【後日談:後編】憧れの著者が来る!私の読書会に起きた奇跡|横浜読書会konkon
こちらは後日談の後編です。
(前回のお話:『書評が著者に届いた奇跡』)
今回は、どうしても皆様にお伝えしたい「大切でとても嬉しいお知らせ」があり、筆を執りました。立ち上げから半年が経った現在のkonkonに起きた、信じられないような奇跡のお話です。
YUTA.さんをお招きする特別な企画
以前、書評を書かせていただいた『今の自分に合うメイクの正解』の著者であるヘアメイクアップアーティストのYUTA.さんを講師として、konkonにお呼びすることが決定いたしました。
(イベントチケットは、即日完売です。本当にありがとうございました!)

関東に友達ゼロで、自分の人生に「所属できるコミュニティ」という地盤が永遠に見つけられず途方に暮れたいた頃から…。
まさか大好きな本の著者さまを、私の作った居場所にお迎えできる日が来るなんて……。
とても光栄で、温かくて幸せな気持ちです。
「著者登壇企画」というのは、特別な意味を持つと思っています。それは単に「有名な方を呼べてうれしい」という意味ではありません。
どういうことか、ご説明します…!
(当方、感情が高ぶると独自理論を長文展開します…。ご容赦ください…)
「広げる」「深掘る」読書体験、その先へ
読書会には、大きく分けて2つの形があります。
紹介型読書会(2次元): 本を真ん中に、対話が「横に」広がっていく。多様な価値観を知り、世界を広げる体験。
課題本読書会(3次元): 視点を積み重ね、作品そのものを「深く」掘り下げる体験。
著者登壇の講演会は、これらとはまた違った、4次元的ともいえる「本を通した時間の厚み」に触れる場だと思っています。
著者の話を聞くということは、読者が想像するだけでは決して届くことのない領域——著者が言葉を生み出すまでの過程や、一行一行に込められた情熱や葛藤、閃きの瞬間の空気感に触れる体験になるからです。
情熱という「溶岩」が「結晶」になるまで
どんな文章も、はじまりはたった一つの言葉から紡がれます。
本を作るということは、どれほど途方もないことなのでしょうか。

私は、こんなふうに考えています。
「本」というのは、一人の人間の人生や魂という本来は切り取ることもつかみ留めることもできない「溶岩」のような熱を、核になる言葉に置き換え、時間をかけて何度も練り直し、秩序ある配列に組み立てたもの……。
著者の情熱や葛藤が溶岩のように流れ出し、言葉が文章になり、文章が章になり、やがて「本」という結晶化した秩序を持つ過程。
皆さんと、表現の裏側にある哲学や「本という結晶」ができるまでの、その奇跡のような過程の空気感に、著者の言葉を通して直接触れることができるのです。
言葉にするのがもどかしいほど、今、心躍る想いを噛み締めています。
お話をいただいた時は、僥倖すぎて、夢ではないかと震える想いでした。
今回の企画は、私にとって本当に思いもよらない幸運でした。
人との繋がりがほとんどなかった関東で、Instagramでkonkonを知ってもらうために「美人になるための本3選」というリール動画を作っていました。
慣れない動画編集で作った拙い動画ですが…。
その投稿をたまたま見つけてくださったのが、『今の自分に合うメイクの正解』の編集担当の川上さまでした。私は、リール投稿には書ききれなかった本を読んで感じたことを、(今振り返ると、少し恥ずかしいほど熱量の高い長文で……!)お送りしました。
「(一部抜粋)…本好きとしては、写真がないのは安心感がありました。文章を通して自分の頭の中だけで噛み砕いて正解を構築していける…というのがとても実践的だったように思います!」
このメッセージから小さなご縁が生まれ、まさかその後、数か月経った今、ご本人をお招きすることになるとは、リール投稿を試行錯誤していた当時は、夢にも思いませんでした。
全ての参加者さまに愛と感謝を込めて
「メイク本の講演会なら、若い人向けの内容かな」と思われるかもしれません。
ですが、YUTA.さんが発信されているのは、年齢に関係なく、すべての女性の日常にそっと寄り添ってくれるものです。
YouTubeチャンネル登録者数3.5万人、Instagramフォロワー1.8万人超えという数字は、単なる知名度ではなく、それだけ多くの女性の心にそのメッセージが届いた「結果」なのだと思います。
単なるテクニックではなく、「メイク以前」にやるべきことについて掘り下げます。 いざ鏡に向かい、「コスメを手に取るその前」に、自分自身とどう向き合い、何を整えておくべきか。
これは心の持ち方というマインドセットの話であると同時に、実際のメイク工程における具体的な準備でもあります。
今回の企画のハイライト
トーク講演(60分): 著者さまの言葉を通して本の背景や想いを聞く。
体験講座(30分): 頬が引き上がり、顔のたるみが取れると大人気の「ファンデーションの塗り方」を実際に体験。
質問タイム(30分): 著者に直接お悩みを聞ける貴重な時間。
20代から60代まで、世代を超えて本と向き合うことを楽しんでくださるkonkonの皆さまに本当に、ぴったりな企画だと思います。
konkonで皆さまと分かち合いたいこと
私の読書会に著者さまをお招きすることになるなんて…。
今でも信じられないような気持ちです。
横浜という場所で、孤独を感じながらも、「やさしい居場所を作りたい」と勇気を出して踏ん張ってみたこと。
自分自身や周りに対して誠実でいようと先が分からない道のりを、一歩ずつ歩むことを決めたこと。
今回頂いた有り難いご縁は、そんな私の小さな勇気へ、人生が届けてくれた贈り物なのかもしれない。そんなふうに思っています。
だからこそ、今回の企画は、私なりに「著者さまと本への敬意」と「参加者さまへの感謝」を込めて、最も誠実だと思える形で実現したいと思いました。
「深く届ける」ことが、遠くへ広げる力になる
横浜読書会konkonは、2025年10月に活動をはじめたばかりの女性限定の小さな読書会です。
実は、最初に川上さまからお話をいただいた時は、まさか自分の読書会に著者さまをお招きするというお話だと思いませんでした。
早とちりして「著者さまの読書会があるのですね!ぜひチェックさせていただきます!」と参加表明をしてしまいました(笑)。
その後、YUTA.さまをkonkonの読書会にお招きできるというお話だと気づき、
「実は、まだ駆け出しの運営で……いつかは著者様をお招きできるようなしっかりした読書会に育てていこうと思いますので……!」
と遠慮してしまうほど大慌てでした。
でも、何度か読書会を開催したおかげで「konkonの参加者さまとなら、きっとこの特別な時間を分かち合える」と勇気を出すことができました。
著者さまの影響力を考えると募集枠を拡大するべきでは…とも考えましたが、あえて募集枠を広げず、いつも通り「6名という少人数制」で開催します。
konkonは、ちいさな会ですが、本の中にある想いを受け取り、一人ひとりの人生に言葉が深く根付く力を何度も感じています。
「深く届ける」ことは、結果として、最も純度の高い言葉で本を「遠くへ広げる」力になる…。そんなふうに感じることも多いのです。
本や、その背景にある想いが人生を変えること。
横浜読書会konkonでは、これまで何度もそんな体験が共有されてきました。
毎回違うメンバーなのに、不思議な一期一会のご縁があるのです。
これは、「読書会という幸福」そのものであり、「本の魔法」なのかもしれません。私が主催として誠実である限り、そしてその想いに共感してくださる参加者さまがいる限り、この魔法はとけません。
そう信じて、私のちいさな読書会で、立派な著者さまを精一杯お迎えしたいと思います。
私が書いた書評:本好きがビジネス書として読めた異色のメイク本『今の自分に合うメイクの正解』
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