「今ココ」を全力体験できる旅
1カ月以上に及ぶヨーロッパ滞在も、もうすぐ終わり。
来週、月曜日に一旦帰国します。
といっても、3日後には、講座生さんと台湾へ旅立つのですが(笑)
ところで、海外旅行者が、
「あー、帰国したんだなぁ」と実感するのは、どんな時なのでしょうか?
湯船に浸かった時?
美味しいラーメンを食べた時?
(あっ、ラーメンは日頃から食べないな 笑笑)
それとも、電車が時間どうりに来た時?
私は、羽田(or 成田)空港で、エスカレーターに乗った時。
乗った途端に、
「危険ですので、手すりをお持ちください。小さなお子様連れの方は〜」
と、流れて来るガイダンス。
それ以外にも、自宅に到着するまで、さまざまなガイダンスを耳にしたり、注意事項を知らせる多くのポスター。
細か過ぎる行動指示(笑)
それによって、
「あ〜、帰国したな」と実感。
良くも悪くも、日本は至れり尽くせり。
このガイダンスや注意書きの“おかげ”で、日本の秩序と安全が守られているのかも知れない。
注意書きやルールの告知が、クレーム対策になっているのかもしれない。
まぁ、「歩きスマホはやめましょう」レベルの注意書きポスターは、さすがに小学校の「廊下は、走らず歩きましょう」と同レベルな気がして、ちょっとヤメて欲しいですが…。
でも、これらのガイダンスや注意書きが、秩序と安全を守っている一方で
「今ココ」を全力体験する能力や、「自分で選択する」能力は、知らぬ間に衰えていくと思うのです。
なぜなら、指示・誘導されることで、考え事しながら無意識で行動できてしまうから。
たとえば、
「クリーニングを取りに行かないと!」
「どうして、昨日、あんなこと言ってしまったんだろう…」
「かつ丼を食べたいけど、あれって、何カロリーあるんだっけ?(笑)」
なんて具合に、他のことを考えながらも、目的地まで行けちゃうのです。
つまり、
身体は「ココ」にあるけど、意識は、どこかへ飛んでいる。
仕事上、
「やりたいことがわからない」
「正解を探してしまう…(正解がある、と信じてる」
という、相談を受けることも多々あるのですが、それって、ご本人の問題じゃなくて、日本のシステムの問題かもしれません。
ちなみに、
私が”推し”の街、ポルトガルのポルトの地下鉄は、潔いほど、ガイダンスもルール告知の貼り紙も、ついでに、駅員もいません…
【シンプルで静寂】


秩序と安全を守る手段は、日本人の知恵を絞れば、他の方法もあると思うのです。
人生は「今ココ」を全力体験してこそ、楽しいものなのに…。
まぁ、そうは言っても、すぐに日本のシステムが変わるわけでもないので、やはり、私は、日本を飛び出して「今ココ」を体験しに行ってしまうのです。
