フェス
十数年前、初めて「ROCK IN JAPAN」に行ってから、フェスが大好きになりました。
あのときの10-FEETのパフォーマンスは本当に衝撃で、めちゃくちゃ興奮したのを今でもはっきり覚えています。
あれ以来、全国いろんなフェスに足を運んできました。
中でも特に思い出深いのは、やっぱり10-FEETの「京都大作戦」。
妻や友人と一緒に行ったあの空気感、熱気、みんなで歌って跳ねた時間はどれも最高でした。
フェスって、音楽だけじゃなくて、その場に集まった人たちのエネルギー全部が混ざり合う感じがたまらないんですよね。
あの瞬間の高揚感があるから、また行きたくなる。
今ではすっかり親になり、娘も小学生になりました。
そんな娘と妹は、しなこが大好き。
数年前からYouTubeでしなこの動画をよく観ていて、家の中でもよく話題に出ていました。
一方の私はというと、最初は少し複雑な気持ちでした。
親になったからなのか、歳を重ねたからなのか、毎回見たこともないようなお菓子を食べている動画を観て「こんなの食べて大丈夫なの?」と心配になったり。
それに、あの奇抜な原宿系ファッションを見て「できれば真似してほしくないな…」なんて思ったりもしていました。

でも今回、ラッキーフェスにしなこが来ると知って、娘たちは大興奮!
その勢いに押されて、私たちも急きょチケットを購入。
家族でフェス参戦することになりました。
そして迎えた当日。
朝から娘と妹は大はしゃぎで、物販ブースに1時間並び、しなこのTシャツとタオルをゲット!
グッズを手にした2人は、もうその時点でテンションMAXでした。
ライブが始まると、興奮した姉を少しでも近くで見せてあげたくて、前の方まで連れていきました。
ステージが見えない娘を肩車したり(けっこう重かった…笑)、降ろしてからも娘は踊ったり歌ったり。

ライブが終わり、シートエリアに戻る途中。
娘は隣で泣いていました。
「パパ、本物のしなこ観れて嬉しい。ありがとう。」
その言葉を聞いた瞬間、胸が熱くなって、思わず私も涙がこぼれました。
これまで色んなライブで感動してきたけれど、今回のような気持ちになったのは初めてでした。
人を感動させたり、元気を与えられる存在って本当にすごい。
そして、見た目や印象だけで判断するのではなく、その人の行動や生き方をちゃんと見なければならない…
しなこを通して、そんな大切なことを学びました。
やっぱりライブって最高です。
ライブは、ただ歌手が歌うだけの場じゃなくて、
その瞬間、アーティストと観客が一体になって生まれる“空気感”を感じられるところが本当にいい。
毎回、感動したり、興奮したり、
そして今回のように、何かを学んだり、気づかされたりもします。
音楽って、やっぱり人の心を動かす力がある。
改めてそう感じた一日でした。
あれから姉妹は、しなこのTシャツを毎日のように着ています。
あの日の音と笑顔が、今も心の中に残っているのかもしれません。
またいつか、家族でフェスに行けたらいいな。

