sumika Vermillon's さいたまスーパーアリーナday1参戦
革命前夜みたい…
VINCENTの演奏中、先導切って片腕を天高く突き上げる片岡くん、そしてそれについていく、たまアリいっぱいに集合した住人…かっこよくてしばらくぽーっとなっていたことを覚えている。
Vermillon'sのツアーが発表された時、跳ねるほど嬉しかった。しかしそれと同時に不安でもあった。当時は試験勉強中でかなり忙しく、精神が不安定になっていた。ライブに行く頃の私はどのような働き方をしているんだろう。お休みがとれるのだろうか。休日は一歩も家から動けず寝て過ごしているんじゃなかろうか…。そうやって頭の中で不安が渦を巻いて、一次抽選の機会を見過ごした。
ただ二次抽選のお知らせが届いたとき、休みなんてどんな手を使っても取ったらよろしい!sumikaに会えることを生きがいに、それまで仕事をがんばれたら良いんだ!とそれまでとは一転、強気な考えを胸に秘めた結果、6月28日土曜日開催、さいたまスーパーアリーナでのライブチケットを見事手にすることができたのであった。
6月28日まで私はとにかくめまぐるしい日々を過ごした。
職場環境がコロコロと変わり、慣れた頃には異動を余儀なくされた。
自分なんてだめだ…あの子と違って私は優秀じゃないから…そんなふうに何度も自分を責めた。問題から向き合うことを良しとしなかった。自分を責める方が考えるよりずっと楽だから。
「vermillion」がはじまって、目の前にきらめく楽器と、大好きなひとたち、会場いっぱいにひろがる音…生きてて良かったな、という気持ちがじわじわ滲み出て開始早々目に涙を浮かべてしまった。私にとっては生きてて良かった、そう思うためにライブに足を運んでいるんだよなと思い出した。生を強く感じる瞬間の一つだ。
何度も片岡くんが両腕をめいいっぱい広げて、私達を力いっぱい、それでい優しく包み込んでくれた。いつでも帰ってこれる、味方しかいない世界。sumikaに帰ってくれば棘がたくさんささった身体でも温かさによって芯からほぐれて棘は自然と抜けていく。
いつでも帰ってきてねとよく言ってくれるし、目を閉じたら今日の記憶に帰れるよ、隣にいるよと今回だって言ってくれたsumika。
精神的にギリギリで質問募集の際に、「どうしたら逆境の中でも毎日楽しめるか」みたいなことを送ってしまったけど、そんなの送るまでもなかった。答えは明白だった。辛いときも、楽しいときもsumikaと共に過ごせばいいだけだ。何も考えられないときはただ寄りかかっていたらいいんだ。気持ちが落ち着いたらゆっくり考えたらいい。
お席がステージから少し遠くて残念に思っていたけれど、メドレーのときに片岡くんがステージを降りて外周を初めて、もしかしてこっちに来る?!とスキップしたい気持ちになったが惜しくもアリーナ中央あたりで折り返してしまった。
そうしたらアンコール後の「Lovers」で今度は反対側から客席方面に歩いてきて、ついに私の目の前でしばらく止まった。多分、一瞬だけ私の心臓も…。最前ではなかったけれどもちょうど通路に隣り合っていた席で、まっすぐ片岡くんのご尊顔を拝むことが叶った。あれほど近くで相見えたのは初めてのことだった。ギャル顔に盛ってきて良かったと思った、恥ずかしくない。まっすぐ見れる。思いきり手を振って、手拍子ができる。
好きなことを好きな人としている自分を誇りに思っているsumikaの姿を見たら、私も自分の好きを閉じ込めているのはもったいないのかなと思ってきた。いつも「好き」、「やりたい」よりも「私にはできない」と言って踏み出さなかった。失敗することが、傷つくことが何よりも嫌だった。
次にsumikaに会うときには、自分の好きなことを全力でしていてそんな自分が大好きだ、かっこいい!と自信あふれる私でいたい。
好きになっちゃえばいいのに?ずっと好きだ!!
10時の方角を向いていたってその先に希望を見出して歩く
またあなたに会うために
