鼻を強くかむ人へ──鼻水を一氣に出し切ろうとしない、鼻と耳を守る正しいかみ方|人生が変わる健康の入口
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「しって」いる人は、多い。
「して」いる人は、少ない。
人生が変わるのは、「している」人。
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鼻水が出ると、早くスッキリさせたくて、両方の鼻を一氣に強くかんでしまうことがあります。
しかし、鼻をかむときに大切なのは、
「出し切ること」より「圧をかけすぎないこと」です。
鼻の奥は、耳管という通り道で中耳につながっています。そのため、鼻を強くかむと、鼻の中だけでなく耳にも圧が伝わります。
特に、風邪や花粉症で粘膜が腫れているときは要注意です。
強い刺激を繰り返せば、
鼻の粘膜を傷つけて鼻血が出たり、
耳が詰まったように感じたりすることがあります。
鼻を極端に強くかむ行為は、耳の障害に関係する場合もあります。
では、どのようにかめばよいのでしょうか。
方法は難しくありません。
片方の鼻を指で軽く押さえ、
反対側から息をゆっくり外へ流すようにかみます。
「ブンッ」と一度に押し出すのではなく、
左右を交互に、数回に分けることが大切です。
鼻水が粘って出にくいときも、
力で押し出そうとしてはいけません。
入浴後に行う、
蒸しタオルで鼻の周りを温める、
部屋の乾燥を防ぐなど、
鼻水が動きやすい状態をつくってから優しくかみましょう。
僕は、呼吸を整えるうえで、
鼻の状態をとても大切にしています。
鼻は、空氣がカラダへ入ってくる最初の入口です。
その入口を乱暴に扱いながら、
深い呼吸だけを求めても、呼吸の土台は整いません。
鼻をかむことは、
誰もが一日に何度も繰り返す小さな習慣です。
だからこそ、一回の強さより、毎回の優しさが鼻と耳を守ります。
今日から意識することは三つだけです。

片方ずつ。
ゆっくり。
一度で出し切ろうとしない。
鼻を力でねじ伏せるのではなく、
カラダが外へ出そうとしているものを静かに手伝う。
その小さなセルフケアが、
鼻と耳を守り、呼吸を整える入口になります。
なお、強い耳の痛み、聞こえにくさ、繰り返す鼻血、長引く鼻詰まりなどがある場合は、かみ方だけで解決しようとせず、耳鼻咽喉科へ相談してください。
◼️|鼻の通りと呼吸を、もっと深く知りたい方へ
鼻の調子を整える方法は、かみ方だけではありません。
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