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ギターが言葉に変わっただけ 〜私が「風待ちロク」になった理由〜

こんにちは。
風待ちロクです🍃🌿

前回、
「ありがとう。そして、これからも」
という記事を書かせていただきました。

その中では、

「ロク」から「風待ちロク」へ名前を変えて、
再びnoteを書き始めたことについて触れました。

でも、
ひとつ書けなかったことがあります。

それは、
「なぜ、ロクから風待ちロクに変えたのか。」

今日は、
そのことを少しお話ししてみようと思います。



私が「ロク」という名前で、
noteを始めたのは、
昨年の6月でした。

最初は、
右も左もよく分からないまま、
とにかく記事を書いていました。

日常の出来事だったり、
その時に感じたことだったり。

少しずつ投稿を重ねていくうちに、
ありがたいことに、
読んでくださる方も増えていきました。

フォローしてくださる方が一人増えるたび、
「あ、読んでくださる方がいるんだ。」
と嬉しくなったことを覚えています。



実は、
noteを始めた頃の私は、
「いつかnoteで収益化できたらいいな。」
そんな気持ちも少しだけ持っていました。

せっかく文章を書くのだから、
それが少しでも収益につながれば嬉しい。

そんな思いは、
ごく自然なものだったと思います。

ところが、
3〜4ヶ月ほど続けたころから、
私の中で少しずつ、
何かが変わっていきました。



記事を投稿すると、
スキを押してくださる方がいる。
コメントを書いてくださる方がいる。

そして、
いつも読みに来てくださる方がいる。

そのことが、
いつの間にか、
収益よりもずっと嬉しくなっていました。

「今日も読んでもらえた。」

「この言葉が誰かに届いた。」

それだけで、

十分だったのです。



そんな中、
今年の6月、
私は一度noteを休止することにしました。

そして、
そのことを記事に書きました。

正直なところ、
その時は、
このまま戻ってこない可能性もあるのかな、
と思っていました。

でも、
その記事に寄せていただいたコメントを読んで
驚きました。

「また戻ってきてください。」

「待っています。」

「またロクさんの記事を読みたいです。」

そんな温かい言葉を、
たくさんいただきました。

本当にありがたかったです。



その言葉を読みながら、
私はあらためて考えました。

「自分は、何のためにnoteを書いていたんだろう。」

そして、
気づいたことがあります。

私は、
たくさんの人に読んでもらいたかったわけではないのかもしれません。

もちろん、
多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。

でも、
数字そのものを追いかけたいわけではありませんでした。

たった一人でも、
私の文章を読んで、

「少し気持ちが楽になった。」

「季節を感じました。」

「明日もぼちぼちやってみようかな。」

そう思ってくださる方がいる。

私にとっては、
それが何より嬉しいことだったのです。



そして、
ふと昔の自分を思い出しました。

若い頃、
私はミュージシャンを目指していました。

ギターを持って、
音楽をやっていた時代があります。

あの頃も、
大きなライブハウスやホールで、
大勢の人を前にして演奏することより、
小さなライブハウスで演奏したり、

駅前で一人、
ギターを抱えて弾き語りをしたりする方が、
私は好きでした。

目の前を歩いていた人が、
ふと足を止めてくれる。

少しだけ歌を聴いて、
またそれぞれの場所へ歩いていく。

そんな距離感が、
好きだったのだと思います。



考えてみれば、
今のnoteも、
あの頃とあまり変わらないのかもしれません。

ギターが、
言葉に変わっただけ。


駅前で歌っていた私が、
今はnoteという場所で、
文章を書いている。

大勢に届かなくてもいい。

誰か一人が、
ふと立ち止まって読んでくれたらいい。


そして、
その人の心に、
何か小さなものを残すことができたなら。

それで十分なのだと思います。



そんなことを考えながら、
もう一度noteを書いてみようと思いました。

今度は、
少しだけ新しい名前で。
私がこれまで書いてきた、

二十四節気や七十二候。

季節の花。

空や月。

そして、

日常の中で見つけた小さな出来事。

そんなものを、
焦らず、
自分の歩幅で、
もう一度書いてみたい。

そこで浮かんだのが、
「風待ち」という言葉でした。



風は、
自分の力では吹かせることができません。

強い日もあれば、
穏やかな日もあります。

そして、
まったく吹かない日もあります。

でも、
ずっと同じ風が続くわけでもありません。

いつか、
風向きは変わります。

だから、
無理に前へ進もうとしなくてもいい。

風が来るまで、
少し待ってみる。

吹いてきたら、
その風に帆を広げて、
また進めばいい。

そんな生き方も、
悪くないなと思いました。



そして、
「ロク」という名前は残しました。

これまで、
たくさんの方に呼んでいただいた名前です。

私自身も、
愛着があります。

だから、
まったく別の名前にするのではなく、
「ロク」に「風待ち」を添えました。

そうして、
「風待ちロク」になりました。



名前は少し変わりましたが、
書いている私は、
以前とそれほど変わっていません(笑)。

相変わらず、
空を眺めたり、
花を見つけたり、
季節の風を感じたり。

時々、
コーヒーを飲んだり、
美味しいものを食べたり。

そして、
そんな何気ない日常を、
言葉にしています。



今では、
noteは私にとって、
何かを得るためだけの場所ではなくなりました。

誰かに届ける場所であり、
誰かの言葉を受け取る場所。

そして、
自分自身の心を、
静かに見つめる場所でもあります。

若い頃、
駅前でギターを弾いていたように、
これからも私は、
noteの片隅で、
ぽつぽつと言葉を紡いでいくのだと思います。



たくさんの人に届かなくてもいい。

でも、
必要としてくださる誰かのところへ、
風に乗って、
そっと届いてくれたら嬉しい。

それが、
今の私が文章を書く理由なのかもしれません。

「ロク」から、
「風待ちロク」へ。

これは、
名前を変えただけではなく、
私自身が、
もう一度「書く理由」を見つけるための、
小さな再出発だったのだと思います。



急がず、
競わず、
風向きが変わるのを待ちながら。

いい風が吹いた日は、
少しだけ帆を広げて。

風のない日は、
そこでのんびり休んで(笑)。

これからも、
季節のこと、
花のこと、
そして何気ない日々のことを、
私なりの言葉で紡いでいきたいと思います。

いつも読んでくださる皆さま、
本当にありがとうございます。

そして、
これから出会う皆さまも、
どうぞよろしくお願いいたします🍃

今日も読んでくださり、
ありがとうございました🍃🌿✨

風待ちロク 🌿

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