ブラキストン線と安田顕...芦田愛菜と松雪泰子【みじかい手紙】
はるばる出かける津軽海峡
道産子にとってブラキストン線※以外に心理的抵抗線が存在する。
函館から室蘭は200㎞離れている。
それなのに津軽海峡を渡って北海道に上陸すると『帰ってきた〜』という感慨が押し寄せる。
親の出身地ではあるが小生は函館に住んだことがない。
※動植物の分布が北海道と本州では異なることをイギリスの動物学者トーマス・ブラキストンが提唱した境界線
やはり道産子が普遍的に持つ共通意識のせいだろうか。
郷土愛は【盲目的で冷静な判断力を麻痺させる。】
危険物質という側面も否定できない。
出身地や母校が同じだけで
見ず知らずの人物に親近感を抱き警戒心が薄れるのは私だけではあるまい。
出身地や母校以外の共通項がいくつもある有名人は
身内の者のように誇らしい。
当然の帰結としてその有名人を自慢する。
私と同郷…地元で出た学校は全部一緒だが…
幼少の頃しか面識が無い安田顕氏は…当然自慢の対象だ。
出身地と母校が同じで
芸能関係の仕事をしていた従姉妹が
仕事でお世話になったと言うわずかな理由だけで
知名度が上がる度に自分の事のようにうれしかった。
機会あるたびに『安田顕と同じ町内で母校も一緒です。』とのたまう。
そして
『母校は円型校舎で芦田愛菜と松雪泰子が出演した
『MOTHER(※2010年日テレ系)というドラマの舞台となった学校です』と自慢している。
故郷とは好き嫌いはあるにせよ
冷静さとは対極の場所である。

