とかく楽しい、地域と熱、繋がりを感じられる「2026 つがる市ネブタまつり」in 青森県つがる市
争うように鳴り響く笛と太鼓の音、その中から小気味好い手振り鉦の音が聞こえ始めて間もなく、巨大な灯籠が姿を現す。交差点の人だかりの前にやって来ると、灯籠が全容を見せつけるように周り、笛、太鼓、手振り鉦がお囃子を奏で、跳人が舞う。それが何度も何度も繰り返される。
一つ、また一つ。多種多様な巨大灯籠と賑賑しい笛、太鼓、跳人たち。熱のこもった高らかな掛け声。誇りを確かめ合うかのような叫び。舞、円陣、演奏。そうした練り歩きが10度繰り返された後、皆が広場に集う。
一団体ごとに町を練り歩いていたネブタ、笛、太鼓、跳人が複数団体入り乱れての喧嘩太鼓が始まり、広場が熱を帯びた喧騒に包まれる。お祭り騒ぎと表現すれば随分と安易だけれど、まさにお祭りを体現するような騒乱がその場を満たした。全ての団体が競演を終えての閉会式。
各団体への表彰の後に三本締めを会場に集まった全ての人々と行い、直後に花火が夜空に打ちあがる。その場に集まった全員が夜空を見上げ、「つがる市ネブタまつり」は幕を閉じた。幕引きは各団体による演奏と演舞をしながらの退出で行われる。だから祭り囃子が永遠にも思えるほどの時間続く。嗚呼、なんて好い時間だろうか。そう思いながら帰路につく。
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とかく楽しい。「2026 つがる市ネブタまつり」観覧記録 in 青森県つがる市
祭りって見て楽しいものなんだと思った。2026年7月28日。青森県内で最も早いねぶた祭りとなる、「つがる市ネブタまつり」の最終日を観覧した。7月26日からの開催だったけれど、日程の都合から最終日のみの観覧となった。
以前からねぶた祭りを見たいと思っていたけれど、宿の確保が難しいと感じ、半ば諦めていた。今回、つがる市を拠点に旅行企画などを行っている宮田観光を通じて宿泊可能な宿の情報を得られたため、念願の観覧が可能になった。
当日は、宮田観光のご厚意から「つがる市ネブタまつり」の観覧場所や内容について教えていただきながらの観覧となっており、初めての観覧であった一方で、困ることなく観覧を楽しめている。感謝するばかりである。
これまで祭りを見て楽しむという感覚が分からなかった。というよりも楽しいと思えなかった。けれど「つがる市ネブタまつり」を見ながら、嗚呼、祭りとは見ても楽しめるものなのか、と込み上げるような想いを抱いた。
「つがる市ネブタまつり」は、メディアなどでよく見られる青森市などの大規模なねぶた祭りと比べるととても小規模で、だからこそ昔ながらの地域の夏祭りを感じられる。それでいて、そこにある熱気は決して大規模なねぶた祭りに引けを取らないように思える。
止まない音、止まらない人々、見ているだけでも伝わる熱気。一年という月日がこの瞬間、この場に集約され、収束しているかのような膨大なエネルギーの放出を肌に感じられ、自然と胸が弾み、手や足が動く。
内側には入れていないけれど、それでも入りはまっているかのような心地になる。まさにお祭りという感じのする時間だ。だから見ているだけでもとにかく楽しい。胸の奥から込み上げてくるような楽しさが感じられる。嗚呼、自分は今この時間を心から楽しめている、そう思う。
笛・太鼓・手振り鉦のお囃子もネブタの光も動きも跳人や町の人々の舞も、そのすべて地域と繋がり、人々の営みの結びつきを感じさせ、どこか懐かしさを漂わせながらもまた来年集まることへの希望を見せてくれる。だからワクワクするし、ウキウキもする。とかく楽しい。
あまりの楽しさに人々が想い入れるのも、熱がこもるのも共感できるというものだ。一度見ただけでも来年も再来年もこの先ずっと見たいと思える。参加したくすらなる。なんて魅力的なお祭りなのだろうか。
「つがる市ネブタまつり」、観覧に訪れて、本当に良かった。
写真で見る「つがる市ネブタまつり」:2026年7月28日



















































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