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水面心理相談室#14 「クレームに傷つきやすい人の心理」|心理学|HSP|人間関係

「クレームに傷つきやすい人の心


この番組は、読むラジオをテーマに、皆様からお寄せいただいたお便りの中から、ひとつの心の悩みを取り上げ、朝倉と相馬が心理学の視点を交えながら、静かに言葉を交わしていく相談室です。

今回は少し特別に、朝倉に代わって澪が相談室を担当します。
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本篇はココカラ


「それでは、本日のお便りです。」

“私は接客の仕事をしているのですが、お客様から少し強い言い方をされるだけで、ひどく落ち込んでしまいます。

その場ではきちんと対応しようとするのですが、あとから何度も思い返してしまって、“自分の言い方が悪かったのかな”“もっとちゃんとできたのでは”と引きずってしまいます。

周りには“接客ならよくあることだよ”と言われるのですが、私はどうしてもうまく切り替えられません。

なぜ私は、こんなにクレームに傷ついてしまうのでしょうか。”


「相手の言葉そのものより、その奥にある感情まで受け取ってしまう人ほど、心に残りやすいのかもしれませんね。」

相馬
「あるね。表面では対応できていても、心の中ではちゃんと受け止めすぎてしまっている人って、思っている以上に多い気がする。」

🫧 クレームに傷つきやすいのは、弱いからではない

相馬
「まず最初に、クレームに傷つきやすいことを“気にしすぎ”で片づけなくていいと思うんだ。」

たしかに接客では、ある程度いろんな言葉を受けることがある。
でも、そこで毎回平気でいられる人ばかりではない。

相手の表情を見る。
声のトーンを読む。
不快そうな空気をすぐに感じ取る。
少しでも嫌な思いをさせたかもしれないと考える。

そういうことを自然にしている人ほど、クレームをただの出来事として処理しにくい。
傷つきやすい人は、打たれ弱いというより、相手の感情をちゃんと受け取ってしまう人なのかもしれません。

🌙 傷つくのは、“失敗”より“否定された感覚”が残るから


「注意されたことそのものより、自分を否定されたように感じてしまうこともありそうです。」

相馬
「うん。クレームって、内容だけじゃなくて、“責められた感覚”が残りやすいんだよね。」

説明が足りなかった。
対応が遅かった。
言い方が気に障った。
表向きにはそういう指摘だったとしても、受け取る側の心の中では、もっと大きな意味に変わってしまうことがある。

自分はだめだったのかもしれない。
嫌な店員だと思われたかもしれない。
もう取り返せないかもしれない。

そんなふうに、出来事の範囲を超えて、自分の価値まで傷つけられたように感じてしまうことがあるんだ。

🌊 まじめな人ほど、相手の怒りを“自分の責任”として抱えやすい


相馬
「クレームに傷つきやすい人って、責任感が強い人も多いんだよね。」

お客様が不快だったなら、自分に原因があったのではないか。
怒らせてしまったのなら、自分がもっと気をつけるべきだったのではないか。

そうやって相手の感情まで引き受けようとする。
でも実際には、相手がその日たまたま余裕がなかったり、もともと強い言い方をしやすい人だったり、こちらだけでは抱えきれない要素が混ざっていることも少なくない。

それでもまじめな人ほど、“相手が怒った=自分が悪かった”とまっすぐ結びつけてしまう。
だから、必要以上に深く傷ついてしまうことがある。

🧠 必要なのは、鈍感になることではなく、切り分けること


「傷つかないようにするには、気にしない強さが必要なのでしょうか。」

相馬
「いや、たぶん必要なのは、全部を自分のせいにしないことだと思う。」

クレームの中には、改善のヒントが含まれていることもある。
でも、相手の怒り方や言葉の強さまで、全部こちらの責任とは限らない。

事実として直すべき点。
相手の感情として返ってきた部分。
その日の状況やタイミング。
それらを少しずつ切り分けて考えることができると、心は少し守りやすくなる。

たとえば、
「対応のここは見直そう」
「でも、あの強い言い方まで全部自分のせいではない」
そんなふうに整理するだけでも、傷は少し浅くなるはずなんだ。

❤️ 傷ついてしまう自分を、責めすぎなくていい


相馬
「クレームのあとに引きずってしまうのは、それだけちゃんと向き合おうとしていた証でもあると思う。」

もっと平気な顔をしなきゃ。
すぐ切り替えられなきゃ。
接客なんだから慣れなきゃ。

そうやって自分に厳しくしすぎると、傷ついた心をさらに責めることになってしまう。
でも本当は、痛かったと感じたこと自体が悪いわけじゃない。

大切なのは、毎回無傷でいることではなく、傷ついたあとに“自分はだめだ”で終わらせないこと。
受け止めすぎてしまう自分に気づいたら、少しだけ距離を取って、「全部が自分の価値の話ではない」と思い出してあげてほしい。

全部はすぐに切り替えられなくてもいい。
それでも、あなたが丁寧に向き合ってきたことまで否定しなくていい。

最後まで読んでくれてありがとう。
今日も、誰かの機嫌より先に、自分の心の傷に少しだけやさしくしてあげてね。

最後まで読んでくれてありがとう!
良かったらコメントしてね。

おまけ漫画
相馬がイケメンすぎて軽い嫉妬w

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