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THE END

最近ヘヴィロテしてます。ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンがMammothとしてリリースした最新アルバム「THE END」。以前はMammoth WVHと名乗っていました。Mammothは父親のかつてのバンド名に由来します。
(彼の名前はいろいろな読み方ができると思いますが、ここではウルフギャングで統一します。)

ウルフギャングはご存じエドワード・ヴァン・ヘイレンの愛息です。彼の存在は何となくは知っていても、ヴァン・ヘイレン時代にプレーヤーとしての彼を意識した事は実はありませんでした。Alter Bridgeのギタリスト、マーク・トレモンティのソロプロジェクト「トレモンティ」のツアーベーシストがブライアン・マーシャルからウルフギャング・ヴァン・ヘイレンに変わった時に、不思議な人脈だとは思いましたがちょっと身近な存在になりました。彼はトレモンティの2枚のアルバム制作に携わった後、自身のソロアルバムの制作や病状が悪化した父親と過ごすために脱退したと思われます。

その後彼のことは追ってはいなかったのですが、今回サードアルバムに先駆けてリリースされたアルバム同名曲「The End」のミュージック・ビデオで彼の名前を再び聞くことに。その情報はミュージックビデオに出演しているマイルス・ケネディのSNSから伝わってきました。マイルスが出演しているというだけで興味津々で観たところ、つっこみどころ満載の内容もさながら、キャッチーなメロディを一聴して気に入りました。意外とハイトーンめなヴォーカルもなかなか良いし、(日本ではライトハンド奏法で馴染んでる)タッピングは父親を彷彿とさせるし。この曲が収録されているアルバムが出たら聴いてみたいと思いました。

ロバート・ロドリゲスが監督したこのミュージック・ビデオは映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」と、マイケル・ジャクソンの「スリラー」、ヴァン・ヘイレンの「Hot for Teacher」のミュージックビデオのオマージュが含まれています。ダニー・トレホ、スラッシュ、マイルス・ケネディ、ヴァレリー・バーティネリ(彼の母)がカメオ出演しています。ダニー・トレホはロバート・ロドリゲス監督作品の常連ですね。

アルバムはすべての演奏を彼1人で行っているので、ビデオでバンドメンバーとして出てくる人たちはツアーメンバーです。この中の2人が以前から知っている人たちだったのでちょっと驚きました。ドラムスのギャレット・ウィットロックは元トレモンティバンドのメンバーですし、フランク・シドリスはSMKC(Slash featuring Myles Kennedy and the Conspirators)のギタリストです。結局、どっちもAlter Bridgeに繋がります。

2回目のりんご狩りの帰りにタワーレコードで「THE END」のCDを購入してきました。もちろんサブスクでフル試聴しての結果ですが、最後まで一気に気分良く聴けるアルバムで気に入っています。彼のアルバムを聴いてもヴァン・ヘイレンのことはほとんど思い出しません。それくらいに音楽性は類似していません。私は彼の音のほうが好きですね。実はそこまでヴァン・ヘイレンは好きでもなくて(ちょっとドラムのドスドスが苦手、きっかけもスティーヴ・ヴァイがデイヴのバンドに加入したことなのでかなり邪道)、今は聴くことがほとんどないのです。ヴォーカルの違いも大きいかもしれないです。彼の曲はどちらかといえば、オルタナティブ・ロックや、影響を受けたと思われるポスト・グランジなどに分類されるタイプの曲だと思います。彼自身の嗜好がかなり反映されていると感じます。Alter Bridgeが好きな人はきっと気に入ります。すんなり馴染んでしまったのは、プロデューサーがMichael “Elvis” Basketteであることも影響しているかもしれません。彼はAlter Bridge、SMKC、Sevendustなどマイフェイバリットなアーティストのアルバムをいくつもプロデュースしているので耳が慣れたのかも。

他に曲をいくつか紹介します。

2ndシングルは「The Spell」。実際、彼がすべての楽器を演奏しているのでこういう感じなんでしょうね。


3rdシングル「I Really Wanna」。
この曲はちょっとVan Halenを思い出しました。


4thシングル「Same Old Song」。


第64回グラミー賞のBest Rock Song(最優秀ロックソング)にノミネートされた「Distance」。父親に捧げた曲として知られています。ホームビデオの映像を繋いで作られたミュージックビデオは、息子の成長とそれを見守る家族の温かさでじーんとします。

ホームビデオに1991年11月24日の映像がありますね。偶然にしても・・・


おまけ。
「The End」のオマージュもとネタ。
机並べてその上をギター弾きながら歩くエディバージョン。


マイルス・ケネディがMammothのライヴにゲストヴォーカルで共演した時の映像。マイルスが歌ってもしっくりくるのはさすがの歌のうまさかな。
Mammoth II収録「Take a Bow」良い曲。


Mammothは7月9日からクリードのUSツアーでサポートアクトを務めた後、10月31日からマイルス・ケネディ(ソロバンド)をサポートに迎えてヘッドライナーとしてツアー中です。確認したらAlter Bridgeの2023年の「Pawns & Kings」ツアーでSevendustとMammoth WVHが一緒に回っていました。日本じゃ絶対観られないラインナップは垂涎ものです。こういう横の繋がりもあるんでしょうね。全部観たいバンドばかりだけどAlter Bridgeだけでも来日してくれないかな。


ウルフギャングも参加しているトレモンティのセカンドアルバム「Cauterize」の割れたCD。ケースから取り出そうと隙間に指を入れて剥がそうとしたらしたら張り付きがキツすぎて割れました、聴く前に。買ったばかりのものを2回も購入する気になれなくて、結局は音源をiTunesストアからダウンロードしました。

割れるなんて思ってなかった
これ以降、力加減に注意するようになりました