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第4回 Xを書く人にこそ、ChatGPTを使ってほしい。

Xに何か書こう。

そう思って画面を開いたのに、何も浮かばない。

やっと書いてみても、

「なんか面白くない。」

「最初の一文が弱い。」

「長い。」

そこでChatGPTに、

Xの投稿を作って。

とお願いしてみる。

数秒で、それっぽい文章が完成する。

でも読んでみると、

「……自分なら、こんなこと言わないな。」

となる。

ChatGPTは文章を書けます。

でも、

「文章を作ること」と「自分の投稿を作ること」は、少し違います。

今回は、ChatGPTにXを書いてもらう方法ではありません。

自分の考えを、自分らしい投稿にするために、ChatGPTをどう使うか。

実際の流れでやってみます。


まず、全部書かせない。

たとえば今日、仕事中にこんなことを思ったとします。

「忙しい日に限って、どうでもいいミスをする。」

これをXに書きたい。

ここで、

「忙しい日に限ってミスをする」というテーマで、Xで伸びる投稿を書いてください。

と頼むこともできます。

でも、ChatGPTに全部任せると、

「忙しいときこそ、一度立ち止まることが大切です。」

「小さな確認が、大きなミスを防ぎます。」

のように、きれいにまとめられることがあります。

間違ってはいません。

でも、自分が言いたかったのは、

「今日めちゃくちゃ忙しかったのに、最後に一番しょうもないミスをした。」

くらいの話だったかもしれません。

だから私は、

ChatGPTに「全部書いてもらう」より、

書く途中の仕事を手伝ってもらうほうが使いやすいと思っています。


① ネタがない → 質問してもらう

「今日、何も書くことがない。」

そんな日でも、本当に何もなかったとは限りません。

自分では、

「こんなの投稿するほどじゃない」

と思っているだけかもしれません。

そんなときは、ChatGPTにネタを作らせるのではなく、

自分の中から探してもらいます。

今日の出来事から、Xに書けそうなネタを探したいです。

いきなり投稿文は作らないでください。

仕事、日常、気づいたこと、少し笑えたことなどを思い出せるように、私に一つずつ質問してください。

最後に、私の回答から投稿ネタを5つ提案してください。

ChatGPTから、

「今日、一番面倒だったことは?」

「予定と違ったことは?」

「誰かとの会話で印象に残ったことは?」

「今日、初めて知ったことは?」

と聞かれる。

答えているうちに、

「あ、これなら書けるかも。」

が見つかることがあります。

ChatGPTにネタを作ってもらうのではなく、

自分のネタを掘ってもらう。

これだけでも、かなり便利です。


② 考えがまとまらない → 先に整理してもらう

書きたいことはある。

でも、頭の中でまとまっていない。

たとえば、

「AIを使うようになって仕事は速くなった。でも、全部任せて自分で考えなくなったら意味がない。」

こんなことを書きたいとします。

まだ投稿文を作らせません。

Xに投稿したい考えがあります。

「AIを使うようになって仕事は速くなった。でも、AIに全部任せて自分で考えなくなったら意味がない。」

まだ投稿文は書かないでください。

まず、

・一番伝えたいこと
・具体例として使えそうなこと
・逆の見方
・読んだ人が引っかかりそうな部分

を整理してください。

足りない情報があれば質問してください。

ここでChatGPTに任せるのは、

「書くこと」

ではなく、

「考えを整理すること」。

頭の中が整理されると、自分でもずっと書きやすくなります。


③ 書き出しだけ決まらない → そこだけ頼む

内容はある。

本文もだいたい書けた。

でも、最初の一文だけ決まらない。

そんなとき、全文を書き直してもらう必要はありません。

本文は変えないでください。

最初の一文だけ、方向性の違う案を10個ください。

・短いもの
・少し意外性があるもの
・会話っぽいもの
・続きを読みたくなるもの

を混ぜてください。

煽りすぎる表現や、大げさな表現は避けてください。

10個の中から、

「3番が近い。」

と思ったら、

3番が一番近いです。

もう少し力を抜いて、同じ方向で5案ください。

これでいい。

ChatGPTに投稿全部を任せるのではなく、

自分が困っている部分だけ手伝ってもらいます。


④ 自分で書いた → 「編集者」になってもらう

これは特におすすめです。

まず、自分で書く。

下手でもいい。

少しくらい長くてもいい。

そのあと、ChatGPTに渡します。

以下は私が書いたXの投稿です。

いきなり全文を書き直さないでください。

まず編集者として読んで、

① わかりにくいところ
② 長いところ
③ 同じ意味を繰り返しているところ
④ 説明しすぎているところ
⑤ 読むのをやめそうなところ

があれば指摘してください。

問題がないところは、無理に直さなくて大丈夫です。

[ここに投稿文を貼る]

大事なのは、

いきなり全文を書き直さないでください。

という部分です。

まず、問題だけ見てもらう。

そのあと自分で、

「これは直したい。」

「これは残したい。」

と決めます。

たとえば、

①と④だけ直してください。

②は今の長さを残したいです。

これなら、自分の文章を残したまま必要なところだけ改善できます。


⑤ 「なんかAIっぽい」→ 先に見つけてもらう

ChatGPTが作った文章。

文法は正しい。

内容も悪くない。

なのに、

「なんかAIっぽい。」

そんなことがあります。

その場合も、いきなり全部書き直させません。

このX投稿を読んで、

・AIが書いたように見えやすい部分
・抽象的すぎる部分
・きれいにまとめすぎている部分
・普段の会話ではあまり使わない表現

があれば指摘してください。

まだ全文は書き直さず、なぜそう感じるのかも説明してください。

[投稿文]

たとえば、

「大切なのは〜です。」

「小さな一歩が未来を変えます。」

のような文章。

間違ってはいません。

でも、自分なら普段そんな言い方をしない。

それなら、

この2か所だけ直してください。

もっと普通に話すような言葉にしてください。

と頼めばいい。

「AIっぽくしないで」

だけより、ずっと直しやすくなります。


⑥ 「自分っぽく」したい → 過去の投稿を見せる

「もっと自分っぽくして。」

これも、ChatGPTには少し難しいお願いです。

ChatGPTは、

「あなたっぽい」が何なのか、

材料がなければ判断できません。

そこで、自分が過去に書いた投稿を3〜5本見せます。

以下は、私が過去に自分で書いたXの投稿です。

まだ新しい投稿は作らないでください。

まず、私の書き方の特徴を分析してください。

・文章の長さ
・文のテンポ
・言葉の選び方
・書き出し
・改行
・感情の出し方
・よく使う表現
・あまり使わない表現

を見て、特徴をまとめてください。

[過去の投稿を貼る]

結果を見て、

「これは合っている。」

「これは違う。」

とChatGPTに伝えます。

そして、

では、この特徴を参考にして、次の内容をX投稿にしてください。

[書きたい内容]

過去の投稿をコピーせず、書き方の特徴だけ参考にしてください。

と頼みます。

「自分っぽくして」

と一言でお願いするより、かなり伝わりやすくなります。


⑦ 投稿前 → 褒めてもらわず、問題を探してもらう

投稿ができた。

最後に、もう一度ChatGPTを使います。

今度は文章を良くしてもらうためではありません。

投稿する前のチェックです。

このX投稿を、投稿前にチェックしてください。

褒める必要はありません。

・意味が伝わりにくいところ
・誤解されそうなところ
・言い切りすぎているところ
・根拠が必要そうなところ
・不自然に偉そうに見えるところ

があれば指摘してください。

問題がなければ、無理に問題を作らなくて大丈夫です。

[投稿文]

特に、

仕事の話。

AIの話。

数字を使う話。

誰かに対する意見。

こういう投稿では便利です。

投稿ボタンを押す前に、一度だけ別の目で読んでもらう。

ChatGPTは、その役にも使えます。


Xを書くなら、この流れだけ覚えておけばいい

ここまで7つ紹介しました。

でも、毎回全部やる必要はありません。

私なら、こう考えます。

ネタがない

ChatGPTに質問してもらう

考えがまとまらない

整理してもらう

自分で一度書く

完璧じゃなくていい

ChatGPTに見せる

問題点を見つけてもらう

必要なところだけ直す

気に入った部分は残す

投稿前にチェックする

もっと短くすると、

ネタ → 整理 → 自分で書く → 編集 → 修正 → チェック

です。

ChatGPTに最初から最後まで全部書いてもらう必要はありません。

むしろ、

「今、自分はどこで困っているのか?」

を考えて、

そこだけ手伝ってもらう。

このほうが使いやすいと思います。


そのまま保存できる「X用プロンプト」

最後に、普段使いやすいものを4つだけまとめます。

ネタがないとき:

今日の出来事からXに書けそうなネタを探したいです。

いきなり投稿を作らず、私が今日経験したことや考えたことを思い出せるように、一つずつ質問してください。

最後に、私の回答から投稿ネタを5つ出してください。

書く前:

この考えをXに投稿したいです。

まだ文章にはせず、まず「一番伝えたいこと」「具体例」「逆の見方」「読者が引っかかりそうな部分」を整理してください。

足りない情報があれば質問してください。

自分で書いたあと:

このX投稿を編集者として読んでください。

いきなり全文を書き直さず、わかりにくいところ、長いところ、説明しすぎているところ、不自然なところを先に指摘してください。

問題がない部分は無理に直さなくて大丈夫です。

[投稿文]

投稿前:

この投稿を、投稿前に厳しめにチェックしてください。

誤解されそうな部分、言い切りすぎている部分、根拠が弱い部分、不自然な表現があれば指摘してください。

問題がなければ、無理に問題を作らないでください。

[投稿文]

この4つを保存しておくだけでも、かなり使えます。


ChatGPTに書かせるのではなく、一緒に書く。

ChatGPTに、

Xの投稿を10本作って。

と頼めば、すぐ作ってくれます。

それはそれで便利です。

でも、全部任せてしまうと、

自分が何を考えたのか。

何を面白いと思ったのか。

何を言いたかったのか。

そこまでChatGPT任せになってしまいます。

Xで面白いのは、必ずしも完璧な文章ではありません。

ちょっとした言い方。

どうでもいい話。

失敗。

妙なこだわり。

その人にしかない視点。

そういうものが、

「この人の投稿だから読みたい」

につながることがあります。

だから、

自分の代わりに考えてもらうのではなく、

自分の中にあるものを見つけ、整理し、伝えやすくするために使う。

ネタを探す。

考えを整理する。

書き出しを考える。

文章を見る。

違和感を探す。

投稿前にチェックする。

そこはChatGPTに手伝ってもらう。

でも、

何を言いたいのか。

最後にどの言葉を残すのか。

そこは自分で決める。

ChatGPTに書いてもらうのではなく、

ChatGPTと一緒に書く。

Xでは、そのくらいの距離感がちょうどいいと思います。

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