裕泉堂歌会こぼれ筆 2026年9月裕泉堂歌会レビュー記事
梶間和歌が講師を務める「裕泉堂歌会」の、開催後レビューポストや記事、関連対談などをまとめております。
詠歌上のコツや注意事項など、特に初心者さん向けにまとめたものが多めです。
歌会そのものにご興味のない場合でも、お歌を詠まれる方にとってはお役に立つ部分があるかなと思います。
もちろん、これらを読んで興味を持たれた方の歌会へのご参加も大歓迎です。
主宰は三鷹古典サロン裕泉堂さま、講師は梶間和歌が務めております。

裕泉堂歌会こぼれ筆 2026年9月
2026年9月歌会レビューポスト
9月の #裕泉堂歌会 も無事開催できました。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
ご参加の皆様、主催の吉田裕子さん、いつもありがとうございます。
・助動詞「き(連体形「し」)」は同日中の過去を表さない。前日以前の過去を表す助動詞
・しかし、読者にその知識がないと……
・特に現代短歌だと……(自粛) pic.twitter.com/n7zgjlFoKV
・嘆かわしい現実を嘆いてもなにも変わらないので、私にできる発信を粛々と続けます。皆様、受け取ってください
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
・ドリカムからの年月
・効果的なオノマトペ
・読者が内容を知っていてわかったとしても、文法的にその意味にならないならダメでは……?
・定型は守ったほうがよいですよ(控えめ)
・「山並み」は遠景
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
・作中主体はどこにいる?
・因果関係のない事象を並べられても、人間はそこに因果を見ようとする
・それを活かして絶妙な配置をするのが詩歌
・「そりゃそーだ」と言わせる因果関係では詩にならない
・ツノはお腹につけない
・「娘(こ)」「亡父(ちち)」のようなルビを許容するかどうか
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
・助詞を省きすぎる難と、同じ助詞を繰り返し使う難と、どちらを取るか……
・誰を詠歌上の基準とするかはとてもだいじ
・文語と口語のミックス以上はまだ許容されるが、旧仮名遣いと新仮名遣いのミックスを許容する人はほとんどいない
・初心者が前衛歌人を基準にするとバグる
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
・しかし初心者は、基準のその人が歌壇のなかのどのあたりに位置する人か判断する能力を持っていない
・難しい……この問題は本当に難しい……
・ひとりで客観視に至るのは難しいので他者の意見(それも複数)を求めるか、ひとりで客観視するため食わず嫌いせず手当たり次第読み漁るか
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
・難しい……この問題は本当に難しい……#歌の詠み方
初期の後鳥羽院、定家さんの前衛和歌に衝撃を受けて、
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
「パクリやん」「好きすぎやん」みたいな本歌取り含め、かなり影響を受けていましたね。
丸谷才一でしたか、
「現代でも文学の初学者ほど最新のものにハマりがち」
という旨のことを述べていた記憶が(もし丸谷才一でなかったらすみません)
後鳥羽院は、そこから彼独自の帝王ぶりに向かっていったわけですが……。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
あと彼の場合自分が歌壇の基準を作るだけの権力というか、力があったわけなのであれでよくて、
現代人は安易に真似してはいけないんだよな……。
次回 #裕泉堂歌会 は10月6日(火)20時から。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
レギュラー参加の方もお久しぶりになる方も初めての方も、お待ちしております。https://t.co/flmDEje5Ef pic.twitter.com/uaIyC8s2nW
過去に一度でも #裕泉堂歌会 に参加されたことのある方には、こちらもぜひ。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 2, 2026
裕泉堂歌会の合同歌集を創ることになりました。
ぜひお寄せください。https://t.co/aaZ3SFUHGr
最近の #歌の詠み方 ポスト
・命令形は強いし、独りよがりにもなりやすい
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 27, 2026
・初句切れの命令形など、読者を引かせるおそれもある(上手くやればもちろんOK)#歌の詠み方
・平安時代の恋の訴え方は、現代だとXに晒されかねない(当時は、それでよかった)https://t.co/twQdiPd7cS
たしかに天才が努力したら誰も追いつけないのだけど、
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 19, 2026
少なくとも凡人は、努力するしかないよ。#歌の詠み方
「『が』は濁った音で強いし、『は』とするとニュアンスが変わるから、『の』を使おう」
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 16, 2026
という安直な置き換えで助詞を考える方がいますが……。#note #和歌 #歌の詠み方
「の」は「が」の言い換えではない ~京極派スペース抄~|梶間和歌(令和の京極派) https://t.co/u02f3PtH9x
問:なぜ実力もないくせにカッコつけようとするのか?
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 15, 2026
解:実力がないから。#歌の詠み方
裕泉堂歌会添削について
裕泉堂歌会こぼれ筆アーカイブ
裕泉堂歌会向けプチ講義動画
裕泉堂歌会に参加する
裕泉堂歌会は月に一度、火曜夜にオンラインで集う歌会です。
アーカイブ視聴も可能なので、時間や場所を問わず安心してご参加いただけます。海外からのご参加もありますよ。
初めての方も、久しぶりになる方も、もちろん常連の方も、お気軽にどうぞ。
主宰は三鷹古典サロン裕泉堂さま、講師は梶間和歌が務めております。
講師経歴
玉葉風雅見ざる歌詠みは遺恨のことなり。
1986年、島根県生まれ。
2009年~13年、自作の詩歌の対面販売に従事。
2012年、近代短歌に触れて短歌を詠み始める。
その年の夏、式子内親王の和歌に衝撃を受け、古典和歌、特に中世の新古今和歌、京極派和歌に傾倒。
2014年、ながらみ書房『短歌往来』3月号「今月の新人」に作品寄稿。
2020年、ながらみ書房『短歌往来』4月号の特集に評論寄稿。
同年5月、私家版歌集『生殖の海』上梓。
2021年、現代短歌社「現代短歌新聞」4月号「島根県の歌人」に作品寄稿。
2022年、ながらみ書房『短歌往来』8月号に作品寄稿。
2023年、ながらみ書房『短歌往来』9月号に作品寄稿。
2023年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和4年入選。
2024年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和5年古事記編纂1300年記念大賞、令和6年城南宮・鳥羽殿賞受賞。
2025年、ながらみ書房『短歌往来』4月号に作品寄稿。
2025年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和7年入選。
2026年、ながらみ書房『短歌往来』2月号、3月号に作品寄稿。
2021年~22年、オンライン講座「歌塾」講師。
2023年~、裕泉堂歌会講師。
新古今和歌と京極派和歌の良き読者を増やすことを生涯の仕事とする。
心の友は藤原定家、心の師は永福門院と光厳院。(2026年現在)
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noteをはじめとした梶間和歌の和歌活動は、
メンバーシップ・チップ・寄付や有料コンテンツの購入などで支えてくださる皆様のお力で成り立っています。
お寄せいただいたご支援で生活を回しながら、和歌(特に京極派和歌)の発信をし、
また和歌にゆかりのある土地を旅してレポートを書いたり、歴史の勉強をしてエッセイを書いたりしてきました。
皆様のご支援があってこそ、多くの記事やコンテンツを無料または低価格で届けてこられましたし、これからも届け続けることができます。
「梶間和歌の活動や生き方に意義を感じている」
そして
「経済的に余裕がある」
という方には、この活動の維持メンバーとしてご参加いただけましたら幸いです。
noteのチップやメンバーシップなど、 ご無理のない形でお力添えください。
寄付という形に躊躇のお気持ちがありましたら、低価格のコンテンツのご購入という形でも等しく有難いです。
もちろん、あなたが作品や記事を読んでくださること、私の発信を受け取ってくださること、それ自体が私にとって大きな力。
経済的に余裕はないが価値や意義を感じている――そんな皆様からのスキやシェアなどにも、あらためて、心より感謝申し上げます。
皆様に頂いた支えを、これからも和歌をはじめとした人文知の発信という形で社会に還元してまいります。
今後とも、あなたはあなたの領分において、私は私の領分において、ともに世界を美しくしてゆきましょう。
この記事を書いた人


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