なぜ私は、コーチングを学び始めたのか VOL.315
最近、交流会や懇親会に参加する機会が増えて、
よく聞かれる質問があります。
「どうして、コーチングを学び始めたんですか?」
そのたびに、短く答えたり、少しぼかしたりしてきたのですが、
せっかくなので、ここで一度ちゃんとまとめてみようと思います。
きっかけは、かなり不純でした
正直に言うと、
コーチングを学び始めた理由は、あまりきれいなものではありません。
当時、職場に
どうしても理解できない先輩が二人いました。
大っ嫌い、という言葉が近いけれど、
本当は「嫌い」というより、
・なぜそんな言動をするのか
・なぜそんな態度を取るのか
それが、どうしても理解できなかった。
そして、ふと思ったんです。
「コーチングを学んだら、
言葉で、論理で、言い負かせるようになるんじゃないか?」
今思うと、なかなかひどい動機です(笑)
でも、1回目の講義で気づきました
そんな不純な動機で参加したコーチング講座。
ところが、
1回目の講義で、すぐに分かりました。
あ、これは
言い負かすためのものじゃないな、と。
コーチングは、
相手を変える技術でも、
相手をコントロールする方法でもありませんでした。
気づいたら、人の話を聴くのが楽しくなっていた
学びを続けるうちに、
不思議な変化が起きました。
あれだけ気になっていた先輩たちが、
どうでもよくなっていったんです。
それよりも、
・人の話を聴くこと
・考えが整理されていく瞬間
・その人自身が気づく表情
そういう場面に立ち会うことが、
とにかく楽しくなっていきました。
今思えば、
その頃の私は、かなり暇だったのかもしれません。
新しい趣味を見つけた、みたいな感覚
最初は「仕事に活かそう」とか、
「将来のために」とか、
そんな立派な理由はありませんでした。
一応、建前上は、そんなことを言っていたけど。
感覚としては、
没頭できる新しい趣味を見つけたに近かった。
暇さえあれば、ではなく、
わざわざ時間を作ってコーチングセッションをする。
朝5時からやっていたこともあります。
コロナ禍が、拍車をかけた
ちょうどその頃は、コロナ禍。
在宅勤務が増え、
時間の使い方も、大きく変わりました。
朝は、コーチングで始まり、
夜も、コーチングで終わる。
そんな生活を、しばらく続けていました。
今振り返ると、
あの時間がなかったら、
今の私はいないなと思います。
不純な動機でも、人生は動く
「ちゃんとした理由がないと始めちゃいけない」
そう思っていたら、私はコーチングを学んでいません。
きっかけは不純でも、
続けるうちに、意味は変わっていく。
そして気づいたら、
自分の大切な軸になっていた。
人生って、案外そんなものなのかもしれません。
今、同じ質問をされる理由
最近、この質問をされることが増えたのは、
きっと、私が「コーチングを学んでいる人」ではなく、
「コーチングで生きている人」「コーチングを仕事にしている人」に見えてきたからなんだと思います。
始まりは、かなり残念な動機だったけれど(笑)
その過程も含めて、
今の私をつくってくれた、大切な時間です。
と振り返ると、
先輩たちには感謝しかない。
しなやかマインドを育む専門家
“らしさ”を活かす人材育成コーチ
山崎 里枝
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! 