「何を描けばいいかわからない」から始まった今回の漫画の話
「何を描けばいいかわからない」──そんなところから今回の漫画作りが始まりました。
しゃおです。 今日は、今描いている漫画のことを少し紹介します。
✦あらすじ
ジャンルは少女漫画ですが、主人公は男性です。 幼なじみの女の子・ひまりに想いを寄せているものの、まだ言い出せていない紘希。 そんな中、ひまりの“推し俳優”が紘希の家業に関わる仕事で訪れ、二人は急速に仲良くなっていきます。
ただ、この俳優は女グセが悪いタイプ。 既婚者なのにひまりに手を出そうとしているところへ、紘希が駆けつけて追い払う── その出来事をきっかけに、二人の距離が少しずつ変わっていく……そんなお話です。
✦ この漫画を描き始めた理由
賞応募を考えたとき、自分が描けるジャンルは限られているので、まずは“向いていそうな雑誌”を探すところから始めました。
同人誌即売会で配布されている投稿情報誌「ペコリ」を参考にしつつ、気になる雑誌を買って内容を確認。 自分の同人誌をその雑誌に挟んでみて、「ここに載って違和感がないか」をチェックする……そんな地味な作業を延々とやりました。
最初はBLで描きたかったのですが、BLで描けないテーマが多いこと、そしてその雑誌にBL枠がなかったことから断念。 読者層も広い男女ものに切り替えることにしました。
そこからは、掲載作家さんの過去の実績や掲載順、編集部の“推し度”を調べたり、同じ出版社の女性誌の投稿募集を見たり。 過去の受賞作も読み込み、「賞はシンプルで分かりやすい話が強い」と判断しました。
その女性誌の代表作家の読み切りを参考にしつつ、話の展開のベースを作り、キャラを考え始めました。
最初はヘアカタログを見ながら気に入った顔や髪型を拾って、男女バディの事件解決ものにしようと思っていたのですが── 描く力量が足りないと判断し、キャラ設定の中で出てきた「推し活女子」と「彼女を支える男性」だけを残すことに。
そこから「ベタな恋愛なら幼なじみかな……」と考えて、 今回の主人公・紘希と幼なじみのひまりが生まれました。
男主人公にしたのは、BLを描きたかった気持ちの“悪あがき”です。 ……でも結局それが後でツッコミどころになるのですが、それはまた別の話。
✦ 次回予告
次は、最初に描いたネームで感じた違和感や、そこからどう再構築していったかを書こうと思います。 創作の裏側が好きな方は、よかったらまた読みに来てください。
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