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久那斗と勿来

「環八 鵜の木の庚申塔群『鉄壁南北ライン』」 で登場した「道饗みちあえ神社」
全国的にもレアな存在で、御祭神は八衢比古神やちまたひこのかみ八衢比売神やちまたひめのかみ久那斗神くなどのかみ三柱みはしらです。
京都に邪気が入り込まぬよう、毎年6月と12月に都の四隅で道饗祭が執り行われていたようです。
「饗」の字は「晩餐会」の「餐」と同様に御馳走のことで、かつては村落の入り口の道に食べ物を埋めておいて、侵入しようとやってきた鬼が、そこで腰を下ろしてくれるだろう、という算段だったとか。

ところで、道饗神社の祭神のうち八衢比古神と八衢比売神は、「八街やちまた」と同義で分岐点を護る神様です。
一方、久那斗神は、「来な処」すなわち「きてはならない所」ということを示している塞の神なのだそう。

「くなど」は「来な処」すなわち「きてはならない所」の意味

出典:Wikipedia「岐の神」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%90%E3%81%AE%E7%A5%9E


ところ変わって、茨城県と福島県の県境にある「勿来なこその関」。
厳密には、奥州三関のひとつである「勿来関」と、福島県いわき市の観光地である「勿来の関」は異なるようですが、ここでは「勿来」という地名に着目すると、

歌枕として和歌にも詠み込まれるこの「勿来」という地名も、また「来るな」ということを示しているのだそうです。

「なこそ」とは、古語における「禁止」の意味の両面接辞『な~そ』に、『来(く)』(カ行変格活用)の未然形「来(こ)」が挟まれた「な来そ」に由来する。現代語では「来るな」という意味。

出典:Wikipedia「勿来関」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%BF%E6%9D%A5%E9%96%A2

もちろん、いまはみんなウエルカム
魚の美味しい町です。


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