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AIと会話するだけじゃない。「AI酒場」って何なんだろうと思って調べてみた

最近、AIについて調べていると、ときどき「AI酒場」という言葉を見かけるようになりました。

最初は、

「AIと話せるチャットサービスのことかな?」

くらいに思っていたんですが、どうも普通のAIチャットとは少し違うらしい。

キャラクターを自分で作ったり、世界観を設定したり、AIに役を演じてもらったり。

しかも、会話だけではなく、物語そのものを一緒に作っていくような使い方もできる。

ちょっと気になったので、今回はその「AI酒場」について調べてみました。

そもそも「AI酒場」って何?

調べていて一番分かりやすかったのが、SillyTavernというツールです。

SillyTavernは無料・オープンソースのインターフェースで、これ自体がAIモデルというわけではありません。

ざっくり言うと、

SillyTavern=AIと物語を遊ぶための操作画面

という感じ。

実際に文章を生成するAIモデルは別に用意して、そこにキャラクター設定や会話履歴、世界観などを渡していきます。

このあたり、最初はちょっと分かりにくいです。

「SillyTavernをインストールすれば、すぐAIと話せる」

というものではなく、

画面を用意する → AIモデルを接続する → キャラクターを設定する

という流れ。

ここを知らないまま触ると、たぶん最初に「???」となります。

実際、Windowsへの導入からAPI接続、キャラクターカード、ペルソナ、世界書まで一通り調べてみた記事があったので、かなり参考になりました。

SillyTavernの使い方|AI酒場の始め方・キャラクターカードと世界書の作り方
https://airmore.ai/ja/ai-review/sillytavern-beginners-guide

こういう「最初に何をすればいいの?」という部分がまとまっていると、かなり入りやすいと思います。


普通のAIチャットと何が違うんだろう

ChatGPTみたいなAIなら、

「今日の晩ごはん何にしよう?」

「この文章を直して」

「旅行プランを考えて」

みたいに、基本的にはこちらの質問にAIが答えてくれます。

でもSillyTavernの面白いところは、AIに「誰として話すのか」をかなり細かく設定できること

例えば、

名前:ミラ
年齢:32歳
職業:海辺の宿屋の主人
性格:少し皮肉屋だけど面倒見がいい
話し方:短めの文章が多い
秘密:昔、この町を出ようとしていた

みたいな設定を作る。

そして自分は別のキャラクターとして会話する。

すると単なる「質問→回答」ではなく、

「このキャラクターなら、今どう返すんだろう?」

という遊び方ができる。

この感覚はちょっと面白いです。


「キャラクターカード」というものがあるらしい

さらに調べていて面白かったのが、キャラクターカード

キャラクターの名前や性格、話し方、背景、関係性などをまとめて、AIに「この人物として振る舞ってね」と伝えるための設定です。

つまり、

AIそのものを育てるというより、AIに演じてもらう役を作る

という感じ。

しかも、キャラクターだけではありません。

「自分はどんな人物として物語に参加するのか」というペルソナも設定できる。

さらに「世界書(World Info / Lorebook)」を使えば、

「この街にはこういう歴史がある」

「この人物とこの人物は昔から知り合い」

「この場所にはこういうルールがある」

といった設定を必要なときにAIへ渡すこともできます。

ここまで来ると、もう「AIチャット」というより、

簡易的なTRPGと小説執筆ツールの中間

みたいな感じがします。


これ、創作好きな人には結構ハマりそう

個人的に一番面白いと思ったのはここ。

例えば小説を書いていて、

「このキャラクターなら、この場面で何て言うんだろう?」

と悩むことってありますよね。

普通なら自分で全部考える。

でもキャラクター設定をAIに渡しておけば、

「この人物だったらどう返すか」

を実際に会話しながら試せる。

あるいは、

「この2人を同じ部屋に入れたらどうなる?」

みたいな実験もできる。

物語の続きをAIに丸投げするというより、

自分が登場人物の一人になって、物語を動かしてみる

という使い方ができるのが面白いところだと思いました。


ただし、思ったより「設定」が大事

ここは少し意外でした。

AIにキャラクター設定を渡せば、それだけで完璧にその人物を演じてくれる……というわけではありません。

設定を詰め込みすぎても扱いづらくなるし、逆に少なすぎるとキャラクターがブレる。

世界書を入れたからといって、AIがすべての設定を永久に覚えているわけでもありません。

なので、

「AIに物語を作ってもらう」

というより、

AIと一緒に設定を調整しながら遊ぶ

くらいの感覚のほうが近そうです。

このあたりは、普通のChatGPTの使い方とはかなり違います。


そして、地味に気になるのがお金

SillyTavern自体は無料・オープンソース。

ただし、実際に文章を生成するAIをクラウド経由で使う場合は、別途API料金などが発生することがあります。

しかも会話が長くなると、直前のメッセージだけではなく、キャラクター設定や世界情報、過去の会話などもコンテキストとして扱われるため、使い方によってはコストも変わってきます。

ここは「無料でAIと無限に遊べる」というイメージで始めないほうがよさそう。

最初は短い会話で試して、

「このモデルだとこういう文章になるのか」

くらいから始めるのがよさそうです。


スマホで普通に使うAIとは、ちょっと別ジャンル

SillyTavernについて調べていて感じたのは、

これはAIそのものより「AIを使って何をするか」のツールなんだな

ということ。

ChatGPTやGeminiなら、AIに質問して答えをもらう。

画像生成AIなら、プロンプトを入れて画像を作る。

SillyTavernの場合は、

キャラクターを作る

世界観を作る

AIを接続する

その世界の中で会話する

という流れ。

だから、AIを「便利な道具」として使う人より、

  • 小説を書くのが好き

  • TRPGが好き

  • キャラクターを考えるのが好き

  • ロールプレイが好き

  • 自分だけの世界観を作ってみたい

みたいな人のほうが、たぶんハマりやすい。


ちょっと触ってみたくなった

最初は「AI酒場って何だろう?」くらいだったんですが、調べているうちにだんだん分かってきました。

面白いのは、AIに「正解」を出してもらうためのものではないところ。

むしろ、

「この設定なら、AIはどう返してくる?」

を試すための場所に近い。

だから、使う人によって全然違うものになりそうです。

ミステリーをやってもいいし、

ファンタジーでもいい。

オリジナルキャラクター同士を会話させてもいいし、自分が物語の中に入ってもいい。

そう考えると、「AI酒場」という呼び方も意外としっくりきます。


まずは小さな設定から始めるのがよさそう

いきなり壮大な世界設定を作るより、

キャラクター1人
+自分のペルソナ1人
+舞台設定1つ

くらいから始めるのがよさそうです。

例えば、

「海辺の小さな宿で、宿主と旅人が失踪事件について話す」

これだけでも十分。

そこから、

「このキャラクターならどう答える?」

「ここで別の人物を登場させたら?」

と少しずつ広げていく。

こういう遊び方なら、AIに詳しくなくても意外と入りやすそうです。

逆に、最初から設定を何十ページも作ろうとすると、たぶん途中で力尽きます。

自分なら絶対そうなる。


AIって「答えを出すもの」だけじゃないのかも

今回SillyTavernを調べていて、個人的にはここが一番印象に残りました。

AIというと、

「仕事を効率化する」

「文章を書く」

「画像を作る」

「調べものをする」

みたいな使い方を考えがちです。

でも、

AIと一緒に架空の世界を遊ぶ

という使い方もある。

しかも、その世界のルールや登場人物を自分で決められる。

そう考えると、AIの使い道ってまだまだ広いなと思いました。

まだ実際に長時間遊んだわけではないので、「これが最高!」とまでは言えません。

ただ、創作やロールプレイが好きな人なら、一度触ってみる価値はありそうです。

まずは小さなキャラクターを一人作って、10分くらい会話してみる。

それだけでも、普通のAIチャットとはちょっと違う感覚が分かるかもしれません。


今回参考にしたもの

SillyTavernの導入から、キャラクターカード、ペルソナ、世界書、API接続、料金、プライバシーなどまで一通り整理されていたので、初めて触るならこのあたりから読んでおくと分かりやすいと思います。

SillyTavernの使い方〖2026年版〗AI酒場の始め方・キャラクターカードと世界書の作り方
https://airmore.ai/ja/ai-review/sillytavern-beginners-guide

自分もこういう「AIで何かを作る」というより、AIと一緒に遊ぶ系の使い方はもう少し掘ってみたいところ。

次は実際にキャラクターを1人作って、どこまで自然に会話できるのか試してみようかな。

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