技術士第二次試験 建設部門 土質及び基礎 勉強用010軟弱地盤対策の原理を3つ挙げ、代表的な工法の説明
1.固化工法
原理として、軟弱土に含まれる水とセメント、石灰等の固化物質による化学反応によって軟弱土を固結させる。これにより、①せん断強度の増加、②変形・沈下の抑制、③液状化防止を行う工法である。
代表的な工法としては、深層混合処理工法がある。粉体やスラリー状の固化材を地中に供給し、軟弱土と強制的に機械攪拌・混合する。柱状やブロック状・壁状の強固な安定処理工を構築する。
2.圧密促進工法
原理として、載荷重または排水層の設置によって、粘性土地盤の圧密を強制的に促進し、強度増加と残留沈下の抑制を図る工法である。
代表的な工法として、プレロード工法がある。構造物と同等以上の荷重を載荷して圧密促進と強度増加を図り、プレロードを除去した後に構造物を築造する。
3.締め固め工法
原理としては、緩い砂質地盤を締め固めて地盤の密度を増加させ、支持力の上昇、沈下等の変形を抑制、液状化防止を行う工法である。
代表的な工法としては、サンドコンパクションパイル工法がある。鋼管を軟弱地盤内に挿入して砂を投入し、振動によって、締め固めた砂杭を地盤中に築造する。粘性土地盤の沈下や安定にも適用可能。
