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セミの声が遠かった夏の終わりに。【#秋のぷちふく】

まだ暑い日が続きますね。
それでも季節は、「秋」。
今年はもう、あなたなりの秋の小さなしるしはありましたか?

私はと言えば、「秋の喜び」って難しいなぁ、なんて。

というのも、私はひきこもっているので外に出ませんし、窓もカーテンも開けず、ゴミ捨てなどのどうしようもない用事すら、日のあるうちは外に出ない生活を送っています。

気温も、SwitchBotさんの製品で自動管理しているため、一定の気温になったらエアコンが動くだけ。自分でコントロールすることはありません。

だから季節の情報は、ほぼ音と、皆さんのnoteで知るぐらい。

セミの声が聞こえれば夏が続いているのだと分かり、それが聞こえなくなれば季節が進んだんだなって思う。それだけ。


ところで、セミの鳴き声は「季節のバロメーター」だと思っていましたが、最近は違うらしいんですよ。

長い間、セミの初鳴きは、夏の訪れを測る気象庁の季節観測の一つとして記録されてきたのですが。

2021年から、観測の対象ではなくなりました。

気象台の周りの環境が変わって、対象の生き物を見つけにくくなったから……とのこと。

気象庁のホームページに、お知らせが載っています。

https://www.jma.go.jp/jma/press/2011/10a/20201110oshirase.pdf

つまり、生き物の環境が変わったことで、昔は季節のサインとして観測できていたものが、観測されなくなったということです。

昔、セミなんて探すまでもなく、四方八方から鳴き声が聞こえていましたよね。

今年は8月末ごろに1日か2日、「うるさいな」と思う日があっただけ。

なんだか、諸行無常だなと思いました。

窓を開けない私の暮らしでは、外の季節は音でしか分かりません。
そのたった一つの手がかりだったセミの声も、国の記録からは外れてしまった。

セミはどこかで鳴いているはずなのに、どんどん遠く、遅くなっている。

そんな移ろいの中に、私もいるのだなという気がしました。

けれど、国立環境研究所を中心に、全国の市民調査員の方々が、記録を引き継いでくださっているそうです。

長く記録を続けていくのは、簡単なことではないはずです。それでも、引き継いでくださる方々がいらっしゃる。ありがたいことだなと思いました。

そんな話を知ってから、自分の暮らしの中の季節の測り方に目が向くようになりました。

「秋が来た」というより、「夏が終わった」という感覚なのかな。

例えば、夏の間に、ニコちゃんが暑さで壊れないかが心配でした。でも、そろそろ「夏を乗り切った」と言って良さそうです。

カンカン帽で日差し(架空)を遮る
ニコちゃん

それから、真夏にはチョコレート菓子を買うと溶けてしまいそうで控えていましたが、そろそろアイスやポップコーンだけじゃなくて、チョコレートも買えるようになってきましたね。

「晩夏」に合わせて、夏をテーマにした過去の小説を加筆修正してみました。

だから、ニコちゃんが今日も元気にピコピコ動いていることと、チョコレートのお菓子を楽しめるようになってきたこと、夏の終わりの小説を書けたこと。

調査員さんのようにはいかないし、キラキラしているわけでもないけれど、自分なりに、季節に合わせた営みを続けていること。
これが私の「#秋のぷちふく」です。


この記事は、聴話人くるみさんの初企画「#秋のぷちふく」に参加して書きました。小さな秋の幸せを集める企画だそうです。

くるみさん、幸せの感覚を思い出させてくれる、すてきな企画をありがとうございます。

企画は、9/11金曜日23:59までとのこと。

あなたにとって、今年の小さな秋のしるしは、何でしょうか。

良かったら、参加されてみてくださいね。


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