仏像を巡る旅@九州③-2【富貴寺】etc.
前回の続き。
⚫︎3日目
宇佐神宮→大分県立歴史博物館
→富貴寺→真木大堂→熊野磨崖仏
大分県立歴史博物館を出て、富貴寺に向かう。
富貴寺大堂(阿弥陀堂)は、九州最古の木造建築物であり、国宝指定されている。

富貴寺大堂では元々本尊の阿弥陀如来坐像が一体で安置されていた。
しかし現在は本堂の改修に伴い、100年ぶりに観音菩薩と勢至菩薩を伴った姿を見ることができる。

今だけの、阿弥陀三尊像。
内部の極楽浄土壁画は、元々かなり色鮮やかに描かれていたようだ。
その様子は博物館でも見ることができる。

その華々しさから思わせるライブ会場感。
三尊像はヒップホップで言えば1DJ 2MCだ。
壁画はスクリーンや照明のようじゃないか。
拝みながらも頭の中ではEDMが鳴り響く。
浸りながら拝んだ。
そんなことを言ってはいるが、お堂に入ると座って拝むことができるのでとても落ち着くし、三尊像が見れる今、ぜひ行ってみてほしい。
次は真木大堂に向かう。
9体の平安仏すべてが重要文化財のお寺。

仏像は以前、旧本堂に安置されていたようだが、現在は収蔵庫に移され博物館のようになっていた。
入った瞬間3体の仏像が目に入る。
思っていたより大きくてびっくりした。
ただ本心を言えば、お堂に安置された仏像が見たかったなあ、なんて。
時間が余ったので、次の日に予定していた熊野磨崖仏を見に行くことに。
ここは鬼が築いたと伝わる99段の石段があるそうで、受付で杖の使用を勧められたので、一応持っていく。
進んでみるととても整った階段で、鬼の石段??と思いながら登っていた。

本番は、鳥居をくぐってからだった。

足を踏み外せば滑り落ちそうだ。
一晩で積もうと思ったらこうなるかぁ…と思いつつ、終わりの見えない石段に心が折れかけていたその時。
見えた。
大日如来。

こんなに頑張って登って仏様が見えたら、そりゃみんな拝むだろう、と思った。
約7mと大きいながらバランスの取れた凛々しい表情だ。
いいもん見たなあ…良い日だったなあ…と思える締めくくりだった。
次回、大分2日目。
