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麻薬王ウォルター・ホワイト(ハイゼンベルク)一周回って善人説

※大ネタバレアリ


世界で一番面白いドラマを知っていますか?そうです。ブレイキング・バッドです。最終話までみた余韻に浸りつつもウォルターに同情したりしなかったり。今まで見たドラマで一番面白かったし、今まで見たドラマで一番見入りました。見ている間は四六時中ブレイキング・バッドのことを考えていました。個人的にウォルター・ホワイトはめちゃくちゃ好きです。かっこいいです。いつも覚悟が決まっていて、仲間がやられると必ず報復をするし、一番仲間思いだったと思います。
お気に入りのシーンはたくさんあります。
say my nameは言わずもがなかっこいい。
ハイゼンベルクが王の風格を出すシーンはどれも痺れます。
stay out of my territoryもかっこよかった。かっこよすぎた。このシーンが好きすぎて、いつもスーパーを出るときはstay out〜のときの顔を作っています。

求めすぎてすべてを失うというのはあまりに可哀想ですが、ハイゼンベルクレベルの極悪人ならば妥当かもしれません。ウォルターが関わった人間の大半が死んでいるのがまた面白いところです。

しかし、突然とあることを考えました。

ウォルター・ホワイト一周回ってめっちゃいいやつ説です。

普通に考えて大罪人で、善人ではないのですが、一応考えてみます。
犯罪を認めるとか個人的に好きだからとかそういうわけではなく、社会やDEAの視点から見てということです。

結論 大罪人は大罪人

あらすじ
超極悪人の麻薬王ハイゼンベルクことウォルター・ホワイト。ニューメキシコ州アルバカーキに住む化学の教師は家計のために教師をしながら洗車場でバイトをするも生徒やオーナーに馬鹿にされてしまう。また、家計が圧迫しているのにもかかわらず娘も産まれることに。そんな時にウォルターを襲ったのはガンの診断と余命宣告。残りの短い人生でどうすればお金を残せるかを模索し、カクカクシカジカで麻薬を作ることに。そこから色々巻き込まれていくも、麻薬帝国を築き上げます。
詳しくはドラマを観ましょう。

ウォルター・ホワイト 殺人リスト
1 エミリオ
2 クレイジーエイト
3 ジェーン?
4 ギャングのガキを殺したガスの手下①と②
5 ゲイルベティカー
6 グスタボフリングと付き人
7 ヘクターサラマンカ
8 ガスの手下2人
9 マイクエルマントラウト
10 ガスの麻薬関係の人々10人
11 ジャックたち6人
12 リディア
  
  ウォルター・ホワイト


怖すぎ

I am the one who knocks.
痺れますねぇ

一人一人見ていきます。

1 エミリオコヤマ

エミリオ

2 クレイジーエイト

右がクレイジーエイト

麻薬を作る途中でジェシーが2人を連れてきてしまいました。ウォルターが銃で殺されそうになったところでエミリオとクレイジーエイトを化学の力で攻撃。クレイジーエイトは運良く生き残りますが、ウォルターが絞殺します。
特別な思いは特にありませんが、クレイジーエイトのところは目を背けたくなるようなシーンでした。完全にクレイジーエイトのことを信じ切っていたので悲しい思いになりました。タンピコタンピコ
この殺人が全ての始まりで終わりの始まりでしたね。
エミリオもクレイジーエイトも麻薬の売人で、この二人を消したということは麻薬の罪人を消したということなので良い殺人だったと言えます。
彼らが生きていたらどうだったでしょうか?
おそらく麻薬がもっと広がったでしょう。

3 ジェーン?

ジェーン
可愛い🥰🥰🥰

ジェーンとジェシーは引っ越し先の隣人同士です。
これはウォルターが殺したことになるのかならないか絶妙なラインです。
ジェーンとジェシーがハイになり寝ているときにジェーンだけは上向きになりゲロを吐いて息ができなくなり、死んでしまいます。そこにウォルターは居合わせていたのですが、ジェーンはジェシーの生活を堕落させているということを考え、ジェシーを思って助けずにジェーンの死ぬ様子を見届けます。この時の表情は本当にすごい演技なので見たほうが良いです。
彼女も麻薬を使っている罪人なので良い殺人?と言えるでしょう。しかし、個人的にはジェーンは可愛いので救って欲しかったですね。ジェーンを救わなかったのもジェシーのためですが、ジェシーのために救ったほうがよかったのかもしれません。
最後の方で懺悔していて安心しました。

4 アンドレアの弟を殺した手下①と②

手下①と②
ウォルターに轢かれます

これは良かったです。すごくスカッとしましたし、さすがハイゼンベルクといったところでしょうか。

ドラック中毒の更生の集まりでジェシーとアンドレアは出会います。アンドレアから弟が人殺しだと聞かされます。その弟こそがウォルターとジェシーの仲間のコンボを殺した人でした。しかし、その弟はガスの手下であり、下手に手を出すと消されかねないとウォルターがジェシーを制止します。それを見たウォルターがガスに報告し話す場所を用意し、ジェシーと手下の2人を和解させます。半ば強制的に和解させられる納得のいかないジェシーはとあるニュースを目撃します。それはアンドレアの弟が殺害されたというニュースでした。それを見たジェシーは銃を持って手下の2人を襲撃しようとします。その2人も銃を持ちジェシーを殺しにかかります。その時にウォルターが車で2人を轢き殺します。運良く生き残った片方も銃で頭を撃ち抜きます。そしてジェシーにRun(逃げろ)とだけ言うのでした。
ハイゼンベルクは仲間のためならば容赦しません。この殺害はジェシーのためであり、コンボのためでもあります。流石、麻薬王と感心しました。男気あるシーンはカッコイイ。
この二人はギャングで社会的には消えたほうがいい存在です。また、人も一人殺しているので良い殺人だったと言えます。

5  ゲイルベティカー

ウォルターとは相性が悪かった。

ゲイルベティカーはガスが雇った化学者です。はじめはウォルターと麻薬を作り始めるものの息が合わず、やめさせられます。その後は戻ったり戻らなかったりします。
殺したのはジェシーですが、指示したのはウォルターなので一応入れておきます。
ジェシーがゲイルの頭を打つときの表情がすごく悲しい顔でごめんなさいと何度も連呼していて胸が痛かったです。自分が生きるために誰かを犠牲にするということは冷酷です。
ハンクにハイゼンベルクと勘違いされていて黙ってていれば良いものをウォルターはゲイルをあいつは天才ではないと否定していたのはウォルター(ハイゼンベルク)らしくて良かっですね。
ゲイルベティカーは、麻薬を製造していたので、社会的に見れば悪いやつです。消したのは正解と言えるでしょう。

6  グスタボフリングと付き人

 ネクタイをきっちり締めるのがガスらしい

僕の大好きなキャラクターです。ファストフード店のオーナーと麻薬流通の2つの顔を持つグスタボフリング通称ガスは、ウォルターの策略によって殺されてしまいます。物語にガスがでてきてから一気に締まる雰囲気になり、怖さが増しました。第二の主人公と言っても過言ではないでしょう。
ガスの好きなシーンは2つあります。
1つ目はギャングと化学者を全員一度に殺すシーンです。
高い酒を持ってきたと言って、毒薬を混ぜた酒を全員に飲ませます。ガスも飲む羽目になりますが、薬を服用し、飲んだ直後にトイレへ行き全て吐いてなんとか生き延びます。自分の命もかけた決死の行動でかっこよかったです。
2つ目は死亡シーンです。
伝説と言えます。死を本能的に錯覚した時に発した断末魔のような叫び声です。顔がえぐれているのにもかかわらずネクタイを直してから死んでいく様がカッコ良かったです。
ガスは麻薬の販売ルートの開拓をしているほかに、ヴィクターを殺していたりギャングのメンバーを一網打尽にしたりしているため社会的に見れば消えるべき人間でした。よって良い殺人と言えます。付き人も同様です。悪いやつの付き人は悪いです。

7 ヘクターサラマンカ

喰らえガスって顔

ウォルターはガスを自分の手ではなく、ヘクターを使って殺害しました。ウォルターとヘクターは互いに因縁がありました。
トゥコにyou're done(用済み)だといわれたウォルターとジェシーは消されると思い、売人から銃を購入します。そのあたりでまんまとトゥコの策にはめられて二人はメキシコのほうへ連れていかれます。メキシコへ入る手前で一行はヘクターがいる家でトゥコの仲間の迎えが来るのを待ちます。そこで初めてヘクターと出会います。ヘクターは言葉をしゃべれず、チンベルをYESの時だけならします。チーン。このチンベルで返事をするという演出には怖さがありましたね。リシンを混ぜて殺す作戦をしようとしますが、ヘクターがチンベルで止めます。トゥコは殺そうとしていたことを察知してウォルターとジェシーを殺しにかかります。しかし、2人で抵抗してなんとか殺されることは免れます。そこにハンクがやってきます。ハンクは捜査中のジェシーに会えたと思い探したぞ的なことをいいますが、そこにいたのはお腹に一発弾痕のあるトゥコでした。トゥコはジェシーの車から銃を取り出し、ハンクと銃撃戦を繰り広げます。ハンクが何とかトゥコを殺しますが、この経験がトラウマとなり、不調となってしまいます。この一連のことをみていた、ヘクターサラマンカはウォルターに対して強い恨みを抱いていました。しかし、ウォルターよりもガスに対して強い恨みを持っていました。なぜならガスはベクターをいたぶっていたからです。カルテルの幹部や博士などを全員皆殺しにその足でヘクターの元へ。サラマンカの名前はお前で最後だ。とすごくいたぶってました。ひどいですね。まあこれにも理由があるのですが。因果応報というやつです。ヘクターは、これ以上ないほどにガスに対して強い殺意を抱いていました。しかし、チンベルを鳴らす程度しか体が動きません。ウォルターはガスを殺そうと画策します。一度目はクルマに爆弾を仕掛けますが、ガスが勘づいて失敗に終わります。太陽が頭のメガネに反射してバレたのでは?と勝手に思っています。
その後ウォルターは、ガスがヘクターのことをいたぶっていることを知り、老人ホームへ行きます。ウォルターにとっては、ヘクターもガスも両方敵で、消えるほうがむしろ都合が良いのです。そこでヘクターにお前に復讐する機会をやる。と言います。ヘクターはウォルターを嫌っていますがそれ以上にガスを嫌っているのでウォルターに乗ります。ウォルターは、ヘクターの車椅子に爆弾を仕掛け、ヘクター、ガスそして付き人と敵をまとめて殺すのでした。
この時のヘクターの覚悟を決めた顔がカッコイイので見てみてください。
さて、ヘクターサラマンカですが、麻薬組織カルテルの重要人物で消されるべき人間だったので良い殺人だといい切れるでしょう。

8 ガスの手下2人
2人を流れるようにウォルターが銃で殺します。
数秒で殺されるのでなんか可哀想です。ここでも仲間思いのウォルターが発動していて好き。
ジェシーとウォルターのコンビは不滅です。
悪いやつの下につくやつは悪いやつなので良い殺人です。

9 マイク・エルマントラウト

掃除屋マイク

その名を気安く呼ぶなおじさんことマイクですが、いつもはおじいちゃんとして普通の生活を送っています。ガスの元で探偵やら殺人やら情報機密やら色々裏の仕事をしています。掃除屋のようなものです。 ウォルターとジェシーとマイクはガスが死んだ後、お金を稼ぐために手を組みます。マイクはDEAが嗅ぎ回っていて逮捕手前まで迫っているということに気づきます。そこでどこか遠くへ行こうとします。その資金を取ってきてくれとソウル、ジェシーとウォルターの3人に頼み、ソウルは拒否、ジェシーが行こうとしますがウォルターが行くと言います。ウォルターとマイクには確執がありました。お金の問題です。レガシーコストが毎回自分の取り分から引かれることにいら立ちを覚えます。マイクのミスなのに何で俺ら(ウォルターとジェシー)のから引かれるんだと。また、資金を渡したときにお礼を言わなかったためにウォルターは、許せなくなりマイクを銃で殺します。レガシーコストを支払っていた9人の名前を教えろといいますが、マイクは答えず静かに死なせろと言うのでした。また、ウォルターは躊躇することなく発砲し、マイクに何か言うわけでもなくただ、ああリディアに聞けばよかったと言うだけでした。
マイクは殺しから何からあらゆる犯罪に手を染めています。確実に良い殺人でしょう。

10 ガスの麻薬関連の人10人

10人のうちの1人

これもウォルターが、ジャック達に指示をして殺させます。指示をしているので数に入れました。
マイクを殺したことにより、レガシーコストを支払う必要が出てきたのですが、ウォルターはいっそのこと殺してしまおうと作戦を立てて決行します。
もちろん自分でやると足がつくので殺し屋に頼みます。また、制限時間内に殺せと時間指定までしていました。殺人の予定時刻になったときに時計をジェシーにもらった時計を見ながら窓の外を見ているのが怖かったです。ジャックたちは普通牢獄に入ってましたが、どうやって入ったんでしょうか。
まあ、麻薬関連の取引をしていたということは大罪人なので極刑です。粛清されて当然でしょう。

11 ジャックたち6人

悲しいシーン

ウォルターの家族であるハンクとその同僚のゴメスを目の前で殺し、稼いだ金の大半を強奪したジャックたちの白人ギャング。もとはウォルターが蒔いた種ですが、さんざんコケにされたので最後に殺しに行くのはハイゼンベルクらしくて良かったです。おそらくジャックたちから家族を守るという意味やジェシーを救うという意味があったでしょうが。
ウォルターは、ジャックたちのところへ乗り込みます。車にはマシンガンを積んでいて、車へ信号を送ると撃ち始めるようにしていました。壁を貫通させるほどの大きな銃で首振り機能もつけていてジャックたちを一発で一網打尽にします。ジャックは何とか生き延びていてタバコを吸い、金のありかを教えてやるといいます。ウォルターはそんなことを聞くことなく銃でジャック頭を打ち抜きました。
殺人しまくりのクズ集団なので死んで当然です。すごく嫌いなキャラクターなので最後に殺しに行くと分かったときは最高に興奮しました。私情を抜きにしてもハイゼンベルクの前では死んで当然です。
ハイゼンベルク様を舐めるな。
良い殺人です。

12 リディア

クソババア

このおばさんもかなりのクズです。いつも自分の保身のために動いていてウザかったです。マイクがあの時に殺していればこうはならなかったのかもしれません。ジェシーを捕虜にしてジャックたちとウォルターが確立したブルーメスの精製方法を盗み、お金を稼いでいました。ハイゼンベルクをコケにするようなことは許されません。当然粛清されます。
リディアがいつも通っていたコーヒーショップにウォルターは、行きました。奴は時間通りに動くのでウォルターは、先回りしていつも使うシュガーのところにリシンを入れていました。それを知らずにリディアは飲んでしまい死にゆくのでした。最後にウォルターが電話でわざわざリシンだと言って、死を分からせるのはハイゼンベルクでしたね。正直に言ってかっこいいです。


殺人をした張本人はどうでしょうか。

ウォルター・ホワイト

坊主にしてから若返った気がするな

この物語の主人公で、麻薬王。裏ではハイゼンベルクとして名を馳せました。
これまで色々と殺人をしてきましたが、最後の死因は癌ではなく、自分が仕込んだ銃の流れ弾が当たってしまうのでした。ジェシーに殺せと頼みますが、ジェシーは腹に玉が当たっているのを見て自分でやれと言いました。ウォルターは最終的にメスの製造ラボで息絶えました。死ぬ場所が自分が大金を稼いだすべてをかけてきた製造ラボなのはすごくいい演出でした。
これまでのことを考えればもちろん死んで当然です。

全ての人間が消えたことが社会的に都合の良い事だっのでもしウォルター自身がDEAの人間であればマシだっかもしれませんね。ただ、麻薬を作る側だったので大罪人です。社会の闇の部分をウォルターが殺すことで暴いている部分もあるのでウォルターありがとうがあっても良いのではと思ってしまいます。殺人最高ではなくて、排除してくれてありがとうというところです。一般人からするとポジョスのオーナーが麻薬を販売してたというのはすごい衝撃でしょう。


結論
 

大罪人は大罪人でした。善人な訳ありませんでした。なんにもしてない一般人を殺しているわけではないので大罪人の中の善人といったところでしょうか。大罪人に変わりはありません。

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