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触れられない美しさ

昔は、
棘を持たない方が
愛されると思っていた。

でも、
棘をしまい続けた結果、
自分がすり減っていった。

このバラは
壊れやすい美しさを守るために
棘がある。

刺すためじゃない。
守るために、そこにある。

誰にでも触れられる必要はない。
誰にでも分かってもらわなくてもいい。

静かに咲いていられる距離を
選んでもいい。

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