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電気工事会社がサウナを作った!? ― 大和電業社「大分サウナ」に学ぶ、福利厚生と採用ブランディングの未来

サウナ好きが見つけた意外な出会い

今日、大分市に新しくオープンしたサウナに行ってきました。
規模は大きくありませんが、木の香り、落ち着いた照明、外気浴スペースの静けさ……そのすべてが上質で、「また来たい」と心から思わせてくれる空間でした。

大分サウナの外観

さらにラッキーなことに、この日は偶然お客さんが私一人。広々としたサウナを独り占めし、贅沢な時間を過ごすことができました。

帰宅後に調べてみると、運営は 大和電業社(公式サイト。しかもこの施設は 社員の福利厚生 としても活用されているという事実を知り、サウナ好きとしての感動と、採用担当としての興味が重なりました。


サウナのこだわりと細部の美学

まず感じたのは「内装に相当なお金がかかっている」ということ。壁材や照明、椅子や備品の選び方まで妥協がなく、ただの商売目的では到底ここまで投資できないと実感しました。

料金設定もまた絶妙です。高級路線に偏らず、それでいて安売り感もない。“継続して通いたいと思わせる価格帯”に設定されていて、運営側の誠実さを感じます。

さらに、細部へのこだわりも際立っていました。サウナ室でのリネンの香り、アメニティの選定やタオルの質感、館内に漂う清潔感。これらは「サウナを本当にわかっている人」がつくったと感じさせるもので、サウナ好きとしては非常に満足度が高いものでした。

少し狭いがセンスの良い脱衣室

加えて、月曜日は女性専用デーとして設けられていることも好印象。サウナは男性中心の文化と思われがちですが、女性が安心して楽しめる場を意識していることに誠実さを感じました。

→ 詳細は 大分サウナ公式サイトニフティ温泉の施設紹介 でも確認できます。


社屋とブランドデザイン

サウナだけでなく、本社社屋も近年新しく建て替えられています。フリーアドレスのオフィス、自由な服装や髪型といった制度改革と合わせて、「働く場所そのものがブランドになる」ようなデザインです。

旧社屋の横に洗練された新社屋

加えて、「大分サウナ」のロゴデザインも洗練されていて、建築や内装と一体感を持っています。単なる温浴施設のサインではなく、会社のリブランディングの一部としてデザインされたことが伝わってきました。

「大分県の代表的なサウナになる!」という意思表明のような名前

大分サウナという“企業文化の象徴”

大和電業社は創業65年を超える歴史ある会社ですが、次世代の経営陣が中心となり、働き方や企業文化を大きく変えてきました。

  • 有給休暇の30分単位取得

  • パパ育休制度

  • 柔軟な勤務体制

こうした制度改革と並行して生まれたのが「大分サウナ」です。つまりこれは、福利厚生施設であると同時に、企業文化を映す鏡なのです。


設計者の視点

設計を手がけたのは 高橋由美建築設計(公式サイト。多彩な分野で利用者視点のデザインを実践してきた建築家で、サウナでもその哲学が生かされています。サウナ・温泉・ジムという異なる機能を統合し、細部にまで配慮を行き届かせることで、利用者に「整う以上の体験」を提供しています。

ミニマルだが全ての物が上質なことに驚かされた

採用担当の視点から

採用の場で「社員が自由に利用できる自社サウナがあります」と言えば、それだけで空気が変わります。

  • サウナ好きな応募者には刺さる

  • 健康志向の人には安心感を与える

  • 家族から見ても「働きやすそう」と思える

つまり「大分サウナ」は、単なる福利厚生を超え、採用ブランディングの強力な武器になっているのです。


サウナ好きとしての実感

サウナに入って汗を流し、水風呂で体を冷まし、外気浴で夜空を見上げる。しかもその空間を独り占めできた今日の体験は、何より贅沢でした。

そして思いました。これはただの福利厚生ではなく、社員の心を癒やし、地域に価値を届ける「企業文化そのもの」だと。


まとめ

「電気工事会社がサウナを運営する」という意外性。その裏には、社員を大切にし、地域に新しい価値を生み出す大和電業社の姿勢がありました。

上質な空間、絶妙な価格設定、女性への配慮、新社屋やロゴに至るまでのブランド戦略。すべてが一貫して「社員と会社をより良くする」という理念に結びついています。

大分サウナは、サウナ好きとしても採用担当としても、多くの学びと刺激を与えてくれる施設です。
そして、これからの地方企業にとって「ユニークな福利厚生」と「地域に開かれた発信力」が採用力の大きな武器になるのだと実感しました。


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釘宮謙悟 「やさしさは、社会を面白くする。」そんな実践を発信していきたいと思っています。いただいた応援は、取材や書籍購入など次の発信のために活用させていただきます。