那須に移住して、春が来て夏が来たけど、ストーブを焚く
今年3月に、東京から那須のとある集落に移住した。推定築70年の古民家を購入し、移り住んだのだ。
3月下旬でも朝晩の寒さは大変厳しく、石油ストーブともこもこパジャマ、靴下は必須。寒くてビールを飲む気にもならない。

そこから、「明確に、確実に、春が来た!」という日が4月に訪れた。これは寒い地域に暮らしたことがある方ならわかると思う。春の空気、春の匂いというのだろうか。

桜と菜の花が爛漫に咲いた。

ツバメがやってきた。

5月に入るとすっかり暑くなり、30度を越えた日は、日中冷房をつけた。暑い時は、近くの川に涼みにいった。夜は、ハンバーガーを作って裏庭で飲んだ。



と思ったのも束の間、再び寒くなった。梅雨入りである。朝晩の寒い時は、再び石油ストーブをつけるようになった。

栃木、とくに那須地域では落雷が非常に多く、「雷神信仰」がある。実は、築70年の我が家も近頃落雷し、冷蔵庫とトイレが壊れたばかりだ。
先日、住んでいる集落で「雷の神様」を鎮める儀式をした。御神酒を皆で飲むのだ。
公民館に集落の人々が集まり、御神酒を乾杯した頃、ちょうど雨が降り出した。神様が答えているようだった。

その後、宴会は大盛り上がり。カラオケで郷ひろみや中森明菜がコールと共に飛び交った。私たち夫婦も数曲歌い、すっかり楽しくなった。

移住してから、天候という人にはどうにもならぬものに振り回されている。本来、東京にいたときからそうだったはずなのだけれど、特に意識したことも、考えたこともなかった。
不便さと紙一重かもしれないけれど、いまは季節に振り回される驚きを楽しんでいる。
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