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Difyの「マーケットプレイス」とは?仕様やプラグインのインストール方法を紹介

「今使っているSlackやGmail等のツールを生成AI連携で自動化させたい!けど、GPTsはセキュリティ面が不安だし、ゼロから自動化ツールを開発するのはちょっと……」と、お悩みの方は多いはず。

プログラミング不要で本格的な生成AIアプリを構築できるプラットフォーム「Dify」なら、そんなお悩みを解決できるかもしれません!

Difyでは構築したアプリとSlack等の外部ツールを連携させる「プラグイン」が後付けでインストール可能。

そして、そのプラグインは「マーケットプレイス」から気軽に探索・インストールができちゃいます。マーケットプレイスで選べるプラグインは120種以上あり、みなさんの業務に役立つものもきっと見つかるはずです。

今回はそんなDifyの機能のうち、マーケットプレイス側に焦点を当てて、その概要・使い方をご紹介していきます。

本noteは「Difyの機能を拡張して業務に合わせたアプリを構築したい方」におすすめです。完読いただくと、以下のことがわかるようになるでしょう!

1️⃣ Difyのマーケットプレイスの概要
マーケットプレイスでできることやプラグインとの関係を解説します。

2️⃣ マーケットプレイスや関連機能の使い方
マーケットプレイスでのプラグインの導入・設定・削除の方法を中心に実演解説します。

3️⃣ Difyの代表的なプラグイン
マーケットプレイス上のプラグインについて、代表的なものを紹介します。


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Difyの「マーケットプレイス」とは?

Difyの「マーケットプレイス(Dify Marketplace)」とは、Difyの機能を拡張する「プラグイン」を探索・インストールできるページを指します。

このマーケットプレイスはプラグインとともに、2025年2月28日に正式リリースされた要素で、下記のような検証済みのプラグインを120種以上収蔵しているのが特徴。

SlackやGoogle等、業務でよく使う外部ツールのプラグインをすぐに見つけてDifyアプリに組み込めます。

  • Slack送信やGoogle検索の機能を追加できる「ツール」

  • OpenAIやAnthropic等の「モデルプロバイダー」

  • 外部ツールに同期してワークフローを起動する「トリガー」

  • Function Calling等の「エージェンティック戦略」 等

生成AIを活用した業務自動化に役立つこと間違いなしです!

ちなみに、Difyのマーケットプレイスへはログイン不要でアクセスが可能。気になった方はぜひぜひ、どんなプラグインがあるのか探索してみてください。

Web版のマーケットプレイス:Dify Marketplace

なお、Difyのプラグインについて詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご確認ください。


Difyのマーケットプレイスの使い方

ここからは、Dify(Web版 / ローカル版)のマーケットプレイスの使い方を実演形式でご紹介します。

プラグインのインストール

Difyのマーケットプレイスでは、標準のDifyにない追加機能を「プラグイン」の形でインストールできます。以下、そのインストールの流れをみていきましょう。

まずは、Difyの共通画面右上にある「プラグイン」をクリックします。

Difyの共通画面右上にある「プラグイン」をクリック

次に、プラグインの一覧画面から「マーケットプレイスを探索する」を選択してください。

プラグインの一覧画面から「マーケットプレイスを探索する」を選択

すると以下のとおり、マーケットプレイスの画面が表示されます。この画面では、任意のプラグインを検索・インストールすることができます。

マーケットプレイスの画面

例えば、メッセージアプリのLINEとDifyを連携させるプラグイン「Line Bot」をインストールしたい場合の操作は、下図のとおり。

検索ウィンドウに「line」と入力して、表示されたプラグイン(Line Bot)にカーソルを合わせて「インストール」をクリックします。

検索ウィンドウに「line」と入力して、表示されたプラグイン(Line Bot)にカーソルを合わせて「インストール」をクリック

続けて、インストールの確認画面で「インストール」を選択して、しばらく待てばインストール完了です。

インストールの確認画面で「インストール」を選択して、しばらく待てばインストール完了

ここでインストールに成功すると、先ほどのプラグイン一覧画面に新しいプラグインが表示されます。

先ほどのプラグイン一覧画面に新しいプラグインが表示

API等の追加設定

Difyのプラグインのなかには、インストールしただけでは使えないものも存在します。この場合は、API等の追加設定が必要です。

プラグインの追加設定を行うにはまず、先ほどのプラグイン一覧画面を開きます。次に、任意のプラグインをクリックして、設定画面を表示しましょう。

あとは、プラグインごとに求められる設定(APIキーやその他認証情報の入力)を済ませれば、晴れてプラグインが使えるようになります。

プラグインごとに求められる設定(APIキーやその他認証情報の入力)を済ませれば、晴れてプラグインが使える

設定できる内容はプラグインによりけりですが、Line Botの場合はLINE公式アカウントやLINE Developersの認証情報を入力できます。

、Line Botの場合はLINE公式アカウントやLINE Developersの認証情報を入力

プラグインの削除

一度Difyにインストールしたプラグインは、後から削除することも可能です。プラグインを削除したい場合は、一覧画面から任意のものにカーソルを合わせてゴミ箱アイコンをクリックします。

一覧画面から任意のものにカーソルを合わせてゴミ箱アイコンをクリック

あとは、確認画面で「確認」を選択すれば、プラグインの削除が完了します。

プラグインの削除が完了

マーケットプレイス以外からDifyに機能を追加する方法

Difyのプラグインのなかには、マーケットプレイス以外の画面からもインストールできるものが存在します。以下、そのインストール方法についてもみていきましょう。

ツールのインストール

「ツール」はWeb検索やメッセージ送信等、外部サービスの機能を生成AIに使わせるためのプラグインです。

こちらはアプリタイプエージェント」やアプリタイプ「チャットフロー / ワークフロー」内のエージェントブロックから選択してアプリに組み込むことができます。

そんなツールはDifyのマーケットプレイスのほか、共通画面上部の「ツール」欄からもインストールが可能です。さて、こちらを実際にクリックしてみましょう。

共通画面上部の「ツール」欄からもインストールが可能

「ツール」を選択すると、ツールの一覧画面が表示されます。こちらの画面では、Difyにインストール済みのツールに加え、マーケットプレイス上のツールも確認可能です。

ツールの一覧画面

この一覧画面から任意のツールをインストールするにはまず、画面右上の検索ウィンドウにツール名を入力します。続けて、任意のツールにカーソルを合わせて「インストール」を選択しましょう。

任意のツールにカーソルを合わせて「インストール」を選択

最後に、確認画面でも「インストール」をクリックしてしばらく待てば、ツールのインストールが完了します。

「インストール」をクリック
インストールが完了

インストールしたツールは、先ほどのツール一覧画面から確認できます。ツールによっては必要なAPI等の設定もこちらで可能です。

先ほどのツール一覧画面から確認

モデルプロバイダーのインストール

Difyでは、生成AIモデルを使用する際のコネクタとなるプラグイン「モデルプロバイダー」が、提供元(会社やサービス)ごとに用意されています。

このモデルプロバイダーは、マーケットプレイスに加え、Dify全体の設定画面からもインストールが可能です。

そのインストール方法としてはまず、共通画面右上のアカウントアイコンをクリックして、「設定」を選択します。

共通画面右上のアカウントアイコンをクリックして、「設定」を選択

次に、設定画面左側のサイドバーから「モデルプロバイダー」を選択し、任意のものにカーソルを合わせて「インストール」をクリックしてください。

設定画面左側のサイドバーから「モデルプロバイダー」を選択

確認画面で再度、「インストール」を選択します。

確認画面で再度、「インストール」を選択

ここまでの工程を終えると、モデルプロバイダー一覧画面の上部に先ほどインストールしたものが表示されるはずです。

ここからインストールしたモデルプロバイダーを使うにはあと一手間、API等の認証設定が必要となります。

認証設定を行うには、インストールしたモデルプロバイダーの欄の右側にある「セットアップ(コンフィグ)」をクリックします。

インストールしたモデルプロバイダーの欄の右側にある「セットアップ(コンフィグ)」をクリック

次に、ポップアップ画面から認証名と生成AIモデルの提供元で取得したAPIキーを入力して設定完了です。(組織やベースURLの入力は任意)

認証名と生成AIモデルの提供元で取得したAPIキーを入力して設定完了

Difyのマーケットプレイスで選べるプラグイン5例

ここでは、Difyのマーケットプレイスでインストールできるプラグインのうち、代表的なものを5つご紹介します。

① Tavily

「Tavily」は、生成AIによるWeb検索とURLアクセスを可能とするツール型プラグインです。こちらは下記2種類の機能を提供しており、生成AIモデルが処理しやすい形式の検索結果・アクセス結果を出力することができます。

  • Tavily search:入力したクエリに関連する情報をWeb上から収集・要約

  • Tavily extract:入力したURLにアクセスし、コンテンツを抽出・要約

プラグイン公式ページ:Tavily - Dify Marketplace

② Google

同じく「Google」も、Web検索機能を生成AIに追加できるツール型プラグインになります。こちらはGoogleのスニペットやWebページを収集可能で、SEOを意識したアプリに最適です。

プラグイン公式ページ:Google - Dify Marketplace

③ Dify Agent Strategies

「Dify Agent Strategies」は、Difyが公式でリリースしているエージェント戦略型のプラグインです。

まず、エージェント戦略とはアプリタイプ「ワークフロー / チャットフロー」のエージェントブロックで選べるオプションで、生成AIモデルが自律的にタスクをこなす際の行動指針にあたります。その一種であるDify Agent Strategiesは、下記2種類のオプションを備えており、高度な業務自動化アプリにおすすめです。

  • Function Calling:タスクの実行に必要なツールを生成AI自身に選ばせる

  • ReAct:推論(タスク分析・ツール使用・処理の改善)と行動を生成AIに繰り返させる

プラグイン公式ページ:Dify Agent Strategies

④ Slack

ビジネスチャットの「Slack」については、下記3種類のDifyプラグインが登場しています。こちらは社内用のFAQチャットボットやスケジュール管理自動化アプリなどなど、幅広く使える優れものです。

  • Slack:ワークフローの出力をメッセージとしてチャンネルに送信(一方向)

  • Slack Bot:Slack上でDify製アプリとの双方向のやり取りを実現

  • Slack Triggerプラグイン:Slack上のイベントに連動してワークフローを起動

プラグイン公式ページ(Slack):Slack - Dify Marketplace
プラグイン公式ページ(Slack Bot):Slack Bot - Dify Marketplace
プラグイン公式ページ(トリガー):Slack - Dify Marketplace

⑤ Stability

Difyの「Stability」は、画像生成AI「Stable Diffusion」でおなじみStability AI社の画像・音声・動画生成AIモデルが使えるツール型プラグインです。こちらはアプリ側からの入力をもとに画像等を生成・出力するしくみになっていて、画像生成機能付きのチャットボットや広告クリエイティブの自動生成ツールでの活用に適しています。

プラグイン公式ページ:Stability - Dify Marketplace


Difyのマーケットプレイスに関するよくある質問・FAQ

最後に、Difyのマーケットプレイスについてのよくある質問・FAQにお答えしていきます。

Q.Web版とローカル版の違いは?マーケットプレイスは両方で使える?

A.DifyのWeb版(クラウドサービス)とローカル版(セルフホストサービス)の違いは下記のとおり。マーケットプレイスについては、両方で問題なく使えます。

DifyのWeb版とローカル版の違い

Q.Difyの料金は?無料で使える?

A.DifyはWeb版 / ローカル版ともに基本無料で使えます。ただ、生成AIモデルやプラグイン(外部ツール)の使用には別途API料金が必要です。

なお、Web版Difyについては無料プランのほか、2種類の有料プランも存在します。各プランの詳細は下図のとおりで、上位のプランほどアプリの使用回数やストレージの制限が緩くなる仕様です。

料金プラン
参考:https://dify.ai/jp/pricing

Q.Difyのライセンスは?

A.Difyには「Apache License 2.0」の修正版が適用されます。詳細は下表をご確認ください。

Difyのライセンスの詳細

Q.DifyとChatGPT(GPTs)の違いは?

A.DifyとChatGPTの生成AIアプリ作成機能「GPTs」の違いは下表のとおりになります。GPTsと比較してDifyは、「選べる生成AIモデルの種類が多い点」と「安定した挙動のアプリを組める点」が魅力です。

DifyとGPTsの違い

マーケットプレイスでDifyの用途を拡大しよう!

本noteでは、Difyのマーケットプレイスについて概要・使い方等をご紹介しました。

Difyでは、マーケットプレイスから日常業務でよく使うツールのプラグインをインストールして、アプリに組み込むことができます。

プラグインの活用法は文章生成アプリにWeb検索機能を搭載したり、SlackにFAQチャットボットを実装したり……と無限大です。

まずは、ログイン不要のマーケットプレイスを探索して、業務自動化に役立ちそうなプラグインを探してみてください!

なお、業務に特化したノーコードツールn8nの事を知りたい場合は以下の記事をご覧ください。


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