ってきたルール」があるから。
だから焦りや不安が出るのは、責める材料じゃなくて、
「ここに、私の前提があるよ」という通知なのかもしれません。
不安や焦りは、敵じゃなく「通知」
不安や焦りって、たいてい何かを知らせに来ています。
「失敗したくない」
「迷惑をかけたくない」
「ちゃんとしていたい」
守りたいものがあるから出てくる。
だから、消そうとするより、
通知を読む方が、結果的に自分が楽になります。
火消ししないための、超シンプルな読み方
難しいことはしなくていい。
この3つだけで十分です。
① どこが反応してる?
胸/喉/胃。体の場所を見る。
② 何を守ろうとしてる?
評価? 関係? 失敗回避?
③ どんな前提が動いた?
「急がないとダメ」
「私がやらなきゃ回らない」
「ちゃんとしてない私はダメ」
ここに気づけた時点で、
もう火は半分、鎮まっています。
消さなくていい。読めばいい。
感情をなくそうとしなくていい。
上手に扱おうとしなくてもいい。
ただ、
「これは何を知らせに来てるんだろう」
そのくらいの距離で見てみる。
焦りや不安は、あなたを困らせるために出てくるんじゃなくて、
あなたの中の前提を教えてくれるために出てくる。
火消しをやめると、
感情は“暴れるもの”じゃなくなって、
理解につながる手がかりになります。
まずは、息を吹き返そう
火消ししたくなるのは、あなたが弱いからじゃない。
守ってきたものがあるから。
消さなくていい。読めばいい。
通知を読むように、自分の前提をひとつだけ確かめる。
それだけで、息が吹き返ることがあります。
息が吹き返ると、視野が戻る。
視野が戻ると、今日を終える力が、少し戻ってきます。
もしどこかひとつでも引っかかったら、スキだけ置いていってもらえると嬉しいです。
また読みたいと思っていただけたら、フォローもぜひ。
焦りや不安が出やすい人ほど、同じところでつまずきやすい話を置いておきます。よければこちらもどうぞ。
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