大阪の夏祭◆愛染さんに始まり 天神祭を経て 住吉に終わる そして立秋へ
大阪の夏祭は「愛染さんに始まり、天神祭を経て住吉に終わる」と言われます。先日、住吉大社に住吉さん(住吉祭)で詣った時は夏だったけれど、今日(2026年8月7日)は立秋。暑さ厳しい大阪ですが、暦の上では秋です。
大阪の夏祭に思いを馳せながら、お祭りの情報を書いておきますね。
◆愛染まつり(愛染さん)
日程:毎年 6月30日・7月1日
場所:愛染堂勝鬘院(天王寺区)

聖徳太子による創建の愛染堂勝鬘院で大阪の夏祭りのトップを切って6月30日から開催される愛染祭。浴衣姿の愛染娘さんがお祭りを盛り上げます。
ご本尊の愛染明王さまと、多宝塔の大日大勝金剛尊さまにおまいりできます。特別御開帳。
多宝塔は、聖徳太子によって創建され、その後、織田信長の大阪石山寺攻めで焼失。豊臣秀吉により再建。大阪市最古の木造建造物だそうですよ。


愛染かつらの木には恋愛成就・夫婦和合を願っておまいりする方々がたえません。
以前は愛染祭の頃にかつらは咲いていたのですが、近年は咲くのが早く、生花を愛でたい方は お祭りよりも早い時期にまいったほうがいいですね。

◆天神祭(天神さん)
日程:毎年 7月24日(宵宮)・7月25日(本宮)
場所:大阪天満宮(北区)および大川周辺
日本の三大祭の一つでもある大阪天満宮の天神祭。
陸渡御(りくとぎょ)と、100隻を超える船が篝火や提灯をともし大川(旧淀川)を行き交う船渡御(ふなとぎょ)は壮大で有名。フィナーレを飾る約3,000発の「奉納花火」を楽しみにしている方は多いですね。
私は昼間にお詣りして陸渡御を見る予定でしたが、この日はあまり体調よくなく(乳がんの薬の副作用で心配はないのですが)、暑さ厳しい外に出るのはひかえました。七夕は天神さんにまいったけど。
船渡御や花火はYou Tubeで拝見。
しかし、こんな御守りをいただきました。

◆住吉祭(住吉さん)
日程:毎年 7月31日(宵宮祭)〜 8月1日(頓宮祭・飯匙堀祓神事)
場所:住吉大社(住吉区)および堺市・宿院頓宮

大阪中の災厄を祓う「お清め(おはらい)」の意味を持ち、大阪の夏祭りを締めくくる住吉祭。
装束をまとった夏越女や子どもたちが大きな茅の輪をくぐり抜ける、大阪府指定無形文化財の「夏越祓神事(なごしはらえしんじ)」です。
私も行列に参加して、茅を手に祓いながら三ヶ所に設置された茅の輪をくぐりました。
「住吉の夏越の祓する人は千歳 のよはひのぶといふなり」ととなえながら。

この住吉踊りのお嬢さんたちの踊りがかわいくて楽しみの一つです。
さてさて、もう一つご紹介。生國魂神社の「生國魂祭(いくたままつり)」は、天神祭・住吉祭と並ぶ大阪三大夏祭りです。
◆生國魂祭
日程:毎年 7月11日(宵宮)・7月12日(本宮)
場所:生國魂神社(大阪市天王寺区生玉町)および大阪城周辺

愛染さんの主役がかつらの花を持った若いお嬢さんの愛染娘さんで、こちらいくたまさんの主役はバチを持った若い男性ですね。
願人(がんじ)とよばれ、赤い頭巾をかぶって太鼓をたたきます。枕太鼓に乗って激しく移動しながらの叩いているのですが、枕太鼓ごとひっくりかえされても叩く姿は見ものです。
大阪締めで元気になりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今後のお祭りもうでのお役にたてば幸いです。
