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北インドの先生はアル・ゴビを食べるのでしょうか?

梅雨が明けて今年も暑い夏が始まった。

日課にしているオンライン英会話では、海外の先生達も夏休みモードなのかお休みが目立つ。
そんな中、インド人の先生の空きを見つけてレッスンを受けた。

初めての先生とのNewsレッスンではいつもフードカルチャーの記事を選ぶ。
それはどの国も独自の食文化を持っているので、文化や経済の違いを超えて意見交換できる数少ない話題の一つだと思っているからだ。

先生は自己紹介の時に、出身地について写真を見せながら説明してくれた。
そこは北インドのパンジャブ州という、シーク教の聖地のある場所で、州都にはル・コルビジェが手掛けた建築物があり、想像していたインドの風景とは少し違っていた。
またインド人の約40%はベジタリアンなのだそうで、先生自身も

Lacto-vegetarian(乳製品は食べる菜食主義者)

なのだと説明してくれた。

ここで一つの疑問が浮かぶ。それは、
インドの人が普段食べるカレーの種類は何か
という疑問。

昔どこかで、インドの人は豆(ダール)カレーを良く食べると聞いたことがあった。
あれは真実なのだろうかと今更ながら気になり始めた。

ドッキリにハメられても絶対に驚かなさそうな先生。
そんな先生のリードを妨げないように質問するタイミングを慎重に伺う。

そんな中、「好きな食べ物」に関する質問が来た。
私はピザという答えに絡めながら、普段食べるカレーの種類に話を持っていこうと考えた。
しかしピザと聞いた先生が、ローマピザとナポリピザの違いについて説明し始め、一通り説明が終わると、何と今度はレッスンが終わってしまった。

レッスンのあと録音された25分の音声を聞きながら、ほとんどピザの話しかしていなかったことに気づき驚く。
そして聞けなかったことで余計に気になり、結局自分でインド料理について調べてみた。

カレーやタンドリーチキン、チキンティッカといった普段よく目にする食べ物の中に、聞いたこともないアル・ゴビという料理を見つけて興味が湧く。

アル・ゴビとはじゃがいも(アル)とカリフラワー(ゴビ)のスパイシーな炒めもの。

ちょうど暑い夏が始まって早くも少しバテ始めていたところ。
そこで思い立って週末の夕食は元気が出そうなインド料理にすることにした。

特に予定もなかったので、家族で手分けして準備する。
カレーは夫が、ナンは娘が、そして私はアル・ゴビを担当した。
折角なのでレッスンで聞いた唯一の情報をたよりに、先生のホームタウンでも人気だというラッシーも作る。

ベジタリアンの先生にあやかって、家族にダルカレーを提案したら多数決の結果、2対1で敢え無く却下に。
それでもいつものルーではなくスパイスを使ったチキンカレーは、ちょっとリッチな雰囲気を出してくれた。



そして肝心のアル・ゴビはと言うと、地味な見た目からはなかなか想像し辛いが、クミンシードやニンニク、しょうがといったスパイスの香りが合わさり、塩加減も絶妙。そこにコリアンダーの風味がよく合い、食欲を増進させる。


恐るべしインド料理。

スパイスの香りに包まれてラッシーを飲みながら、Youtubeで見たシーク教の黄金寺院を思い出してみる。
少し食べすぎたかなと思ったけど、心なしか元気が出てきた。

夏休みが終われば違う国に引っ越す予定だと言っていた先生。
もしもまたレッスンを受けることができたら、今度はもっとインド料理の話をしよう。













#創作大賞2025 #フード部門

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