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2026年4〜5月、格闘技の歴史が動く。4大興行完全ガイド


2026年の春から初夏にかけて、日本の格闘技史に残るような大興行が4つも集中して開催される。UFC、ボクシング、ONE Championship——それぞれの舞台で、時代を代表する日本人ファイターたちが世界に挑む。視聴方法からアンダーカードまで、確認できた最新情報をすべてまとめた。


UFC 327 平良達郎、日本人初のUFC世界王者へ

⚠️平良達郎タイトルマッチ、ヴァン君の怪我の為5/10に延期

2026年4月11日(土)、アメリカ・フロリダ州マイアミのカサヤ・センターにて開催される。日本時間では4月12日(日)の早朝になる。プレリムが現地時間午後5時(日本時間4月12日午前6時)、メインカードが現地時間午後9時(日本時間4月12日午前10時)の開始予定だ。

今大会の最大の焦点は、コ・メインイベントに組まれたUFC世界フライ級タイトルマッチ。アジア人男子として史上初のUFC世界王者となったジョシュア・ヴァン(ミャンマー)に対し、ランキング3位の平良達郎が挑む。2025年12月のUFC 323では元王者ブランドン・モレノを2Rでパウンド連打によるTKOで下し、文句なしの挑戦権を手にした平良が、ついに夢のベルトに手を伸ばす。勝利すれば日本人初のUFC世界王者誕生という歴史的快挙となる。

メインイベントは、ペレイラがベルトを返上したことで空位となったUFC世界ライトヘビー級の王座決定戦。元王者でチェコ出身のイジー・プロハースカと、ニュージーランド出身のカーロス・アルバーグが激突する。プロハースカは2025年1月のUFC 311でジャマール・ヒルを3RでTKOに下して復活を果たした変幻自在の打撃系ファイター。アルバーグは元プロキックボクサーの爆発力を武器に9連勝中の新鋭で、現在ランキング3位。ベテランと新鋭の頂上決戦でもある。

アンダーカードには主要なものだけ挙げても、カーティス・ブレイズ対ジョシュ・ホキット(ヘビー級)、ドミニック・レイエス対ジョニー・ウォーカー(ライトヘビー級)、アザマト・ムルザカノフ対パウロ・コスタ(ライトヘビー級)、パトリシオ・ピットブル対アーロン・ピコ(フェザー級)、ケルヴィン・ガスタラム対ビセンテ・ルーケ(ミドル級)、ケビン・ホランド対ランディ・ブラウン(ウェルター級)、タチアナ・スアレス対ルーピー・ゴディネス(ストロー級)と、全13試合の充実した布陣となっている。

視聴はU-NEXTで全試合の生中継。31日間の無料トライアルを利用した視聴も可能。深夜〜早朝の配信となるため、事前の登録と準備をおすすめする。


Prime Video Boxing 15 那須川天心 vs エストラーダ

⚠️高見亨介vsアンヘル・アヤラは高見の体調不良により中止が決定。

2026年4月11日(土)、東京・両国国技館にて開催。開始は17:00の予定。UFC 327と同日開催という格闘技ファンには過酷な一日となる。

メインイベントはWBC世界バンタム級挑戦者決定戦。WBCランキング2位の那須川天心(帝拳)対1位のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)。勝者がWBC世界バンタム級王座への挑戦権を手にする。

那須川にとってこの試合は退路なき一戦だ。2025年11月の世界王座決定戦で井上拓真に敗れ、キックボクシング・MMAを含めた格闘技公式戦における初の黒星を喫した。今回の再起戦で元世界2階級制覇王者という実績ある強豪を相手に、完全復活を証明できるかが問われる。

迎え撃つエストラーダはキャリア18年目を迎える大ベテラン。元WBAスーパー・WBC世界スーパーフライ級王者、元WBAスーパー・WBO世界フライ級統一王者という輝かしい実績を持つ。現在35歳。3階級制覇を目指して高いモチベーションでこの試合に臨む。「踏み台にはならない」と公言しており、決して楽な相手ではない。

サポーティングカードも充実している。スーパーフライ級10回戦ではWBC世界スーパーフライ1位の坪井智也(帝拳)が元世界2階級制覇王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)と世界ランカー対決を行う。フライ級10回戦では前WBA世界ライトフライ級王者の高見亨介(帝拳)と前IBF世界フライ級王者のアンヘル・アヤラ(メキシコ)による前世界王者同士の再起戦が組まれている⚠️(高見亨介vsアンヘル・アヤラは高見の体調不良により中止が決定)。バンタム級10回戦ではアメリカを主戦場にする世界ランカーの秋次克真が日本初登場で、ホセ・カルデロン(メキシコ)と対戦する。他に132ポンド契約6回戦として久保寺啓太(帝拳)対クリサルディ・ベルトラン(フィリピン)も組まれている。

Prime Video(Amazon プライムビデオ)が帝拳プロモーションとの長期契約を締結し、この興行を「Prime Video Boxing 15」として独占ライブ配信する。プライム会員であれば追加料金なしで視聴可能。30日間の無料体験期間を利用しての視聴もできる。


ONE SAMURAI 1 武尊、最後の闘い

2026年4月29日(水・祝)、東京・有明アリーナにて開催。開場11:30、開始13:00の予定。

ONE Championshipが日本人ファイターを軸に展開する新シリーズ「ONE SAMURAI」の記念すべき旗揚げ大会。武尊の引退試合がこの歴史的な初回大会のメインを飾る。

メインイベントはONEキックボクシング・フライ級暫定王座決定戦(3分5R)。ロッタン・ジットムアンノン(タイ)対武尊による1年越しのリベンジマッチだ。2025年3月の前回対戦ではロッタンが1R1分20秒でKO勝利。武尊はその後2025年11月にデニス・ピューリックをTKOで下し、試合後のリングで涙ながらに引退を表明しロッタンとの再戦を直訴した。K-1三階級制覇を果たし、那須川天心との世紀の一戦を戦い抜いてきた武尊の格闘家人生が、この一夜で幕を下ろす。武尊は「格闘家としての最後の日に何が何でも勝って全部ひっくり返す」と意気込みを示している。

その他のタイトルマッチも非常に充実している。ONEバンタム級キックボクシング世界タイトルマッチでは、ONE3連勝中の与座優貴(TEAM VASILEUS)が王者ジョナサン・ハガティー(イングランド)に挑戦する。ONEフライ級MMA世界タイトルマッチでは、フィニッシュ率93%を誇るアバズベク・ホルミルザエフ(ウズベキスタン)を相手に、現王者の若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)が初防衛戦に臨む。さらにONEアトム級ムエタイ世界タイトルマッチでは、昨年11月の日本大会で日本人初のONEムエタイ世界王者に輝いた吉成名高(エイワスポーツジム)が、2023年にKOで下したソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)との約3年ぶりのリマッチで初防衛戦に挑む。

タイトルマッチ以外の注目カードとしては、フェザー級キックボクシングで海人(TEAM F.O.D)が元K-1スーパーウェルター級王者マラット・グレゴリアン(アルメニア)と対戦。女子MMAでは平田樹がリトゥ・フォガット(インド)と、三浦彩佳が澤田千優と、それぞれアトム級で対戦する。ストロー級MMAでは山北渓人と黒澤亮平という元パンクラス王者同士が激突。キックボクシングでは陽勇対内藤大樹の日本人対決、和島大海対リカルド・ブラボ(アルゼンチン)のフェザー級マッチ、黒田斗真対田丸辰のアトム級マッチ、士門対ジョハン・ガザリのムエタイフライ級マッチと、現時点で全15試合が組まれている。

視聴はU-NEXT独占ライブ配信。地上波・BS・CSでの中継はなく、U-NEXTのみでの視聴となる。31日間の無料トライアルも利用可能。


東京ドームダブル世界タイトルマッチ 井上尚弥 vs 中谷潤人

2026年5月2日(土)、東京ドームにて開催。開場12:30、開演15:00の予定。メインイベントの開始は19:30〜20:30頃が見込まれている。

イベント正式名称は「NTTドコモ presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 井上尚弥 vs 中谷潤人」。ボクシング4階級制覇・2階級四団体統一王者の井上尚弥と、3階級制覇を無敗のまま達成したWBA・WBC・WBO世界スーパーバンタム級1位の中谷潤人。両者を合わせると64戦64勝51KOという驚異的な無敗対決が、東京ドームという舞台で実現する。日本ボクシング界が初めて迎える「日本人無敗王者同士の頂上決戦」であり、長く語り継がれる一夜になるだろう。

セミファイナルもタイトルマッチだ。WBC世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)が、元世界4階級制覇王者でWBC同級4位の井岡一翔(志成)を相手に初防衛戦を行う。那須川天心戦から続く拓真のバンタム級制覇ストーリーに、レジェンド・井岡が立ちはだかる。

アンダーカードは全7試合。武居由樹(大橋)がスーパーバンタム級でワン・デカン(中国)との再起戦に挑む。OPBFウェルター級タイトルマッチでは、同じ24歳でウェルター級の世界を目指す田中空(大橋)と佐々木尽(八王子中屋)が東京ドームという大舞台で激突する。双方が「日本人初のウェルター級世界王者」を目指す者同士の決戦であり、興行の中でも特に注目度の高い一戦だ。フェザー級10回戦ではWBA世界フェザー級13位の阿部麗也(KG大和)と下町俊貴(グリーンツダ)が対戦。OPBF&WBOアジアパシフィック・スーパーミドル級タイトルマッチではユン・ドクノ(韓国)対森脇唯人(ワールドスポーツ)、WBOアジアパシフィックフライ級タイトルマッチでは富岡浩介(RE:BOOT)対田中将吾(大橋)が行われる。

視聴はLemino(レミノ)でPPV独占生配信。PPVチケットは事前販売が6,050円(税込)、当日販売が7,150円(税込)。見逃し配信は試合終了後から5月31日まで対応している。「ドコモMAX」または「ドコモポイ活MAX」の契約者は追加料金なしで視聴できるため、対象の方は二重課金に注意してほしい。チケットはチケットぴあで販売中。


4大興行の開催日程と視聴方法まとめ

UFC 327は4月12日(日)早朝・アメリカ・マイアミ開催、視聴はU-NEXT。那須川天心 vs エストラーダは4月11日(土)17:00・両国国技館、視聴はAmazon Prime Video(プライム会員なら追加料金なし)。ONE SAMURAI 1は4月29日(水祝)13:00・有明アリーナ、視聴はU-NEXT独占配信。井上尚弥 vs 中谷潤人は5月2日(土)15:00・東京ドーム、視聴はLemino PPV(事前6,050円)。

4月11日だけでUFCとボクシングが同日開催という、格闘技ファンには選択を迫られる一日もある。それぞれのサービスの無料トライアルや事前購入の締め切りを早めに確認しておくことをおすすめする。


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