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弾きながら歌う ≠ 弾く+歌う

弾きながら歌うことは、
歌うことと弾くこととは全然違う。

歌う練習して弾く練習してそれぞれ出来ても、弾きながら歌えない。

そう、歌えるようにして、弾けるようにして、
さらに弾きながら歌えるようにする、
っていう練習が待ってる。

それも弾きながら歌うってことはマイクに声を乗せるために、出来るだけ手元を見ずに前を向いて弾く必要がある。

しかも歌のリズムと弾くリズムで違ったりして、それを同時進行しないといけない。

弾きながら歌うってことは、
歌うことと弾くこととは全然違う、ホント。


弾き語りを始めてから、歌とギターでバラバラのことが出来るように、
音源を流しながらの発声練習中ずっと苦手なコード進行を違うリズムで弾き続けるっていう練習を10年ぐらいやってた。

弾きながら歌ってると、どうしても弾き間違えた時に「あ!」って息が止まって歌も止まったり、声が小さくなったりしがち。

もし予定外の音がギターから出たときには、歌がそっちに引っ張られて音程が揺れたり外したりしがち。

ミスしなかったとしても、苦手コードになると弾くことに気持ちが行ってしまって歌が荒くなりがち。

それって聴いてる側に「不安感」が湧くから、ちょっとでもそれがあると楽しめなくなる。 

多少ミスがあっても、「全体が安定してて、安心して聴いていられる」って、人に聴いてもらうなら実は一番大事だと思う。

だから「弾いてて何があろうが歌は安定してる」を実現するために考えた、わたし独自の練習法がさっきの「発声練習中ずっとギターで違うリズムで苦手コード進行を弾く」。

最初は歌もギターも中途半端になってしまって、どちらの為にもならない気がしたりもした。

でもやっぱりしつこくしつこくやり続けると、時間はかかっても出来るようになるもので。

10年、出来るだけ毎日やり続けた練習はちゃんと身になっていて、さらに自分の強みになる。

だからギターさえ弾けるようになれれば、ジャズもある程度は弾き歌い出来るはず。

しつこく練習し続ければムリに思えることも出来るようになる!は信じてる。

才能がある人、音楽センスのある人には憧れるけど、わたしはひたすら練習し続けることで何とかしてきた。

ジャズだってきっと。

それを信じてる。


一時期すごく聴いてたEsperanza Spalding

可愛らしい女性が、大きなウッドベースを抱えるように弾いてるのも新鮮だけど、さらに歌いながらハードに弾き続けるんだからホント凄い。

それもスキャットは独特ですごく自由な歌いまわしで異次元クラス。

そして何より、やっぱり音楽を楽しそうにやってる人がとにかく大好き!


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