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26年9月6日 【お客さんに喜んでもらう戦略の話】

朝の散歩で声をかけられました。あまり声かけられないので、一瞬戸惑いましたが、「法テラスに行きたいのですが、どっちですか?」と、道を聞かれました。

GoogleMapを開くと850m、12分。自分の母と同じくらいの年代に見えたので、散歩が目的だったから、「お連れしますね」とご一緒することにしました。

道中、ずっと話かけられました。湯河原在住、二宮に娘さんがいる、お母様は最近105歳で亡くなられて、趣味は旅行。色々と行ったけど、これまで最高の思い出は、横浜からの「日本丸」で行った北海道。でも最近は旅行に行けていない、と。

「今日はなぜ法テラスなのか」と聞くと、医療費控除が受けられないとのこと。金額は1万円弱。

「一万円は大きいわよ」

その一言にハッとしました。

観光業に携わる身として、つい見落としていました。インバウンドでも国内観光でも、旅行者はある程度の余裕資金があると無意識に想定していました。でもそういうお客さんだけではない、と。

ビジネスの定石で考えると、金持ちを狙え、となる。実際、うちの商品の性格上も贅沢品がほとんどなので、比較的お金に余裕のある層がメインなので、そう判断するのは合理的です。

ただ——

日本を支えてくれた人たちが、高齢になってなお、1万円で頭を抱える現実が目の前に。余生を楽しむべきはずな方々が、日本の銀行預金の総額は1200兆円あるけど、持ってる人が多いいので、その分持ってない人も多くなる。

一方で、昨晩のユニフォームネクストの横井さんの戦略勉強会で「真似されないビジネスモデルをどう作るか」という話を聞きました。結論は「お客さんを喜ばせること」。シンプルです。戦略そのものにお客さんをよころばせることを入れることで、模倣困難をつくり、競争優位を保つ。

歩く速度の違いは歴然で、結局20分以上かけて法テラスに着きました。自分の母も旅行が楽しみだと言い続けます。物価高の中で、やっとのことで旅に出ている人がこんなに多いんだ、ということを今日まさに実感しました。

「お金がなくても喜んでもらえるサービスをどう作るか」「少ないお金でも笑顔になってくれるビジネスは何か」——これが、これからの問いになります。

うちは今、絶好調です。

でもそれは、余裕のあるお客さん方に甘えてるだけかもしれない。

そもそも、自分が経営者を志した小学校4年生、はじめて読んだ本は水道哲学で有名なpanasonic創業者の松下幸之助さん。

一部のお金持ちから儲けたいから、商売を始めたわけではありません。

どんな人でも、笑顔にして満足してもらえるような、商品やサービスを作りこんで行きたい。そう思いました。

横井さん、ありがとうございました!

良い戦略立てて、負けずに時価総額1000億目指します!

お母さん、ありがとうございました!

長生きして旅行たくさんして楽しんでください!もっと商売がんばります!!