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今日の言葉は「発汗」です。

約180万年前、ヒトは二足歩行などの現代人のような身体的特徴を獲得しました。
長い脚、長いアキレス腱、大きな大臀筋、熱を十分に放出できる発汗機能など、これらは長い距離を走るために進化したものです。
これに対してヒト以外の哺乳類は、瞬発性に富んだ白筋が多く、発汗機能が乏しいため、長距離を走るとどうしても休息が必要になります。
そのため、ヒトが行う狩猟では「おにごっこ戦略」がとられました。
ひたすら獲物を追いかけまわし、獲物が疲れ切ったところを狩るという作戦です。
このように、ヒトは、長い歳月をかけて自身の身体を狩猟活動に最適化させるよう進化させてきました。
つまり、私たちの身体は進化論的合理性によって形づくられているのです。

庵野拓将『科学的に正しい筋トレ』

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