Z世代の「理想の青春」は幻想の中にしか存在しない
はい、というわけで本日もマシュマロ回答やっていきましょう。今回のご相談はこちら。

ざっくりひと言でまとめると、「幸せな青春を送りたいのに送れていない。どうすれば良いか」というご相談ですね。22歳の若者らしくて大変良いと思います。皮肉とかではなく。
これね、相談者さんだけでなく、かなり多くの若い世代が抱えてる葛藤なんですよ。今回の相談者さんみたく「幸せな青春」と言う人もいれば、「若者らしい生活」とか「健常者」とか表現する人もいる。まぁ主旨は同様でしょう。今の自分の暮らしはどこかおかしい。澱んでる。暗い。幸せじゃない。若者らしくない。青春らしくない。その生活を変えたい。そう望んでいると。
ここまでは良いんですよ。問題は、こういうこと言う人たちが考える「理想の青春」のイメージなんですね。きわめて辛辣なことを言うんですが、みなさんが想像する「あるべき青春」像って、参照ソースがラブコメ漫画とかブルーアーカイブであることが極めて多いんですよ。
要はこういうやつじゃないですか。中学高校のクラスメイトとすったもんだあった挙句に付き合って、夏は浴衣着て縁日行って花火を見たり、冬は初詣に行っておみくじ引いて一喜一憂したりする。そういうありふれているけどかけがえのない瞬間をひとつひとつ積み重ねていって、単行本7巻くらいのタイミングで幸せなキスをして、最終巻のエピローグでは結婚して子供を作ってる。無論のこと相手は自分と付き合うまで処女。「幸せな青春」というワードを使う人たちの最大公約数的な「青春」イメージというのは大体のところこんな感じだと思います。
でもね、はっきり言ってしまうんですけど、こういうラブコメ漫画やブルーアーカイブに出てくるような青春ってもう存在しないんですよ。言ってみればラブコメというのは一種の「時代劇」なんです。ああいう恋愛模様というのは1980年代から2010年代前半ごろまでのごく限られた時期にのみしか存在してません。実際のリアルワールドではこの手の理想化された「青春」は急速に影を潜めてるんです。
統計的にもこれは明らかになっています。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?

