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30歳で年収1,000万円到達までの全てを言語化してみる3章

ポストは数えられる — 組織要因と強みの希少性編

前回(第2章)の要点は3つ。

- 年収は能力の前に、業界とビジネスモデルで「レンジ」が決まる
- レンジ内のどこに着地するかは、上司(=プレイヤー)の腕に依存する
- 上司を出世させると、自分の年収の天井そのものが上がる

で、今回は地図の2つ目のエリア、「組織要因」である。

ひとつ質問をしたい。あなたの会社に、部長の椅子はいくつあるだろうか。

数えたことがある人は、ほとんどいないと思う。私は数えた。数えてわかったのは、部長というのは「なれるかどうかわからない、雲の上の役職」ではなく、「椅子の数と競争率が計算できる、ただの椅子取りゲーム」だということだ。しかも計算してみると、このゲーム、椅子の数のわりに、座りたい人が驚くほど少ない。

この章では、椅子の数の数え方、椅子が増えるスピードの読み方、本当の競争率、そして「自分の強み」がその椅子取りゲームでどう効くか、を書く。読み終わる頃には、自分の会社の椅子の空き状況と、自分がそのゲームでどのタイプの戦い方をすべきかがわかるようになっている。

なお、どれだけ良い業界・良いビジネスモデルの会社を選んでも、部長になれなければ年収1,000万円の道は遠のく。多くの企業では、部長未満では1,000万円に到達しないからだ(逆に、業界・業種をミスっていると、部長になっても800万円止まりの会社も存在する。だから第2章の環境選びが先なのである)。

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