「創作喫茶つむぐ」でわたしが本当にやりたいこと
「創作喫茶つむぐ」という無料コミュニティをつくっています。
おはなしをかきたい人、かいてる人が楽しくわいわいできるといいなと思ってつくりました。
自分の作品を展示して読んでもらったり、
創作のお題としてもつかえる連想ゲームをしていたり、
わからないことを質問、相談できたりします。
おかげさまで、集まってくださった方もいらっしゃいます。ありがとうございます。
作った経緯はこちらの記事に書いたんですが、実は今まで書いていなかった裏テーマというか、大いなる野望があります。
それは、わたしが読みたいおはなしを書ける人を育てること。
木下龍也さんという歌人がいらっしゃいます。この木下さんが、「天才による凡人のための短歌教室」という本の冒頭でこうおっしゃっているのです。
(前略)
僕にとって僕は短歌の天才になりえない。
なぜなら僕には僕の短歌の意図、構造、工夫がすべてわかってしまうからだ。
(中略)
僕の短歌は僕の胸をどうしても撃ち抜くことができない。
(中略)
あなたという短歌の天才が目の前に立ちはだかる日を、
僕に参りましたと言わせてくれる日を、
僕は待っている。
この気持ちに、とても近いです。
わたしは参りましたと言いたいわけではなくて、正確に言うと「うわ、これすき!」なのですが。
これすき!!って思って、最後までスクロールして、あるいは肝になるシーンで、よすぎてスマホぶん投げるような。
あまりのよさに、一旦現実に戻ってきて頭抱えるような。
読んだらしばらくその世界から抜け出せないような。
そしてわたしもまた何か書きたくなるような。
そういう作品を待っていて、そういうの書く人を求めていて、そういう人と仲間になりたいのです。わたしのモチベーションになってほしいのです。
だから、そういう人を増やしたくて、おはなしのレシピというシリーズをはじめました。そうです、囲い込みってやつです。読んで書いてみようって思って書いてくださる方がいるたび、「いいぞ、もっと書いてくれ、もっとだ……」って思ってます。
最近、おはなしを書くことについて考察したり解説したりしてるのもここにつながっています。半分は自分が考察、解説したいからなんですが、もう半分は、読んでくださった方がわたしの記事を読んで創作について考えたり、参考にして何か生み出してくれたら最高だなって思って書いてます。わたしにとって、記事は対話なので。
なので、今から無茶を言います。
「つむぐ」に集まってくださってる皆さん。おはなしを書いてください。お願いします。わたしが読みたいんです。
そのために手が必要ならいくらでも貸します。
わからないことが出てきたら何でも聞いてください。n=1のサンプルでしかないけど、お渡しできます。「こういうの書きたいけどどうやって書けばいいの」は訊いてくれれば例を出せます。
そうして書くようになって何か少しでもわかったら、教えてください。「こんなことがわかったよ」と語ってくださってもいいですし、あるいは他の困ってる人に向けて、あなたのn=1を披露してください。
「つむぐ」をそうやって使ってください。
わたしは創作を楽しむ人と、たくさん創作談義がしたいのです。
わたしはカウンターの奥で、あったかいもの淹れつつ、自分もおはなしを書いて待ってます。ちいさな店かもしれませんが、一見さんだってお断りしません。
おはなしをかきたい方、おはなしについて語りたい方、どなたさまもどうぞ、一度覗いてみてください。
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