文章による表現は、見えないものをそっと差し出す行為
noteに参加してからもうすぐ一年になります。実は今までにもいくつかのSNSを経験してきました。
十二年前、デジタル一眼レフカメラを始めた時、オリンパス社が運営するフォトパスに参加しました。会員はオリンパスカメラのユーザー限定ではないものの、ほとんどはオリ社ユーザーでした。共通の土壌があるので、とても居心地が良いプラットフォームでした。親しくなった方々とのオフ会にも二回ほど参加しました。それらの経験は、私の写真を少なからず向上させてくれたと思います。
しかし、残念なことにオリンパス社はカメラ製造から撤退し、フォトパスも終了しました。
他のSNSにも参加しましたが、どこか満たされませんでした。若い時に抱いた「小説を書きたい」という夢を実現できるのはここだなと思い、noteに参加しました。
画像に頼らず、動画もない発信。基本的には文字による表現です。
一年近く活動してきてわかったことがあります。
それは、
「文章による表現は見えないものを、そっと差し出す行為」
だということです。
小説でも、詩でもエッセイでも、それは共通しているのではないかと思います。
自分の主張を声高に訴えるのではなく、「そっと差し出す」それが、文字による表現を選んだ者の矜持であり、品性ではないでしょうか。
これからもnoteが、そんな温かい洗練された場でありますようにと願っています。
