令和5年賃金構造基本統計調査を年収で分析してみた。Part1
令和5年賃金構造基本統計調査は、厚生労働省が実施したもので、日本の主要産業で働く人々の給与実態にスポットを当てています。このデータは、政府機関のみならず、民間企業や研究機関でも広く利用されているんです。
調査結果は性別、学歴、企業規模、産業、職種、都道府県別など、多角的な視点から公開されています。
正直言って、この統計は少々読みづらいところがあります。月収や賞与のデータは詳細に記載されているのに、年収については言及されていないんですよね。背景には何かしらの理由があるのかもしれません。そこで、この複雑な統計を少しわかりやすく解説するシリーズをスタートします。あと自分のデータ分析の練習も兼ねています。
第1回目のテーマは「年齢別会社規模による年収分析」です。
まず、分析の前提条件からお話しします。
「企業規模」
調査労働者の属する企業の全常用労働者数の規模をいい、本概況では、常用労働者1,000人以上を「大企業」、100~999人を「中企業」、10~99人を「小企業」に区分している。
「給料」
①時間外勤務手当、②深夜勤務手当、③休日出勤手当、④宿日直手当、⑤交替手当は除く額面金額(残業ゼロで税引き前ってこと)
「年収」
算出方法は給料×12カ月+賞与としております。
「一般労働者」
いわゆる正社員です。
「学歴」は煩雑になるため分けておりません
分析結果
当たり前っていったら当たり前なのですが、下記のグラフや表を見れば一目瞭然です。
「大企業」は年収はよい。ちなみにこの結果は、全国、男女、学歴、産業別、職種別にもなっていない状態の結果です。
ただし65歳を超えた再雇用からはあまり差はありません。
次回以降さらに詳しく掘り下げてみたいと思います。

年齢-会社規模年収グラフ

年齢-会社規模年収表
