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🇨🇳 蘇州を歩くー庭園編

上海近郊に位置する蘇州は、古くから「東洋のベネチア」と形容される水郷都市です。長江デルタに位置し、高速鉄道を利用すれば上海から容易にアクセスできるため、近年、観光地としての人気がますます高まっています。

この記事では、2017年5月に蘇州一人旅をした際に訪れた古典庭園についてまとめました。

蘇州への移動

現在では、アプリ Trip.com などを使うと各種乗車券の購入が簡単にできますが、当時は駅の外国人専用窓口での購入が一般的でした。
上海虹橋駅の窓口で、蘇州までの高速鉄道乗車券を購入しました。料金は39.5元。外国人はパスポートの提示を求められます。

高速鉄道の乗車券 氏名、QRコード消してます

高速鉄道CRH2型は、日本の新幹線E2系をベースに開発されているため、内装や乗り心地は新幹線に非常に近いものとなっています。

高速鉄道CRH2A 

上海虹橋駅と同様に、蘇州駅も中国の主要な交通拠点の一つであり、多くの路線が乗り入れています。

蘇州駅は非常に大きいです


獅子林

獅子林は、元代の1342年頃に創建された歴史ある庭園で、蘇州を代表する観光名所の一つです。

旧名 師子林

門をくぐるとお寺の雰囲気があります。

厳かな雰囲気
扉を閉じて、光で満たされた空間は綺麗かも

ここは、石の庭園が有名のようです。
石は太湖石、凸凹して穴も開いたりして奇妙な形をしています。

太湖石

獅子林の太湖石、確かに独特ですよね。初めて見た時は「これが美しいのか…?」と正直思いました。でも、中国の庭園文化や太湖石に対する価値観を知ると、少し見方が変わってくるかもしれません。

中国庭園は、自然を人工的に再現し、その中で自然を感じ、精神的な安らぎを得ることを目的としています。太湖石は、長い年月をかけて自然が作り出した奇岩であり、その複雑な形状は山や洞窟、滝などを連想させます。つまり、太湖石は庭園の中で自然を象徴する重要な要素なのです。日本の庭園とは、少し違いますよね。

獅子林の太湖石は、迷路のように配置されており、アトラクションのような楽しさがあります。

迷路のような庭園
池のまわりにも太湖石


 あっ、猫だ

魚いるのかな?

猫の形をした太湖石が、池の魚を狙うように置かれています。


拙政園

拙政園は、明代の1509年頃に創建された庭園であり、その美しさから中国四大名園の一つに数えられています。また、中国の観光地としての格付けである5A(最高ランク)に認定されています。

拙政園

まず庭園の広さに驚きます。歩を進めるごとに現れる素晴らしい景観は、訪れる人々を魅了します。
新緑の樹々の中に建物が配置されていて、四季折々で風景が楽しめそうです。

新緑がきれい

静寂の中に身を置くと、日々の喧騒を忘れ、心が安らぐようでした。

静かな佇まい

通路には、敷き詰めた石やガラスで花や動物が描かれています。蝶の羽ばたきやカエルの愛らしい姿が、石の質感と相まって独特の趣を醸し出しています。蝶やカエル、鶴など、色々なモチーフを探してみるのも楽しいです。

金魚


留園

留園は、その美しい景観と巧みな空間構成で知られています。もともと明代に徐泰時が造営した「東園」を、清代に劉恕が買い取り、大規模な改修を行った際に「留園」と名付けられました。

「留園」という名前には、庭園の美しさを後世に「留める」という意味が込められていると言われています。

留園

中国四大名園:蘇州の拙政園と留園、北京の頤和園、華北省の避暑山荘
蘇州四大庭園:滄浪亭、獅子林、拙政園、留園
その両方に名前が挙がっているのが、拙政園と留園です。
また留園も、拙政園と同様5A級観光地です。

明瑟楼と涵碧山房

五峰仙館は、園内で最も大きい広間だそうで、梁や柱、調度品などに楠が使われていることから 「楠庁」 とも呼ばれています。 

五峰仙館

冠雲峰(かんうんほう)と呼ばれる太湖石は、高さ6.5mで蘇州庭園で最大といわれています。

冠雲峰


蘇州駅南口からそれぞれの庭園との位置関係は、以下の通り
蘇州駅南口から 拙政園 まで2.4Km、徒歩38分

蘇州駅南口から 留園 まで2.9Km、徒歩43分

蘇州の駅から少し距離がありますが、街並みを楽しみながら歩くと楽しいです。

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