GOST式B2Bマーケティング | 第6章 Perception Change(認識変容):思い込みを払拭する設計図
第6章 Perception Change(認識変容)
6.1 Perception Changeとは何か
Perception Change(認識変容)とは、Target Audienceの「思い込み」を払拭し、正しい認識に変えることです。
第5章で解説したAwarenessは、「自社の存在を知ってもらう」ことでした。しかし、Target Audienceが自社を知っていても、誤った認識(Perception)を持っていると、商談化しません。
例えば:
「あの会社は高そう」
「セキュリティが不安」
「うちの業界には合わない」
「導入が難しそう」
これらの「思い込み」が、検討の障壁になっています。
7つの階段の中で、Perception Changeは最も理解されず、投資されていない施策です。多くの企業が、Awareness(認知獲得)やLead Generation(リード獲得)には予算を使いますが、Perception Changeには予算を使いません。
しかし、Perception ChangeはRevenueに大きな影響を与えます。なぜなら、顧客の「思い込み」が変わらなければ、どんなにリードを獲得しても、商談化しないからです。
図版6-1:認知(知っている)と認識変容(理解している)の違い

6.2 Before PerceptionとAfter Perception
認識の変化を設計する
Perception Changeとは、顧客の認識をBefore(変更前)→ After(変更後)に変えることです。
この「Before → After」の変化を設計することが、Perception Changeの本質です。
業界別のBefore/After Perception例
金融業界(地銀)の場合:

製造業(生産技術部長)の場合:

小売業(店舗運営部長)の場合:

図版6-2:認知変容のプロセス:思い込みの払拭

6.3 Perception Change施策の設計
3つの要素
Perception Change施策を設計するには、3つの要素が必要です。
要素1:Target Audience(誰の認識を変えるのか?)
例:
金融業界:地銀のLoB部門長
製造業:生産技術部長
小売業:店舗運営部長
要素2:Before/After Perception(何を、どう変えるのか?)
例:
Before:「クラウドはセキュリティが不安」
After:「クラウドこそセキュアで監査も容易」
要素3:戦略的な場(どこで伝えるのか?)
例:
金融業界:『ニッキン』、FIT展
製造業:『日経ものづくり』、人とくるまのテクノロジー展
小売業:『日経MJ』、リテールテックJAPAN
この3要素を組み合わせることで、Perception Change施策が設計されます。
認識変容マトリクス
Perception Change施策を設計するために、認識変容マトリクスを使います。
認識変容マトリクスとは、Target Audience × Before/After Perception × 戦略的な場 × 施策 を整理する表です。
【認識変容マトリクス例:金融業界(地銀向けクラウドサービス)】

このマトリクスを埋めることで、Perception Change施策が明確になります。
6.4 営業からの一次情報が設計図を完成させる
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GOST式B2Bマーケティング:超THE MODEL分断
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