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私の好きだった世界

子どもの頃、好きなものがたくさんありました。

春に近所の空き地で作るシロツメクサの花冠

夏に咲く自分の背丈よりもうんと高いおばけひまわりに、ペチュニアの花で作る色水

秋に漂ってくる、桂の木の綿あめのような甘い香り

冬の朝、真っ新な雪の上にある、どこの誰のものかわからない肉球の跡

あと、冷凍庫に入っていた箱アイスの空き箱の匂いが好きで、いつも箱に頭を突っ込んでいました。

あの匂いが、たまらなく好きでした。


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