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ミカクテイ事件の観測者-Demons'Timeline-の感想

ネタバレ祭り注意&前の奴と重複すると思う

 まずはめっちゃ面白かった。TLを追うっていう意味では未解決事件に似てるんだろうけどガッツリXに寄せられててそこがすごくよかった。操作性的にも雰囲気的にもなじんでて遊んでてストレスが少なかったと思う。
 奇妙な事件をサブカル的なポップさで包んで甘い感じに仕立て上げられてたからすごく食べやすいのに無意味なタグを追ったりするうちに全体に対して段々違和感が広がっていく感じがホラーというか怪事件を追っているという印象が強くなっていってよくできてると思った。

 箱内にゃすてりあについて

 ずーーーーっと可愛かった!魅力たっぷり!
 普段のナビゲーションしてくれてる時もかわいいけどアクマの能力(じゃないけど)を使うたびに色んな表情を見せてくれるのが魅力的で愛着がどんどん沸いた。詮索禁止だけどだし協力してくれるし仲間だよな?って思わせてくれてた。仲間ではあったか。
 その分絶対目の色白じゃないじゃん!ってなぞかけでいろいろやった時の……。が不気味でよかったなあ。
 正体を暴く箱たちはどれもそれらしくてでもいや違うんじゃないか?ってなるところが好き。
 最後に明かされた「真実が先過程は後」という綻びがもろに出ていたと思う。これ二重スリット実験かな?過程を観測すると確定してしまう的な?
 最後まで全然気が付いてなかったけどシュレディンガーの猫が元ネタの子だったよね。
 正体の決定までミカクテイってことはコペンハーゲン解釈ってことなのかな?まあ量子力学なんもわからんからわかんねえか。
 決定がおかしな結果になるからロールバックしてしまうのかな?許容量を超えちゃうのか?めっちゃおもろい。
 量子学って言ったらイメージラプラスの悪魔だよな~って感じだし悪魔なのも納得。っていうかにゃすてりあは全てを知ってる悪魔ではあったのかけれど確定するとは結局1/7で確率?ではないけどが絡んできてたからちょっと絡めてるのかな?いいね。
 9時の幽霊少女、包丁事件の犯人、友達、お姫様、AI、母親のなかでパッと浮かんだのはやっぱ母親だったかなあ。ふふってなった。難波ちゃんもちょっと過ったけど拒否されちゃった。
 さっきも書いたけどこれらを当てはめると微妙な違和感が残る作りなの好きだったな。
納得できるけどそうだったかな?なんか違うようなってしっくりこなかった。質問に対する答えがまるでそうであるように後押しして答えてた気がしてたから順序が違うよって兄に言われた時はよかったな。

ストーリーなどについて

 こっちも面白かった!デモでやったから期間が開いて最初の事件忘れかけてたけど。
 何か不気味なものがうごめいているって言うのに誰も反応がない。怪クラですらって表現があれ?って思わせてくるの良かった。
 「ネットに何もないなんてあるか?」に対しては「ある」って俺も思ってたからピタッとそのものが来た時、ただあの悲しい男の人が自殺しただけってわかった時の空虚というか脱力感、浸らせてはもらえなかったけどすごくよかった。なんて虚しいって思ったし、同時にAIやにゃすてりあっていう信じてたものに最初っから騙されてた時の不快感がすごく感触がよかった。
 AI二人の目の色には気が付けなかったなあ~~~気が付きたかった。
 1人の死の真相を追う為に世界への理解度がどんどん広がっていくたびに閉じた、答えが用意されているパロッターを眺めているだけの時間が面白く感じた。
 FPSのゲーム、高校生、絵師のアカウント、男女論、宗教家、事件の被害者たち……あれらに生を感じるか?ってにゃすてりあの質問は製作者の質問でもあったのかもしれないな~と今思う。良く出来てたと思うし凄く生きてるなって思った。
 彼らどころかにゃすてりあも、えるも顔がわからないまま終わったのになんだかんだ楽しく生きててほしいよなって思ってしまう。
 様々な悪意や、善意による攻撃、無関心がたくさん見られた一方でちゃんと楽しそうにしてたのがよかったなと思う。SNSってこうだから楽しいし辛いよねをやってくれてて好きだな。
 そして観測じゃなくて本当に必要なのは解決なんだ。これは量子力学の概念じゃないんだからっていうのがいい……のかな?まあ量子力学にも解決はありそうなんだけど。わかんねえな。
 実際あの世界は量子というかゲームの世界だから難波兄の考えもあっていて難しいね。複雑だし誰かの考察よみたいなあ。

謎について

 簡単だった!とまでは言わないけど難しくはなかったな~と思った。
 けどちゃんと謎を解いてる感覚があってこれは適切な難易度だったと思う。
 あてずっぽうでもあたる形だし、そもそも答えがTL上に書いてあるから詰まることは無かったな。
 この上に使うことは無かったけど総当たりとかヒントとか易化まであったからすごくプレイヤーに気を使ってくれてるんだなと思った。いい仕様だ。
 パズル形式だったのが良かったんだろうな。完全に謎を解け!っていうのは名前を知るためくらいだった気がする。あれもめちゃくちゃ丁寧にヒント出されてたし。タグ探しの方が大変だったまである。
 期間を開けるとにゃすてりあ周りはちょっと大変になるかもだけどそこも基本どこにあるって言ってくれてたしなあ。
 箱を開けるときは意地でTL観てないから実はまだ最後のTLはちゃんと読んでないかも。

その他

 タイトルであるミカクテイ事件の観測者の意味が変わっていくのが製作者が自賛もしてたけどすごくいいね。
 最初はそのままエル君のことだったけれど、実際はミカクテイ事件の観測者を観測するにゃすてりあのこともだったんだなあとなったのが良かった。
 そしてEDでにゃすてりあとエル君の関係や二人の容姿、その他何もかもほんの一部のパロッターだけ見れた人々はほとんどわからないミカクテイのままで終わってプレイヤー自身の事を刺したタイトルだったんだなとなるのがすごく染みた。
 Xで見た感じ公式からミカクテイな二人の関係を観測することはしないけどその分可能性を考えてほしい。って感じなの好き。シュレディンガーの猫そのものだ。
 付き合うも付き合わないも50/50!添い遂げるも破局するも50/50!観測するまでわからないんだ。

最後に

 改めていいゲームだったと思う。やってよかった。プレイ時間はデモ版含めて5時間。正直ガッツリ時間使うつもりで取り組んだから物足りないとも思ったけど、物足りないくらいがいい塩梅なのかもしれない。
 作者さんが見てたら二重スリット実験の観測結果としては俺は楽しんだプレイヤーでした!次回作も楽しみにしてます。
 あとえっちな二次創作も。
ありがとうございました!


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