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【違いがわかる男】

 若者はこのフレーズを聞いてもピンとこないですよね。これは、ネスカフェゴールドブレンドというコーヒーのCMで使われたフレーズで、日本初のフリーズドライ製法を導入した革新性をアピールするために、遠藤周作・中村吉右衛門・高倉健という各界の著名人が「違いがわかる男」として登場し「ダバダ〜」というCMソングと共に一世風靡しました。最近では、北村匠海さんが登場し「新しい上質、はじまる。」という訴求をしています。


 「違いがわかる男」になりたい私ですが、なかなか違いがわからない製品やサービスがあります。

 例えば、ガソリンはCOSMOのスタンドを利用しています。家から近いのと、スタッフの愛想がいいのでカミさんが気に入ってるからです。以前は、女性ドライバーの場合、水曜日は割引サービスがあり狙って行っていたようです。つまり、ガソリン自体の違いではなく、立地やサービスで選択しているということです。個人的には、「ココロも満タンに」というキャッチフレーズはお気に入りですw


 ビールはサッポロ推しです。業界では4番手と後陣を拝していますが、ヱビスビール黒ラベルがお気に入りです。判官贔屓と言われるかもしれませんが、そうではなく、多分、恵比寿という名前に親近感を覚え(^^;)サッポロという地名に憧れ(W)味もなんとなく好き。「丸くなるな、⭐️星になれ。」と言うキャッチコピーも好き!最近、地域創生事業を担当される方とご縁ができたこともあり、よりファンに。正月のメインイベント「箱根駅伝」のスポンサーなのもいい! でも、正直、味の違いはクラフトビールのように明確にはわからない。


 コーヒーも大好きですが、家ではBROOK’Sで、カフェではSTARBUCKSをよく利用します。毎日飲んでいますが、味の違いに敏感かと言えば、鈍感です^^;  なら、どうしてかというと、スタッフの皆さんの笑顔や対応が素晴らしく、心地よく過ごせるからです。こんなことを言うのはなんですが、トイレの便器の蓋をあげてその汚れに驚くことは少なくないのですが、最近は、そうしないと心に決めたので問題は、、、先送りですw


 若い時から差別化に異常に興味関心があるのですが、これらは、差別化が極めて難しいと思われる製品ではないでしょうか。クラフトビールのように個性を際立たせることはできても、業界でダントツの存在感を示すのは至難の業だと思われます。

 機能や品質などが標準化され、競合他社製品との明確な違いが出しにくい「コモディティ(汎用品)」と呼ばれる製品が、差別化しにくいと言われています。

 農産物や海産物、鉱物などの原材料もそうですし、機能が均一化しやすい牛丼や薄型テレビ、インターネット接続サービスなども差別化しにくいですよね。

 もう絶対に差別化できないと思われるのは薬局です。医師の処方箋に基づき、薬を処方するのですから、薬品で差別化するのは不可能です。それ以外の立地や対応(接客やスピード感など)で違いを出さざるを得ません。


 こうした差別化しにくい製品やサービスの場合、ブランドイメージやサービス、価格や販売チャネルなど、周辺の要素を磨くことで差別化を図る戦略が必須となっていきます。

 トップがセクハラで解任されたENEOS海外で入手したサプリメントに関し見苦しい言い訳に終始し会長を辞任したサントリー、「従業員が入れ替わらないと店の新鮮度が落ちる」と言われたとするカフェベローチェの雇い止め事件など、経営陣の資質や体制に疑念を抱かざるを得ない企業の製品やサービスは支持されるとは到底思えません。もちろん、一握りのお山の大将や裸の王様が起こした醜聞で、社員の方々や製品には何の問題もないのかも知れませんが。


 信頼関係を築くのは時間がかかるものですが、失墜するのは一瞬です。

 「違いを創るのは難しいというコトがわかる男」にはなれた気がします。

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