#158【追悼・・・Sly"Sylvester Stewart"Stone】
いつかこの日が来る事は分かっていました。覚悟はしていましたが・・・。
2025年6月9日、Sly Stoneが旅立ってしまいました。享年82歳。
60年代、James Brownが確立した大衆音楽としての「Funk」を、より洗練させ、サイケ的な要素も盛り込み、近代ファンキー・ミュージックという独特の「世界」を創造。
後のOhio Players、Kool & The Gangなどに多大な影響を与え、この音楽がより大きなマーケットに受け入れられる「礎」を創ってくれました。
一見、一聴すると、彼の音楽は、ひたすら「感性」によって生み出された印象がありますが、決してそうではなく、そこには「緻密」で「繊細」な計算がありました。
以前、某ラジオ番組のゲストに来てくれた「信者」のひとり、スガシカオさんの言葉が思い出されます。
「彼は、楽譜を縦に書ける人なんですよ!曲を作る時は、そんなしっかりした土台があるからこそ、感性がより活きてくるんですよね!」
つまり、彼はまず曲全体のイメージを描き、そこにどんな「楽器音」や「間」を差し込むと、唯一無二の音楽が生まれるか・・・という事を熟知している人でした。
そんな彼の音楽に宿る「DNA」を、全米ヒット・チャートにおける「功績」、カヴァー・ヒット、サンプリング素材に分けて、まとめてみました。
この「DNA」が、未来のミュージック・シーンにおいても末永く受け継がれる事を願いつつ、心よりご冥福をお祈りします。
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