昨夜のゼルダDirect見た?|遊ぶ側から作る側へ|沖縄の中高生クリエイターも募集
昨夜のゼルダの伝説40周年 Direct見ましたか?
2026年9月8日23時から、任天堂が「ゼルダの伝説40周年 Direct 2026.9.8」を配信しました。シリーズ40周年の取り組みや、Nintendo Switch 2向け『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の詳細などが出た夜です。公式の案内は任天堂のDirectページにあります。
リビングで画面を見ながら、「昔のゼルダと、いまのゼルダ、全然違うな...」と思った保護者の方も多いんじゃないでしょうか。中学生・高校生本人なら、「自分でも作れるのかな」と一瞬よぎった夜もあるかもしれません。自分も、子どもたちが夢中になる最新の3Dゼルダを横目に、ときどき同じことを思います。物理演算がすごいのはわかる。物が落ちて、燃えて、凍る。仕掛けが複雑で、世界も広い。
でも、沖縄のプログラミング教室・クロスウェーブの机で小学生とScratch(スクラッチ)を開くとき、自分がよく借りるのは、実はファミコンやゲームボーイあたりの初期ゼルダの考え方なんです。
最新作の凄さを否定したいわけじゃない。むしろ逆で、40年続いて進化してきたからこそ見えるんです。最初の頃のゼルダは、画面が2Dの見下ろし型で、ルールが短い。例外が少ない。だから、小学生が「ゲームの中身を分解して、自分で組む」練習に向いている。
そして、その「分解して作る」席は、中学生・高校生でも終わらない。Roblox(ロブロックス)でゲームを出す。PythonやJavaScriptで動かす。生成AIを壁打ちに使う。動画で説明する。コンテストに出す。ポートフォリオに残す。小学生の入口と、中高生の制作部は、同じ地図の別フロアです。
今日は、その話を長く書きます。前半は初期ゼルダとScratch。中盤は中高生向けの「作品を作る仲間募集」。後半では、同じ「ルールを分解して現場に持ち込む」発想が、高校の建設DX授業にもつながっている話も置きます。夜のDirectの余韻と、教室の机は、意外と近いんですよね。
40年の進化と、教室で借りたい「最初の型」
ゼルダの伝説は、1986年から続く長いシリーズです。ダンジョンを攻略して、アイテムを使い、地図を広げて謎を解く。遊ぶ側としては、どの世代にも入口がある。
いまの子どもが触れているゼルダは、オープンな世界や、物と物がぶつかる物理の面白さが前面に出やすい。保護者の方から見ると、「こんなに複雑で、うちの子がプログラミングで真似できるの?」となりやすい。正直、全部を再現しようとしたら、大人でも苦しいです。
だから教室では、切り取り方を変えます。
「ゼルダっぽい冒険を全部作ろう」ではない。
「部屋に入って、敵がいて、倒し切ると扉が開く。」
このくらいの短いルールを、日本語で言えるところから始める。初期の2D見下ろし型ゼルダは、その短いルールが画面の上にきれいに乗っている。座標も、当たり判定も、子どもが指さして説明しやすい。
任天堂の公式教材だ、と言いたいわけではありません。クロスウェーブで現場が借りている型の話です。効果の保証もしません。ただ、「遊ぶだけ」から「ルールを書く」へ移るときの足場としては、かなり強い。
Directの映像を見たあとに、「うちの子にもプログラミングを」と思った保護者の方が、いきなり最新エンジンや有料ツールを探し始めるのもわかります。でも、最初の一週間で必要なのは、道具の値段ではないことが多い。日本語で書ける短い条件と、それをScratchに移す時間です。そこを飛ばすと、高額な道具でも同じ場所で止まります。
なぜ初期ゼルダが、小学生のプログラミング教材に向くのか
理由は、現場の言葉で言うと地味です。
ひとつは、画面が2Dの見下ろし型だということ。キャラクターの位置が、だいたい「左右がX、上下がY」で読めます。Scratchでも、スプライトのx座標とy座標を見る練習と相性がいい。3Dだと、奥行きが加わって、子どもが「どこにいるか」を言葉にしにくい場面が増えます。最初の一歩では、平面の方が楽なんですよね。
もうひとつは、ルールが明快で、例外が少ないこと。「敵を倒す」「カギを取る」「扉が開く」「壁に当たると止まる」。条件が短い。短い条件は、プログラムに翻訳しやすい。最新作のように、物の材質や温度や慣性まで絡むと、例外の説明だけで一時間が溶けます。小学生の最初の週に、それは重い。
エンジニアの現場でも、最初の仕様は短い方が強いです。自分も官公庁や自治体の案件で、いきなり全部入りの要件を書くと、だいたい後で苦しくなる。子ども向けも同じで、「今週は扉が開くところまで」と切れる題材が、初期ゼルダ型なんです。
最新作の物理演算は、教材としてゼロではないです。中高生が「物が落ちる」「燃える」「凍る」をシミュレーションする題材には、むしろ向くこともある。ただ、小学生の最初の週に、材質と温度と慣性まで入れると、説明が先に疲れてしまう。入口の厚みを間違えると、子どもは「プログラミング=難しい話を聞く時間」だと覚える。そこだけは避けたい。
親世代がファミコンやGBで遊んだ記憶がある家ほど、初期ゼルダ型は説明が早い。「あの頃の画面だよ」と言える共通言語がある。最新作だけを知っている子には、紙に四マスの部屋を書いて見せる。どちらでも、型は渡せます。
座標は、算数の延長として渡せる
初期ゼルダ型が強いもう一つの理由は、算数とのつなぎです。
Scratchのステージは、だいたい中央が(0, 0)で、右へ行くとxが増え、上へ行くとyが増えます。保護者の方には「座標ってなに?」と聞かれることがありますが、教室では難しい定義から入りません。「右に進むと数字が大きくなる」「上に行くと、また別の数字が大きくなる」。画面の端に近づいたら、数字を見て確かめる。それだけで十分です。
見下ろし型のマップだと、子どもが指で「ここからここまで」となぞれる。3Dだと、奥の壁と手前の壁の区別が言葉になりにくい。最初の失敗は、だいたい「見た目では止まっているのに、数字では突き抜けている」です。ここで「数字を見る」習慣がつくと、あとが楽になります。
算数が苦手、と言われる子でも、ゲームの中の数字だと意外と読めることがあります。逆に、算数は得意でも、ゲームの中で「なぜ止まったか」を説明できない子もいます。どちらも、座標を口に出す練習で少しずつ揃います。効果の保証はしません。ただ、机の上では何度も見ています。
xとyを同時に話すと混乱する子には、今週は左右だけ、来週は上下だけ、と分けます。初期ゼルダの部屋移動も、最初は「右の端に行ったら次の部屋」だけで足ります。上下左右を一度に実装しなくていい。完成の単位を小さく切る、の繰り返しです。
いきなりブロックを組ませない。まず日本語でルールを書く
ここ、保護者の方が家でも真似しやすいところです。
子どもが「ゼルダみたいなの作りたい」と言った瞬間に、Scratchを開いてブロックを並べ始めると、見た目は進みます。でも、途中で必ず止まります。扉が開かない。敵が壁をすり抜ける。カギを取ったのに反応しない。
教室で自分が先にやるのは、紙かメモへの書き出しです。
「この部屋で、プレイヤーは何ができる?」
「敵は何体いる? 倒したら何が起きる?」
「カギはどこにある? 取ったあとの状態は?」
「壁に当たったらどうする? 画面の端まで行ったらどうする?」
ゲームのルールを、日本語の短い文で並べる。これが、思考の分解です。プログラミングの授業なのに、最初はコードが少ない。保護者の方には「今日、ブロック少ないですが...」と説明することもあります。でも、ここを飛ばすと、あとで「なんとなく動いた」作品が増えて、本人が説明できない。
初期ゼルダが強いのは、この書き出しがしやすいことです。ルールが短く、画面と対応している。「敵を全滅させたら扉が開く」は、そのまま条件分岐の文になる。
Scratchで再現できる、四つの小さなゼルダ学習
ここからは、教室でよく置く具体です。全部を一夜で作る必要はない。一つできたら十分です。コースの入口は Scratch(スクラッチ)プログラミング教室 です。
部屋の敵を全滅させたら、扉が開く
変数と条件分岐の練習です。
敵の残り数を変数にする。倒すたびに1減らす。残りが0になったら、扉のスプライトを「開く」状態にする。日本語で言うと、「もし敵が0なら、扉を開ける」。
子どもが最初につまずくのは、倒した瞬間のイベントと、変数の更新の順番です。「見た目だけ消えたのに、数が減っていない」。ここで「状態が残っているか」を疑えると、デバッグの入口になります。
家で一緒に見るときの問いかけは、短くていいです。
「今、敵は何体残ってる?」
「画面から消えた? それとも、数だけ減った?」
「扉は、何を待ってる?」
この三つが言えたら、もう条件分岐の入り口に立っています。ブロックの色より先に、問いの方が大事です。
壁にぶつかると止まる。画面端でマップが切り替わる
座標と当たり判定の練習です。
壁のスプライトに触れたら、動けなくする。あるいは、一歩戻す。画面の端のxやyの値を超えたら、背景を変えて、プレイヤーの位置を反対側へ移す。初期ゼルダの「部屋移動」の小さい版です。
ここで子どもが覚えるのは、「画面の見た目」と「数値としての位置」が別だということです。背景がきれいでも、座標がズレていると、壁をすり抜けます。地味ですが、あとでマイクラのエージェントでも、Roblox(ロブロックス)のパーツでも、同じ筋肉を使います。
カギを拾って、扉を開ける
変数の増減と状態管理です。
カギを取ったら「has_key」のような変数を1にする。扉に触れたとき、カギを持っていれば開く。持っていなければ開かない。メッセージを出す。
ここが面白いのは、「見た目のカギ」と「持っているという状態」を分けるところです。スプライトを隠しただけでは、プログラムは知りません。状態を変数で持つ。ゲーム制作の入口として、かなり本物です。
敵のランダムパトロール
乱数とループです。
敵が、上下左右のどれかに一定時間進む。端に来たら向きを変える。ときどき止まる。プレイヤーに触れたらダメージ、あるいは最初の位置へ戻す。
全部を正確なAIにする必要はない。乱数で向きを決めるだけで、「敵が生きてる感じ」が出ます。子どもは喜びます。保護者の方には、「乱数はズルではなく、仕様です」と笑って伝えています。
四つのうち、どれから始めるかは子によります。動きの感覚が好きな子はパトロールからでもいい。論理が好きな子はカギと扉からでもいい。大事なのは、週の終わりに「今日のルールはこれ」と言えることです。見た目のかっこよさは、そのあとで足せます。
この四つは、最新ゼルダの物理演算の再現ではありません。初期の見下ろし型で十分足りる型です。足りる、ということが、教材としての強さです。
四つのあとに足すなら、「ハート(残り体力)」くらいまでです。それ以上は、次の月でいい。体力を入れると、ゲーム感は一気に上がる一方で、条件が増えて説明が長くなる。最初の月は、扉とカギと壁で十分、と教室では見ています。
授業の進め方の一例(机の上の順番)
クロスウェーブで、初期ゼルダ型を置くときの順番は、だいたいこうです。毎回同じではありません。子どもの反応で入れ替えます。
最初の15分は、遊ぶ。ただし「クリアする」が目的ではない。「この部屋で何が起きた?」を覚えるための観察です。次の15分で、紙にルールを書く。子どもが書いた文が長すぎたら、一緒に短くする。「敵を倒したら何か起きて扉みたいなのが開く感じ」を、「敵が0なら扉が開く」まで落とす。ここが一番時間がかかります。そして残りで、Scratchに移す。動かなかったら、紙に戻る。画面の前で永遠にブロックをいじらせない。
保護者の方が見学に来た日は、よく「今日はScratch少ないですね」と言われます。はい、少ないです。でも、紙の一文が残っている子は、翌週の伸びが違う。逆に、見た目だけ進んだ週は、翌週に自分が何をしたか忘れている。自分も最初の頃は、派手な完成を急ぎすぎました。すいません、そこは反省しています。
Minecraft(マインクラフト)に進む子も、同じ型を使います。エージェントを動かす前に、「壁に当たったらどうする」「アイテムを持っていたらどうする」を日本語で書く。教育版のMakeCodeでも、ブロックの前に条件がある。入口の道具がScratchでも、筋肉は同じです。
放課後マイクラ部や、土日の沖縄マイクラ部でも、提出前の週は「動かす」より「確認する」比重が上がります。オンラインマイクラ部でも、画面共有の前にチャットへルール一文を書いてもらうことがあります。拠点が宜野湾でも、うるまでも、北谷でも、型は共通です。場所より、確認の順番の方が効く。
「ゼルダを作れ」ではなく、「ルールを一つ作れ」
面談でよくあるのが、「ゼルダみたいな大作を作らせたい」という期待です。気持ちはわかります。Directの夜は、とくに熱が上がる。
でも教室では、こう返します。大作は、あとでいい。今週は扉が一つで、来週はカギ、再来週は部屋が二つ、と完成の単位を小さく切る。宜野湾プログラミングコンテストでも、テーマは自由でも、動いて説明できる一本の方が強いことが多いです。案内は 沖縄・宜野湾プログラミングコンテスト2026 。
遊びを作る側に変える面白さは、「全部再現できた」より、「このルールを自分で決めた」に出ます。初期ゼルダは、その決める感覚を渡しやすい。
最新作を否定しない。入口の厚みを間違えない
ここ、誤解されやすいのでもう一度書きます。
最新のゼルダが教育に向かない、と言いたいわけではない。物理や探索の面白さは、中高生の探究テーマにもなり得る。ただ、小学生の最初の一時間が「すごいけど真似できない話」だけで終わると、作る側への扉が閉まってしまう。入口は軽い方がいい。出口は、あとから厚くできる。
40周年のDirectは、シリーズの広さを見せる夜でもある。その広さの全部を、子どもの最初のScratchに載せない。載せるのは、いちばん古い階の短い廊下でいい。廊下を歩けるようになってから、広い庭へ出る。教室では、その順番を守っています。
作る側に立つと、遊び方も変わる
子どもが一度「敵が0なら扉が開く」を組むと、家でゼルダを遊ぶときも、視線が変わります。
「今、ゲームは何を数えているんだろう」
「カギを持ってる状態って、どこに保存されてるんだろう」
全部がわかる必要はない。でも、消費だけだった画面に、設計者の席が見える。クロスウェーブで大切にしているのは、その席の移動です。マインクラフト(マイクラ)でも、Robloxでも、動画でも、同じです。
遊ぶ時間をゼロにする話ではありません。遊ぶ席の隣に、作る席を置く。名前を分けるだけでも、子どもは意外とわかります。「今はScratchの時間」「今は提出チェックの時間」。
変数の名前は、子どもの言葉でいい
教室で「has_key」と書くのは、説明の都合です。子どもが「カギもち」と書いてもいい。「ドアあけフラグ」でもいい。英語が本体ではない。状態に名前がついていることが本体です。
保護者の方が家で手伝うときも、変数名の正しさより、「今、何を覚えているプログラム?」と聞く方が効きます。敵の残り。カギの有無。扉が開いたかどうか。三つまでなら、小学生でも追いやすい。四つ以上増やすと、急に迷子が増えます。初期ゼルダ型が強いのは、この「覚えるものが少ない」設計にもある。
最新作の世界は、覚えるものが多い。だから遊ぶ側としては豊かで、作る側の最初の週には重い。40年分の進化を、子どもの一時間に圧縮しない。圧縮するのは、いちばん古い階の短い廊下だけ。この言い方、くどいかもしれません。でも、面談で一番効くので残します。
同じ筋肉が、高校の「仮想建設現場」にもある
ここから、昨夜のDirectとは別の9月8日のニュースです。一見遠いですが、自分の中では地続きです。
スパイダープラス株式会社が、福島県立勿来工業高等学校で、高校生向け建設DX体験授業を2026年9月30日に実施すると発表しました。いわき市の三浦電気工事株式会社と連携し、学校敷地内に約25㎡の「仮想電気工事現場」を3棟置く。生徒18名が6名ずつの班に分かれ、施工する側と施工管理する側を体験する。危険予知、資材搬入、墨出し、配線、器具取付、試験。施工管理側は建設DXサービス「SPIDER+」で図面確認や写真記録まで触る。一次情報はスパイダープラスのプレスリリースです。
小学生のゼルダ学習と、何が共通か。
ルールを短く切ること。確認してから進むこと。状態を残すこと。役割を分けること。この四つが、道具を超えて残ります。
ゼルダなら「敵が0なら扉が開く」。建設なら「KYのあとに搬入」「施工のあとに試験」「図面と写真で状態を残す」。道具は違うし、年齢も違う。でも、頭の使い方は近い。DX人材=プログラマー、ではない、ともここで言えます。コードを書く席もあれば、確認して記録する席もある。
沖縄の教室でも、マイクラカップは建築・動き・説明・発表で席が分かれます。今年も沖縄マイクラ部から4チームが提出しました。ワールド崩壊、締切前日|沖縄のマイクラカップ4チームは出した 。壊れたあとに洗い出して、日付を確認して、残す。初期ゼルダで変数を残す練習と、提出チェックリストを残す練習は、同じ系統です。
建設DXを、教室の言葉で言うと
建設DXを難しく言うと、図面・写真・工程・品質・安全をデジタルでつなぐ取り組みです。教室の言葉に落とすと、「現場で起きたことを、あとから説明できる形で残す」。紙と記憶だけだと、人によって見え方がズレる。ズレたまま進むと、やり直しが増える。
小学生向けに言うなら、「動いた理由をメモしないと、次の人が困る」。カギを取った状態を変数に残すのと、同じです。
だから自分は、昨夜のDirectの話と、建設DXの話を、別々の記事に閉じたくなかった。入口はゲームでいい。出口は、産業の仕事でもいい。順番が大事です。
建設の現場では、写真一枚が「その瞬間の状態」を残す。ゲーム制作の机では、変数一つが「その瞬間の状態」を残す。名前は違う。やっていることは近い。子どもに「DX」と言わなくても、「残さないと、次が困る」は伝わる。そこまで降りた言葉の方が、教室では効きます。
学校の中に、25㎡の現場が3つ並ぶ
プレスの要点だけ、もう少し置きます。
日時は2026年9月30日(水)。場所は福島県立勿来工業高等学校。仮想電気工事現場は約25㎡を3棟。参加する生徒は18名で、6名ずつ3班に分かれる。各班に三浦電気工事の社員が2〜3名入って支える。作業前には危険予知活動(KY)がある。それから資材搬入、墨出し、配線、器具取付、各種試験まで進む。授業に参加する生徒は、8月に第二種電気工事士試験を受けている、とも書かれています。
座学もあります。建設業や電気工事業の仕事、実習の説明、建設DXの解説。そのあと仮想現場へ移る。午前と午後で実践して、最後にまとめと質疑。報道向けにも公開予定で、東北では初めての試みだとリリースは位置づけています。2026年4月には高知工業高校でも同系統の授業があった、と写真キャプションにあります。いきなり生まれた話ではなく、積み上げの先にある、と読めます。
ここで自分がいちばん見ているのは、「学校の中に現場を持ち込んだ」ことそのものです。見学に行くだけでは終わっていない。役割を分けて、一連の工程をやらせている。
工程の一覧を見ると、さらに細かい。BOXやダウンライトの位置の墨出しから、PF管の取付、天井内のジョイント、ボード張りと開口、スイッチやコンセント、結線、絶縁抵抗測定、電圧や極性の確認、照度測定まで並ぶ。ここまで並べると、「体験イベント」という言葉では軽い。一日の授業の中に、仕事の一日を圧縮している。
もちろん、本物の建設現場と同じ危険や責任があるわけではない。仮想現場です。それでも、順番を飛ばせない設計になっている。KYのあとに搬入、施工のあとに試験。デジタルは、その途中の記録と確認に入る。ここが、アプリの触り方講座との違いです。
小学生のゼルダ学習に翻訳すると、こうなります。
KYは、「始める前に危ないところを言う」。ゲームなら、「この部屋で止まりそうな場所を先に言う」。資材搬入は、「今日使うスプライトと変数を机に出す」。墨出しは、「スタート位置と扉の位置を決める」。試験は、「家族にテストプレイしてもらう」。施工管理の写真は、「動かしたあとにスクリーンショットとメモを残す」。大げさに聞こえるかもしれませんが、順番を残すこと自体が学びです。
施工と施工管理を分ける意味
18名を施工側と施工管理側に分ける設計が、かなり効いています。
施工側は手を動かす。施工管理側は図面を見て、写真を残し、進捗を追う。同じ現場にいても、見ているものが違う。マイクラカップのチームでも、建築担当とプログラム担当と発表担当では、画面の見方が変わります。役割を固定しすぎると窮屈ですが、一日の体験として役割を切り替えると、「相手の席」が見える。
建設DXの話でよく誤解されるのが、「アプリを触ればDX人材」という読み方です。この授業は、その誤解を先に外している。まず仕事の流れがある。その流れのどこに、図面確認や写真記録が入るかを体験する。順番が正しい。
小学生のゼルダ学習でも同じです。まず「扉が開く条件」がある。そのあとに変数を置く。変数だけ先に教えると、子どもは迷子になります。
DX人材育成という言葉が、プログラミング教室の広告だけで完結してしまうと、産業側から見ると薄い。逆に、産業側の話だけが先に立つと、小学生の保護者には遠い。だから今日の記事は、入口をゼルダにして、出口に仮想建設現場を置いた。同じ日に出た二つの熱を、机の上でつなぐのが自分の仕事だと思っています。
なぜ「確認してから進む」が、子どもにも効くのか
建設の現場では、確認を飛ばすと事故や手戻りになる。ゲーム制作の机でも、確認を飛ばすと、見た目だけ進んで中身が壊れる。
教室でよく見るのは、敵を増やしたあと、扉の条件を直し忘れるパターンです。敵が3体なのに、変数は最初の2体のまま。見た目は賑やかなのに、扉が開かない。子どもは「バグった」と言います。自分は「確認が抜けた」と言い換えます。責めるためではない。次に何を見るかの地図を渡すためです。
マイクラカップの提出前も同じでした。ワールドが壊れた週、空気が止まった。そこから洗い出しと日付確認に戻った。派手な追加より、残っているものを確かめる。初期ゼルダの「敵の残りは何体?」は、その小さい版です。
保護者の方に家でやってほしいのも、難しいデバッグではありません。「動かなくなったら、昨日と何が違う?」を一緒に言う。それだけで、作る側の席に一歩出ます。
小学生・中学生・高校生で、厚みを変える
小学生は、初期ゼルダ型の短いルールで十分です。Scratchで扉とカギ。完成させて、家族に遊んでもらう。「誰が楽になるか」「何が条件か」を言えること。マインクラフト(マイクラ)やRoblox(ロブロックス)で遊びながら基礎を積む子も多いです。入口は Scratch(スクラッチ)プログラミング教室 。
小5〜中学生は、ユーザー理解を足す。遊んだ人がどこで止まったか。Roblox Studioなら公開して反応が来やすい。入口は Roblox(ロブロックス)コース詳細 。
中学生は、チームと締切。ゲーム制作、Python、AI、コンテストへ寄せていく週が増えます。動画編集が入ると説明の筋も見えます。動画編集・YouTuber育成 。教育版マインクラフトのプログラムは MakeCodeコース詳細 。ワールド制作は マインクラフト ワールド制作なら沖縄マイクラ部|全国大会出場の実績あり 。
高校生は、Web制作、アプリ寄り、AI、ポートフォリオ、地域や産業の課題へ寄せる段階です。勿来の仮想現場のような「仕事の流れを先に置く」学びが効く。データやAIを足してもよいが、先に課題の一文がないと寄せ集めになる。AI・データサイエンスの入口は AI・データサイエンスコース 。
大学生・社会人は、AI・DX・副業・実務スキルへ。クラウドやAIエージェント、IoTの社会実装も、その先にある。子どもにその段を今夜飛ばさせる必要はない。階段は急がなくてよい。フィジカルAIの手前の話は、生成AIの次はフィジカルAI にも書いています。
大事なのは、小学生で終わるプログラミング教育ではない、ということ。沖縄の中学生向けのプログラミング教室も、高校生向けのプログラミングスクールも、同じクロスウェーブの机の上にあります。ゲーム制作が好きな中学生も、AIを触ってみたい高校生も、習い事の延長ではなく、作品を残す席として来てほしい。
中学生になっても続けたくなるプログラミングとは
中学生になると、「プログラミング教室」という言葉が、急に子どもっぽく聞こえることがあります。本人も、保護者の方も、そう感じやすい。
でも、本人の内側にある熱は、だいたいこうです。
ゲームを作りたい。AIを使ってみたい。自分の作品を公開したい。コンテストに挑戦したい。
習い事感を出すより、この四つの方が先です。沖縄でゲーム制作を始めたい中学生や、PythonやAIに触れたい中学生・高校生に、自分はいつも同じことを言います。最初は完璧じゃなくていい。短いルールを書いて、動く一本を残す。ゼルダの扉と同じです。
「習う」だけではなく「作る」へ移るとき、教室の空気が変わります。先生の説明を聞く席から、仲間と相談して壊して直す席へ。中高生には、そちらの方が合います。
遊ぶ側から、作る側へ
キャッチは短くていいです。
ゲームを作りたい中高生、集まれ。
遊ぶ側から、作る側へ。
沖縄の中高生クリエイター募集。
AI・ゲーム・プログラミングで、自分の作品を作ろう。
どれも宣伝文句ですが、机の上では地味な週が続きます。チーム名を決める。作りたいゲームを一文にする。Roblox、マインクラフト、Python、AIのどれを今週の道具にするか選ぶ。動かない日がある。公開して反応が来る。その繰り返しです。
ゲームが好き、という興味を、ゲームを作る、という学びに変える。今日の記事のいちばん太い線は、そこです。小学生の初期ゼルダも、中高生の制作部も、同じ線の上にあります。
中高生に人気の道具(全部やらなくていい)
中高生の机でよく出る道具を、並べすぎずに置きます。全部を同時に学ぶ必要はありません。今週の一本を選ぶ方が強いです。
Robloxでのゲーム制作。公開とフィードバックが早い。Roblox(ロブロックス)コース詳細 。
マインクラフトを使った制作・プログラミング。MakeCodeやワールド制作。大会の型とも相性がいい。
Python。ミニゲーム、データ、AIへの橋。
JavaScript。ブラウザで見せる作品、Webゲーム。
生成AI。壁打ちと下書き。本人が説明できる範囲で使う。
Web制作。見せ方と情報設計。
アプリ寄りやデジタルコンテンツ。必要になったら足す。
動画編集・YouTube。作品の説明と発信。動画編集・YouTuber育成 。
コンテスト。締切があるから、完成の単位が決まる。
プログラミング能力検定などの資格。見える成果の一つ。会場の案内は公式とLINEが正です。
ポートフォリオ。進路や就職の前に、作品の棚を作る。
将来の進学・就職・IT・AI・DXにつながるかどうかは、保証しません。ただ、作品と記録が残っている子は、面談でも進路の話でも、言葉が具体になります。
初心者でも参加できます。プログラミング未経験でも大丈夫です。ゲーム好き歓迎。一人参加OK。友達と来てもいい。最初の週は、ゼルダ型の短いルールから入っても構いません。
中高生ゲームクリエイター部 0期メンバー募集
ここから、新しい募集の話です。
クロスウェーブでは、「中高生ゲームクリエイター部」の0期メンバーを募集します。生徒募集、という言い方より、一緒に作品を作る仲間募集、の方が近いです。
最初は3〜5名程度の少人数からスタートします。少人数だから、チーム名を自分たちで決められる。作りたいゲームや作品を、机の上で本音から出せる。大人数の講座の後ろで黙る席にはしたくない。
流れのイメージは、こうです。
チーム名を決める。作りたいゲームや作品を考える。Roblox、マインクラフト、Python、AIなどを使って制作する。仲間と相談しながら開発する。コンテストに挑戦する。完成作品を公開する。
曜日や会場、月謝の細部は、時点の空きと本人の通い方で変わります。宜野湾・うるま・北谷、オンラインの組み合わせも相談可です。断定の日程表は、ここでは書きません。最新はLINEで聞いてください。メッセージに「中高生クリエイター部」と書いてくれると、返事が速いです。
0期なので、完成された部活マニュアルがあるわけではありません。そこは正直に言います。一緒に型を作る側に回れる人数が、最初はちょうどいい。ゲームを作りたい中学生、AIやWebに寄せたい高校生、どちらも歓迎です。
初心者でも参加できる理由
未経験だと、Robloxの画面だけで圧倒されることがあります。Pythonの黒い画面も、最初は怖い。
だから入口は、いつも短く切っています。日本語でルールを書く。動く最小の一本を作る。公開は、そのあと。ゼルダの「敵が0なら扉が開く」と同じ順番です。
一人で詰まったら、隣の席に聞く。聞けない空気の部にはしません。一人参加OKなのは、最初から「知り合い必須」にしないためです。ゲーム好きなら、共通言語はもう持っています。
仲間と一緒に作品を作る
マイクラカップでも、提出前は役割が分かれます。建築、動き、説明、動画。中高生クリエイター部でも、同じです。全部を一人で抱えなくていい。
相談する。壊れる。直す。残す。建設DXの仮想現場が「施工」と「施工管理」を分けたように、制作でも「作る席」と「確認する席」を分けてよい。仲間がいると、確認が一人より早い。
コンテスト・資格・作品公開への挑戦
保護者の方がいちばん不安なのは、「何を学んだのか分からない」状態です。自分も、その不安はよくわかります。
だから教室では、見える出口を先に置きます。作品が完成する。コンテストに出す。資格に挑戦する。ポートフォリオに残す。動画で説明する。全部やらなくていい。一つあれば、学びが目に見えます。
中学生のゲームプログラミングも、高校生のAIプログラミングも、発表や提出がある週の方が、机の密度が変わります。効果の保証はしません。ただ、締切のある一本は、習慣になりやすいです。
宜野湾プログラミングコンテストは小学生対象の大会なので、中学生は応募できません。中高生は、Roblox賞、中高生向けのコンテスト、学校の探究、情報学系の出口など、年齢に合う箱を選びます。古い募集で終わった大会へ誘導しないこと。公式の対象年齢を正にしてください。
保護者から見たメリット
保護者の方へ、はっきり書きます。
単にゲームで遊ぶ時間を増やす話ではありません。ゲーム制作を通して、論理的思考、問題解決、プログラミング、AI活用、チーム制作、コミュニケーション、プレゼン、動画編集、企画力へ触れる席です。将来のIT・AI・DX人材につながるかどうかは、本人の選択と積み上げ次第で、教室が保証するものではありません。それでも、「何をやったか説明できる作品」が残る設計にはしています。
小学生の頃にScratchで扉を開けた子が、中学生でRobloxやPythonへ進み、高校生でWebやポートフォリオへ進む。その階段が、クロスウェーブの中にあります。途中で辞めてもいい。戻ってきてもいい。小学生で終わらせない、という設計だけは残したい。
中学生・高校生向け体験会の案内
一般的な「無料プログラミング体験会」だけだと、中高生本人は来にくいことがあります。だから、名前の付け方を変えます。
中高生限定ゲーム制作DAY。Robloxゲーム制作体験。AIでゲームを作ろう。Pythonミニゲーム制作。AIクリエイター体験会。中高生デジタルクリエイターDAY。
開催の有無・日程は、時点で変わります。決まっている回から案内します。初心者歓迎。一人参加OK。プログラミング未経験OK。ゲーム好き歓迎。保護者の方の見学も相談可です。まずは一度、ゲームやAIを使ったものづくりを体験してみませんか? 用件はLINEに「中高生体験」や希望のテーマを書いてください。
沖縄で、ゲームと産業をつなぐ
沖縄では、観光、ホテル、交通、建設、防災が、子どもの生活圏に題材として出やすい。バス停の日陰、避難経路、暑い帰り道。マイクラカップでも、子どもたちの不満から設計が始まることが多いです。
第7回では、沖縄地区最優秀賞のあと、全国大会(東京大学会場)でTBS賞を受けたチームを指導しました。賞は結果です。自分が覚えているのは、地区の前に「この広場、意味伝わる?」と資料を直した週です。一次記録は 第7回マイクラカップ全国大会の記録 。
地域ゲームDXとして、子ども・自治体・企業・学校をつなぐ話は 地域ゲームDXという挑戦 にあります。ゼルダ学習は、その手前の「ルールを短く切る筋肉」です。
沖縄の建設や設備の現場でも、図面と写真と工程のつなぎは、観光や防災と同じくらい生活に近い。子どもに「建設DX」と説明しなくても、「順番を飛ばすと、あとで困る」は伝わります。バス停の日陰をワールドに作る子と、扉の条件を直す子は、実は近い席にいます。
著作権と、教材としての距離感
ここは誤解されやすいので、はっきり書きます。
ゼルダの伝説のキャラクターや、公式のマップや、楽曲をそのままコピーして作品にする話ではありません。任天堂の権利物を無断で使う話でもありません。教室で借りているのは、「2D見下ろし型の短いルール」という型です。見た目は、子どもが描いたスプライトで十分です。名前も、オリジナルでいい。
「ゼルダみたい」は、保護者や子どもとの共通言語です。教材のラベルとしては便利ですが、公式教材だと誤解させない。その線引きがあるから、長く続けられる、と見ています。
家で今夜できる、短いステップ
Directの余韻がある夜に、やらなくていいこともあります。新しいソフトを買う必要はない。Scratchが開けるならそれでいい。紙でもいい。
子どもと一緒に、好きなゼルダ(または似た冒険ゲーム)の「短いルール」を一つ書く。
「もし〜なら、〜する」の形に直す。
敵の数、カギの有無、扉の状態など、残すものを一つ決める。
できそうならScratchで、変数と条件だけ組む。見た目は後回し。
家族に30秒で説明させる。「何をしたら扉が開く?」
立派なダンジョンは、来週でいい。今夜は一文で足ります。
紙がない夜でも構いません。スマホのメモに一文。子どもが寝たあとに、保護者の方が「うちの子、敵の数を数え始めた」と思えたら、それで前進です。完璧な親子プログラミング時間を作る必要はない。短い確認が、いちばん続く。
よくあるつまずきと、返す一言
扉が開かないとき。まず敵の残り変数を見る。「画面から消えた」と「数が減った」は別です。
壁をすり抜けるとき。座標を表示させる。見た目の壁と、当たり判定のスプライトがズレていることが多いです。
カギを取ったのに開かないとき。変数が増えたかを見る。見た目を隠しただけでは、プログラムは知りません。
敵が壁の中で震えるとき。向き変更の条件がきつすぎるか、乱数の幅が狭すぎることが多いです。完璧なパトロールより、止まって見える時間を少し足すと落ち着くことがあります。
コンテストに出すとき。「ゼルダのパクリですか?」と不安になるご家庭があります。ルールの型を借りて、物語と見た目と名前を自分のものにしていれば、本人の作品として説明できます。心配なら、公式の募集要項を一緒に読む。そこが正です。
面談でよく出る、三つの誤解
保護者の方「最新のゼルダみたいなの、作れますか?」
自分「全部は重いです。初期の短いルールからなら、今日からできます。」
保護者の方「Scratchは簡単すぎませんか?」
自分「簡単に見える道具で、状態と条件を説明できるかが本体です。入口は Scratchコース です。」
保護者の方「建設DXの話は、小学生にはまだ早い?」
自分「仮想現場そのものは高校の話です。でも確認してから進む、状態を残す、は小学生でも使えます。」
この三往復、宜野湾の面談でも似た形で出ます。自分も昔は、道具の新しさに引っ張られすぎたことがあります。すいません、遅かったっす...。いまは、短いルールの方が残ると見ています。
うるまの週末や、北谷スポーツセンターの講座でも、同じ質問が出ます。「最新を追いかけないと遅れますか?」と聞かれると、自分はこう返しています。追いかける前に、分解できるかどうかを見る。分解できない最新は、教室では後回しです。分解できる古さは、先に置く。ゼルダ40周年の夜だからこそ、その順番を言いやすい。
Directの夜に、保護者がやりすぎないために
熱がある夜は、つい買い足したくなります。新しいハード。新しいソフト。長い攻略動画。全部が悪いわけではない。ただ、子どもの最初の30分に全部載せると、作る側の席が埋もれる。
自分の提案は地味です。リビングの片隅に、紙一枚。ルール一文。翌日のScratchで変数一つ。Directの映像は、楽しむ席のまま置いていい。作る席は、短い廊下だけでいい。
兄弟がいる家では、「お兄ちゃんが最新を遊ぶ席」と「妹が扉の条件を書く席」を分けてもいい。同じ画面を奪い合うと、どちらも疲弊します。名前を分けるだけで、空気が少し楽になることがあります。効果の保証はしません。ただ、面談ではよく出る工夫です。
コンテストと、同じ締切の出口
2026年9月30日は、勿来工業高校の授業日でもあり、沖縄側でもコンテスト締切が重なる日です。宜野湾プログラミングコンテストは、宜野湾市在住の小学生、または宜野湾市内のスクールに通う小学生が対象。本人が作ったオリジナルのプログラミング作品。特殊なハードウェアが必要な作品は不可。公式を正にしてください。
ゼルダ型の短いゲームでも、条件を満たせば出せる可能性があります。テーマは自由。大事なのは、動くことと、本人の言葉で説明できること。うるま市のコンテストやRoblox賞、Scratchの環境テーマなど、出口は複数あります。全部に出す必要はない。古い募集一覧で終わった大会へ誘導しないこと。
Road To マイクラカップ in 沖縄は、調査から発表までの型を沖縄から体験する入口です。Road To マイクラカップ in 沖縄 参加募集 。提出後は動画とスピーチへ進む大会もあります。開発して終わりではない。ゼルダの扉が開いたあとにも、次の部屋があるように。
高校のDXにRobloxが入ってきた話は、高校のDX教育にロブロックス(Roblox)が入ってきた 。道具のブランド名より、何を体験させたいかで選ぶ方がいい。
Scratchで扉とカギができた子が、次にRobloxへ進むときも、最初にやることは同じです。ワールドを派手にする前に、「触ったらどうなる」「持っていたらどうなる」を一文で書く。Luau(ルアの派生)の文法より先に、状態の設計がある。入口がScratchでも、出口が産業の仮想現場でも、途中の筋肉は共通だと見ています。
AIを使うなら、役割を残す
周辺では、静岡市の中小企業向け生成AI研修や、大学全体へAI環境を広げる動きもあります。子どもの机では、プロンプト暗記より、「何をAIに頼んだか」「どこが違ったか」「自分はどこを直したか」を残す方が強い。Tech Kids系でも、生成AIの利用と役割分担を確認する方向が出ています。プログラミングコンテストはすごいコードだけの大会ではない 。
ゼルダ型の作品でも同じです。敵の動きのアイデアをAIに壁打ちしてよい。でも、変数名と条件は本人が説明できる状態にする。そこが教育です。
未来人材プロジェクトと、教室サイズの翻訳
勿来の授業は、学校・地域企業・建設DX企業の三者連携で、仕事の中身を在学中に見せる「未来人材プロジェクト」の一環でもあります。採用の宣伝だけでも、ツールの販促だけでもない。溝を埋める設計です。
沖縄の民間教室が同じプレハブを建てる必要はない。疑似現場は、順番で作れます。資材確認を「今日使う素材の一覧」に。墨出しを「スタートとゴールの位置決め」に。試験を「テストプレイ」に。施工管理の写真を「制作ログ」に。初期ゼルダの変数メモは、そのいちばん小さい版です。
次期学習指導要領まわりでも、情報活用能力はプログラミングだけではない、と書いてきました。遊ぶから作るへ、沖縄の情報活用 。調べて、確かめて、表現して、伝える。ゼルダのルール書き出しは、その手前の筋肉です。
学校の情報の授業と、民間教室の役割分担も、ここで少しだけ触れます。学校は全員に届ける場。教室は、熱がある子の厚みを足す場。どちらが上でもない。初期ゼルダ型の短いルールは、家庭でも学校でも教室でも使える。だから、今日の記事はスクールの宣伝だけで閉じたくなかった。紙一枚から始められる、という方が先です。体験に来るかどうかは、そのあとでいい。
eスポーツの席も、同じ地図
周辺には、eスポーツとキャリアを語る場もあります。プロゲーマーだけが出口ではない。配信、映像、運営、データ。競技の周りに席がある。沖縄のeスポーツと地域創生 。
ゼルダを遊ぶ子が、実況やマップ解説や短い攻略動画を作るのも、作る側の入口です。全部を勉強と呼ばなくていい。席の名前を増やせばいい。
限界と、書かないこと
Directの中身を、ここで逐一解説するつもりはありません。公式配信と報道を正とします。自分が画面の前で全部をメモした、とも言いません。読者への問いかけから入った、という書き方です。
初期ゼルダを教材にすると、学習効果が出る、とも断定しません。向いている型がある、という現場の判断です。任天堂の教育プログラムだと誤解させないよう、はっきり書いておきます。
建設DXの授業に自分が立ち会ったわけでもありません。プレスを読んで、沖縄の机に翻訳している。生徒の就職効果は保証しません。
価格表や社内の商品仮説も、読者向けには置きません。今夜必要なのは、子どもと一緒に書ける短いルールです。
Directの映像を全部見たわけではない、という前提も残します。公式ページと報道で確認できる範囲で書いています。細部の記憶で盛りません。
建設DXの側でも、SPIDER+の操作手順をここに写経するつもりはない。重要なのは、「図面と写真で状態を残す席がある」ことと、その席が施工の席と分かれていること。アプリ名より、役割の設計です。
クロスウェーブで、いま見ている出口
宜野湾の土曜、うるまの週末、北谷スポーツセンターでの講座、放課後マイクラ部、オンラインマイクラ部。通い方は分かれていても、見ている出口は近いです。
小さな作品を完成させて、人に見せて、直して、記録を残す。可能なら地域や企業の題材へ寄せて、コンテストや発表で一度区切る。出口の型は、だいたいここに集まります。
ゼルダ型のScratch。中高生ゲームクリエイター部。マイクラカップの提出後動画。宜野湾プログラミングコンテスト。Roblox賞。どれも「産業の仮想現場」そのものではありません。でも、役割分担、確認、記録、説明という筋肉は共通です。
月謝は8,800円で通い放題です(宜野湾・うるま)。北谷でも対面の学びの場があります。数字より先に、机の相性です。見学だけでも構いません。拠点は 教室へのアクセス 。宜野湾ラボ、うるま校、北谷拠点の案内もあります。
ゲーム制作講座は、小学生から高校生に加え、大人の受講もあります。中高生クリエイター部0期は、少人数の仲間募集です。店舗のWebや地図(MEO)は別件です。用件をLINEに添えてください。DXや制作の大人向け文脈は 沖縄ホームページ制作工房WEBCRAFTS も参照できます。
最新情報は 沖縄のマインクラフト・プログラミング教室 クロスウェーブ 。沖縄マイクラ部は 沖縄マイクラ部について 。コース一覧は プログラミングスクール詳細 。論理的思考から先の階段は ScratchからPython・AI・ポートフォリオへ です。
大人向けのAI学びの場は、沖縄AI勉強会(AI Lab)Discordコミュニティ 。子ども教室の無料体験とは別系統です。
無料体験では、いきなり大作を作りません。短いルールを書いて、Scratchで扉が一つ開くところまで、でも構いません。中高生なら、RobloxやPythonの短い制作DAYから入ってもいい。見学だけでも大丈夫です。「ゼルダみたいなの、どこから?」「中高生クリエイター部、まだ入れますか?」と聞いてくれれば、紙から一緒に始めます。北谷の日程や、うるま・宜野湾の空きは、LINEで最新を確認してください。月謝の数字より先に、机の相性を見たい、という保護者の方が多いです。自分も、その順番の方が好きです。
「ゲーム禁止」より先に、席を増やす
自分も親として、禁止令を出した翌日に撤回した経験があります。笑えない話です。
今日の主題は、禁止の是非ではありません。席を増やす話です。遊ぶ席の隣に、作る席を置く。Directを見た夜なら、なおさら熱がある。その熱を、短いルール一文に落とす。それが、いちばん安い教材です。
ゲーム時間のルールは、各家庭の事情がある。一律の正解は書けません。ただ、禁止だけが先に立つと、作る席の名前が消える。名前が消えると、子どもは「悪いことをしている時間」としてしか画面を持たなくなる。そこだけは、もったいない。扉が開く条件を一文書ける夜は、少なくとも「悪いこと」だけではない。
官公庁や自治体の現場から見ると
自分は長いあいだ、Webやシステムのプロジェクトマネージャとして、政府・官公庁や沖縄の自治体まわりの仕事にも関わってきました。そこで毎回効くのは、技術の新しさより、現場の手順と記録です。誰が確認したか、何を残したか、次の人が読めるか。この三つの方が、ツールのバージョンより先に効く。
子ども教室の「カギを持っているか」という変数と、大人のプロジェクトの確認ログは、意外と同じ筋肉です。自治体の公式SNS伴走でも、目的のない発信は弱い。柱がないと、ツールだけ増えます。建設DXの授業が座学のあとに仮想現場へ移るように、目的のあとに実践がある方が残る。
金武町などで見てきたのも、開設して終わりではない伴走でした。子ども向けに翻訳すると、「公開して終わりではなく、反応を見て直す」。Robloxでも、マイクラカップの通過後動画でも、同じ型が出ます。
エンジニア歴が長いと、「最新が正義」に引っ張られやすい。自分もそうです。でも教室の机では、古い型の方が先に効く週が多い。初期ゼルダの見下ろし型は、その象徴です。古いから劣っているのではなく、分解しやすいから強い。40周年のDirectの夜に、あえてそこを言うのは、ちょっと意地悪かもしれません。でも、保護者の方の財布と、子どもの最初の一時間を守りたい。
「不登校」や居場所の話を、商品化しないために
周辺には、不登校と保護者の就労を扱う話題もあります。ここでは調査の細部を断定しません。言いたいのは一点だけです。
学びの場は、学校へ戻すか戻さないかの二択だけではない。本人が選べる制作の居場所があるかどうか。プログラミングやゲーム制作は、その候補になり得ます。ただし「不登校向け」と安易に商品化すると、本人の選択が消える。見学と体験から相性を見る順番を、崩したくない。一行の作品ができたら、それで今日は前進です。
ゲームが得意な子ほど、「完成」のハードルを自分で上げすぎることがあります。Directの映像が豪華な夜は、とくにそうなりやすい。だから大人の側が、完成の単位を小さく切ってあげる。扉一つ。カギ一つ。部屋一つ。それで十分、作る側です。
長文のあとで、残したい一行
昨夜のゼルダDirectの熱を、全部最新作の再現に使わなくていい。
初期の2D見下ろし型ゼルダが教えてくれるのは、短いルール、座標、状態、条件分岐です。小学生のScratchには、それがちょうどいい。中学生・高校生は、その先でRobloxやPython、AI、Web、動画、コンテストへ厚みを足せる。同じ筋肉が、確認と記録を重んじる建設DXの学びにもつながる。沖縄の教室では、その順番で机を置いています。
長文に付き合ってくださって、ありがとうございます。迷っているのは普通です。今夜やることは、新しいハードを買うことではなく、「もし敵が0なら、扉を開ける」を子どもと一文書くことでも構いません。中高生本人なら、「作りたいゲームを一文にする」でもいい。その一文が、作る側へのいちばん小さい入口です。
紙でもメモでも、声に出してもいい。書いて残った一文は、翌週のScratchでも、Robloxでも使えます。Directの熱が冷めたあとに残るものが、いちばん大事です。自分も、夜の興奮より翌日の机を見ています。短いルールが残っていれば、それで勝ちです。焦らなくて大丈夫です。翌日の机で十分ですよね...!
夜の検索が「プログラミング教室」でも「Scratch」でも「ゼルダ」でも「中学生」でも「高校生」でも「DX人材」でも、辿り着きたい場所は同じことが多い。道具の名前より、ルールを分解して残せる机かどうか。そこを、よかったら一度見に来てください。質問は短くて大丈夫です。「ゼルダみたいなの、どこから始めますか?」「中高生クリエイター部、まだ入れますか?」だけで十分です。自分は、その問いに机の前で答えます。焦らなくて大丈夫です。今夜はそれで十分です。
もし今夜、子どもが「最新のゼルダを作りたい」と言っても、否定しなくていい。「じゃあ、最初の部屋の扉だけ作ろう」と返す。中高生が「ゲーム部みたいなの、ある?」と聞いてきたら、「0期の仲間募集、いまやってる」と返す。それだけで、Directの熱が、作る側の熱に変わります。自分は、その変換がいちばん好きです。
まずは一度、ゲームやAIを使ったものづくりを体験してみませんか。体験、見学、中高生クリエイター部への相談、どれからでも構いません。
この記事を書いた人
宜野湾・うるま・北谷の教室で、子どもたちの画面と、提出前の机の温度を見ています。経歴の正本は すずきたかまさ(鈴木孝昌)プロフィール ― 沖縄マイクラ部・クロスウェーブ代表 に置いています。Googleマップの口コミは、指導の自慢ではなく、保護者の方との信頼の記録として見ています(クロスウェーブのGoogleマップ)。星の数字より、面談の席で「うちの子に合うかな」と迷う時間の方が、自分には重いです。昨夜のDirectの話も、中高生クリエイター部の話も、建設DXの話も、沖縄の机で何を残すかを決める材料として書いています。よかったら、続きは教室で。
今すぐ、LINEから無料体験を予約できます。「見学だけでもいいですか?」「中高生クリエイター部の話だけ聞きたい」という問い合わせも大歓迎です。まずは一度、教室の雰囲気を体験しに来てください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」 代表:鈴木 孝昌 (Google/Meta本社招待・政府PM・日本ソフトウェア大賞・マイクラカップ沖縄地区最優秀賞・TBS賞) 運営母体:株式会社WEVA(沖縄AI勉強会 WEVA)|沖縄ホームページ制作工房WEBCRAFTS 沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F (c) 2012-2026 WEVA. All Rights Reserved.
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