The Whole Self Exhibition~理念を生きる"わたし"の生き方展~
2026.04.28にアトリア参宮橋にて開催された
The Whole Self Exhibition~理念を生きる"わたし"の生き方展~
平日の日中開催にも関わらず100名以上の方にご来場いただき
大盛況にて迎えました。




参加者の皆さんから
「会社の半休を取って来たけど、本当に参加して良かった」
「会場にいる皆さんが本当にイキイキしていた」
「素敵なコミュニティだと思った」
「私も理念を生きたい、と感じさせられた」
そんな声を数多くいただきました。

アトリアコミュニティ主宰・クループロデューサー 井尾佐和子からのメッセージ

今回の場が「満ちた」と感じられた理由について、改めて振り返ったときに、ひとつ明確に言えることがあります。
それは、このイベントが“誰かに依頼された仕事”として
運営されたものではなかった、ということです。
中心にいたのは、クルーと呼ばれるメンバーたち。
彼らは業務委託として契約された存在ではなく、
この場の理念に共感し、自らの意思で関わっている人たちです。


そして何よりも大きかったのは、彼ら自身が「自分の理念を生きる」ということに向き合っている当事者であったということ。
誰かの指示を遂行するのではなく、「この場をどう在らせたいか」「自分はここで何を体現するのか」そうした問いを一人ひとりが持ちながら、場づくりに関わっていた。

その在り方そのものが、場の質を決定づけていたのだと思います。
理念に共感している、というだけでは足りない。
その理念を“自分の生き方として引き受けているかどうか”
今回の場には、その覚悟のようなものが静かに通底していました。

だからこそ、参加者もまた、自分自身の内側に自然と意識が向いていった。
外側から与えられた熱量ではなく、内側から立ち上がる問いによって、空間が満たされていったのだと思います。

このコミュニティは、「理念を掲げる場所」ではなく、「理念を生きようとする人同士が、互いを応援し合う場」です。
その関係性が、今回のイベントという一つの形を通して、はっきりと現れた。それが、「満ちた場」の正体だったのではないかと感じています。
ただ、クルーの自律性について、「最初からあったものではない」というのは、とても大事な前提です。
今回の場の質を見て、「この人たちはもともと意識が高いから」とか、「特別な人たちだから」と捉えてしまうと、本質を見誤る。
そうではなくて、そこには明確に“デザインされたプロセス”があります。

ただし、それは一般的にイメージされるようなマニュアルやルールではありません。
もっと静かで、もっと日常に溶け込んだものです。
私はそれを「日常のサイクル」と呼んでいます。
日々の関わりの中で、どんな問いが立ち上がるのか。どんな言葉が交わされるのか。
どのタイミングで任せ、どのタイミングで手放すのか。
一つひとつは小さなことかもしれないけれど、その積み重ねが、気づいたときには「自律的に動く人」を生み出している。
つまり、自律性とは“個人の資質”ではなく、“関係性の中で育まれるもの”なのだと思っています。

そしてもう一つ大事なのは、その根底にある「ソース」の存在です。
どこからその場が立ち上がっているのか。
誰のどんな意志が起点になっているのか。
このソースが曖昧なままでは、人は本当の意味で自分の意志を発揮することができません。
逆に言えば、ソースが明確であるほど、人は安心して自分自身を差し出せるようになる。



今回のイベントは、その「日常のサイクル」と「ソースの明確さ」が、ひとつの形として現れた場だったのだと思います。

そして今、このコミュニティ(カンパニー)デザインの方法と、その根底にあるソースの在り方について、ようやく言語化できる段階に来ました。
自分でコミュニティをつくりたいと思っている人。
あるいは、まだ言葉にはなっていないけれど、「人が集まる場」に何か可能性を感じている人。
そうした方々に向けて、今回の実践の裏側にある構造や意図を、ひとつのかたちにまとめています。それが、「雑誌」という形です。
単なるノウハウではなく、思想と実践、その両方を手渡せるものとして。この場で起きていることが、誰かの中で再び立ち上がっていく。
そんな循環が生まれていくことを、静かに願っています。
この雑誌をクラウドファウンディングで共有をさせていただきます。
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