失敗したときに効く|子どものやる気を奪わず、考える力を育てる言葉10選
はじめに
私たちはつい、
「頑張った?」「なんでできなかったの?」と、
結果や能力を評価する言葉を先に出してしまいます。
でも近年の教育・心理学では、
能力ややる気は固定されたものではなく、
経験や関わり方によって変わる
という考え方が支持されています。
でも、心理学や教育研究の分野では、
人の能力や思考のクセは“固定されたものではない”
という考え方が、長年研究されています。
この考え方を広く知られるようにしたのが、
スタンフォード大学教授の キャロル・ドゥエック博士(Carol Dweck) です。
ドゥエック博士の研究では、
「才能は変わらない」と信じている人よりも、
「経験や工夫で伸びる」と捉えている人の方が、
失敗を学びに変え、挑戦を続けやすいことが示されています。
また、
ニューヨーク州立大学教授の ピーター・ジョンストン博士(Peter Johnston) は、
子どもへの日常的な声かけや対話が、
「自分はどう考える人間か」という
アイデンティティそのものを形づくると指摘しています。
つまり、
子どもを変えようとする前に、
私たち大人がどんな言葉で関わっているかが、
子どもの思考の土台を作っている、ということです。
この考え方をベースに、
理論を“知識”で終わらせず、
日常で使える言葉に落としたものが、
この声かけ集です。
才能や頭の良さを褒めるのではなく
失敗・試行錯誤・過程にどう言葉をかけるかで、
子ども自身の「考え方のクセ」を育てていく視点で構成しています。
正解を教えるほど、子どもは考えなくなる
失敗したとき、
すぐに正解を教えてしまうと、
子どもは「考える前に答えを待つ」ようになります。
逆に、
・どこまでできたか
・何が難しかったか
・次に変えられることは何か
こうした問いを渡されると、
子どもは失敗を「終わり」ではなく
「途中経過」として捉え始めます。
今回の声かけは、
うまくいかなかった場面に限定してまとめました。
子どもが失敗したときの声かけ10パターン
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