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「高い服」より「高く見える服」を選ぶようになった

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20代の頃は、もっと自由に服を楽しんでいた気がします。
ピンク、ブルー、イエロー、柄物……
今思えば「少し派手かな?」と思うような色も、若さがあるから自然に着こなせていました。
その時に大切だったのは、
「高そうに見えるか」よりも、
「新しい雰囲気になれるか」。
手頃な価格の服を選んで、いつもと違うテイストに挑戦してみたり、流行のアイテムを気軽に取り入れてみたり。
もし失敗しても、
「次は違うものに挑戦しよう」
と思える余裕がありました。
でも30代を過ぎてから、服選びの基準は少しずつ変わりました。
もちろん、好きな服を着る楽しさは変わりません。
ただ、今は買う前に考えることが増えました。
「長く着られるかな?」
「今持っている服と合わせやすいかな?」
「着た時に自分らしく見えるかな?」



そして一番大切になったのが、
“高く見えるかどうか”。


ここでいう「高く見える」は、高級ブランドを着るという意味ではありません。
むしろ、価格よりも大切なのは、
素材感、シルエット、色合わせ、そして全体のバランス。
同じ価格の服でも、なぜか上品に見えるものと、少しカジュアルに見えすぎてしまうものがあります。
その違いは、意外と細かい部分にあります。
例えば、
生地に適度な厚みや落ち感があるか
・体のラインを拾いすぎない美しいシルエットか
・色が肌や雰囲気になじんでいるか
・コーディネートに余白があるか
この「余白感」は、大人のファッションでとても大切だと思います。
20代の頃は、アクセサリーや柄、色をたくさん足して楽しむことも魅力でした。
でも大人になるほど、引き算することで生まれる上品さがあります。


そして、まず最初に見つけたいのが「自分に似合う色」。


人によって似合う色は違います。
肌の色が明るく見える色、
顔色が自然に整って見える色。
また、服の色はその人の雰囲気にも影響します。
柔らかい印象の人には優しいニュアンスカラー、
シンプルで凛とした雰囲気の人には深みのあるカラー。
「流行っているから」ではなく、
「自分が素敵に見えるか」を基準に選ぶことが、大人のおしゃれの第一歩だと思います。

最近、私が特に惹かれるのは、
ホワイト、
ベージュ、
グレーブルー、
ブラック。

どれも低彩度で落ち着いた色ですが、組み合わせ次第でとても洗練された印象になります。
トレンドに左右されにくく、何年経っても着やすい。
そして何より、手持ちの服との相性が良い。
大人のクローゼットには、こういう「頼れる色」が少しずつ増えていく気がします。




sosove

今回は、そんな気分で選んだ全身ブラックコーデをご紹介します。


以前ご紹介したチュール素材のノースリーブトップス。
透け感のある素材が女性らしさをプラスしてくれるので、シンプルなデザインでも普通のTシャツとは違う華やかさがあります。
以前はデニムや明るい色のボトムスと合わせて、トップスのデザインを楽しむコーディネートをご紹介しました。
でも今回は、外出の日にふと思いついて、
同じブラックのパンツを合わせてみました。
すると、思っていた以上に印象が変わりました。


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上下を同じ色でまとめることで、縦のラインが強調され、全体がすっきり見える。
ブラック特有の引き締め効果もありながら、チュールの軽やかな透け感のおかげで重たくなりすぎません。
シンプルなのに、どこか特別感がある。
これこそ、30代以降に求める「高く見える服」なのかもしれません。
高い服を買うことよりも、
自分に似合う色を知ること。
体型や生活に合ったシルエットを選ぶこと。
そして、少ないアイテムでも素敵に見える組み合わせを見つけること。


年齢を重ねるほど、おしゃれは「足し算」から「選ぶ力」に変わっていく気がします。
これからも、無理なく、自分らしく。
大人だからこそ楽しめるファッションを見つけていきたいと思います。


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