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志望校選び、何から始めればいい?「うちの子に合う小学校」を考えるQ&A

「そろそろ小学校のことを考えたい。でも、何から始めればいいんだろう」「気になる学校はあるけれど、うちの子に合うのかは、よく分からない」そんなふうに、学校選びの途中で手が止まっていませんか。

こんにちは、横山美菜子です。

学校案内を見れば、それぞれに魅力がある。周りのご家庭の話を聞くと、気になる学校がまた増える。でも、「わが家はどう選ぶ?」と考えると、答えが出ない。

まだ受験するか決めていない方も、すでに幼児教室に通っている方も、迷うことはあると思います。

この記事では、まず「何から始める?」「子どもに合うか、どう見る?」という、学校選びの最初の疑問からお答えします。読んだあと、ご家庭で一つ試せるように、具体例も交えました。

後半では、こうした迷いを一緒に整理する「志望校選び塾」の内容や、時間・費用についてもご紹介します。まずは、今のご自身に近い質問から読んでみてください。


まずは、学校選びの最初の一歩から

Q1. 志望校選び、何から始めればいいですか?

最初は、「お子さんが力を出せた最近の場面」と「家庭で守りたい暮らし」を、一つずつ書いてみてください。

たとえば、お子さんのことなら、こんな場面です。

「初めての工作では、しばらく友達の様子を見ていた。作り方が分かると、自分から始めて、最後まで集中していた」

ここから、「見通しが持てると、安心して取り組めるのかもしれない」と考えられます。学校を見るときにも、初めての活動への入り方や、先生の声のかけ方が気になってきます。

家庭のことなら、たとえば「平日の睡眠時間と、帰宅後に親子で話す時間は守りたい」。すると、通学時間だけでなく、帰宅時刻や宿題の量も、確かめたいことになります。

最初から立派な教育方針にまとめなくて大丈夫です。

「この子は、どんなときに力を出せる?」
「わが家は、どんな毎日を大切にしたい?」

この二つを手元に置いて学校案内を読むと、知りたいことが少し具体的になります。今日は、スマホのメモに一行ずつ残すところからで十分です。

Q2. 「うちの子に合う学校」は、どう見つければいいのでしょうか?

お子さんが安心して力を出せる条件と、少し難しいことにも挑戦できる関わりを、学校の日常に重ねて考えてみてください。

たとえば、「おとなしい子」という言葉だけでは、分からないことがたくさんあります。考える時間があれば話せるのか。少人数なら話せるのか。言葉より、絵や制作で表すほうが得意なのか。

同じ「おとなしい」でも、力を出しやすい環境は違います。

私は、同じ家庭で国立小と私立小に通う子どもを育てています。家庭の教育方針が同じでも、動き出すきっかけや疲れ方、人との関わり方は違いました。

だから、今の性格だけで「このタイプの学校が合う」と決めず、どんな関わりがあると、その子が一歩進めるのかを見たいと思っています。

見学では、楽しそうに参加している子だけでなく、迷っている子や、活動に入りにくい子への関わりにも目を向けてみてください。待ってもらえるか。参加するきっかけはあるか。困ったとき、どう助けを求められるか。

そのうえで、通学後の疲れや家庭の生活も重ねて考えます。一度の見学で分からなかったことは、そのまま「次に確かめたいこと」にして構いません。

Q3. 学校を調べるほど、決められなくなっています。どう整理すればいいですか?

気になる学校を、同じ項目で比べてみてください。

「A校は英語が魅力。でもB校は通いやすい。C校は中学校までつながっていて安心」。どれも大切なので、迷いますよね。ただ、このままだと、学校ごとに違う点を見て比べています。

私は、教育・生活・未来・入試の「4つの相性」に分けて考えます。

  • 教育: 学び方や先生の関わりは、わが子に合いそうか。

  • 生活: 通学や放課後も含め、家庭の毎日を無理なく続けられそうか。

  • 未来: その先の進路や、成長に合わせて選び直す機会をどう考えるか。

  • 入試: 今のお子さんと家庭にとって、入試や準備の負担はどうか。

たとえばA校の英語にひかれているなら、B校・C校の学び方も同じ視点で見てみる。A校についても、通学やその先の進路を確認する。そうすると、学校の魅力と、わが家が大切にしたいことを照らし合わせやすくなります。

気になる学校を3校まで並べて、「合いそう」「気になる」「まだ分からない」をメモしてみてください。3校そろっていなくても大丈夫です。

全部調べ終えることを目標にせず、「次に何が分かれば、判断しやすくなるか」を一つ見つけるところから進めてみてください。

一緒に整理したい方へ。「志望校選び塾」で取り組むこと

ここまでの考え方は、ご家庭でも使っていただけます。

一方で、実際に書いてみると、「どれも大切で絞れない」「夫婦で考えが違う」「学校の説明を、どうわが子に結びつけたらいいか分からない」と止まることもあると思います。

そうした、ご家庭ごとの迷いを扱うのが「志望校選び塾」です。少人数での対話とワークを通じて、学校情報を、わが子・わが家の判断につなげていきます。

ここからは、講座について気になる点にお答えします。

Q4. まだ、小学校受験をするかどうかも決めていません。それでも参加できますか?

はい。受験するかどうかを考えている段階でも、ご参加いただけます。

私立や国立の小学校で、わが子にどんな経験をしてほしいのか。そのために、通学や費用、家庭での関わりをどこまで引き受けられるのか。公立小学校に進んだ場合は、どんな生活や学び方が考えられるのか。

こうしたことを並べてみて、初めて判断できる部分があります。

考えた結果、「わが家は受験しない」という結論になることもあります。その選択も含めて、ご家庭が理由を持って決めることを大切にしています。

Q5. 学校をほとんど知りません。教育方針も、まだうまく言えないのですが……。

最初から詳しく調べたり、教育方針をまとめたりしておく必要はありません。Q1でご紹介したような、お子さんの普段の様子や、家庭で大切にしたいことが材料になります。

講座では、110校以上の学校リストや比較資料を使って選択肢を知りながら、気になる学校を3校まで並べて考えます。最初は3校そろっていなくても構いません。

学校リストは、「わが家が次に見る学校と、確認する項目」を選ぶために使います。全校を覚えたり、すべて見学したりする必要はありません。

学校を深く見る視点をお渡しし、候補の絞り方をガイドします。ご家庭で「なぜその学校を候補に残すのか」を説明できるよう、一緒に整理していきます。

Q6. 全4回で、実際には何をするのですか?

1クラス最大4名で、オンラインの授業を全4回、各75分行います。

前の回で書いたことを、次の回で確かめたり見直したりしながら進めます。

第1回は、候補校を同じ基準で比べるところから。

気になる学校を3校まで並べ、4つの相性を整理します。「合いそうなところ」だけでなく、「気になるところ」「家庭が引き受けること」「まだ分からないこと」も残します。

第2回は、その「まだ分からない」を確かめます。

説明会や見学で何を聞き、何を見るかを具体的にします。確かめたことをもとに、学校への印象や判断理由を更新し、「わが家の学校選び10か条」へまとめます。

第3回は、条件の奥にある家庭の願いを言葉にします。

10か条から、どんな子に育ってほしいのか、家庭で何を大切にしたいのかを整理します。家族の共通点だけでなく、まだ意見が違うところも残し、志望校カードに「なぜ候補に残すのか」を書いていきます。

第4回は、判断と次の行動をつなぎます。

「受ける・保留・見送る」を理由とともに整理し、次の90日で何を確かめ、何から準備するかを具体的にします。

最後には、「なぜそう考えたか」「次に何をするか」まで、家族で見返せる形を目指します。

Q7. 「ヨコミ式」は、普通に学校を比較するのと何が違うのでしょうか?

学校の特徴を、わが子やわが家の生活に置き換えて考えることを大切にしています。冒頭のQ1〜Q3も、その考え方の一部です。

たとえば、「自由で、のびのびした学校がいい」という希望があったとします。

お子さんにとっての「のびのび」は、好きな活動を自分で選べることでしょうか。それとも、考えている途中で急かされず、自分の言葉を待ってもらえることでしょうか。

もし後者なら、見学で知りたいのは「自由な時間が多いか」だけではありません。

活動に入るまで時間がかかる子に、先生はいつ、どのように声をかけていますか。最近の例を教えてください。

こんな問いになります。

そして、学校が説明したこと、実際に見た場面、そこから自分が感じたことを分けて残します。「楽しそうだった」と感じたら、何を見てそう感じたかまで戻る。見られなかったことは、「ない」と決めず未確認にしておく。

この積み重ねが、ほかの学校を見るときにも使える視点になります。

ヨコミ式は、学校情報を家庭の判断に結びつけるための考え方です。合格可能性や、特定の学校との相性を保証する診断ではありません。

Q8. すでに幼児教室に通っています。教室での志望校相談と重なりませんか?

重なる部分はあります。教室でのお子さんの様子や、入試に向けた助言は、大切な判断材料です。

そのうえで、この講座では、保護者の側から学校選びを考える時間を取ります。

「先生に勧められた学校が気になる。でも、通学や入学後の生活を考えると迷う」「受験準備は進んでいるけれど、なぜその学校なのか、家族で話せていない」。そうしたことを、ワークを使って整理します。

幼児教室で得た情報も持ち寄り、ご家庭の考えと照らし合わせます。教室の先生にも「わが家はここを大切に考えています」と伝えられると、相談したいことがより具体的になると思います。

なお、お子さんへのペーパー指導や模試の代わりになる講座ではありません。

Q9. 第一志望が、ある程度決まっていても役立ちますか?

「なぜその学校に行きたいか」と「そのために何をするか」の間に迷いがあるなら、整理する意味はあると思います。

学校の魅力を挙げることと、わが子・わが家に合う理由を説明することは、少し違います。家庭が受け入れる負担や、併願校を選ぶ基準まで考えると、新たに確認したいことが見つかるかもしれません。

一方で、志望理由も家庭の方針も整理できていて、今必要なのが学校別の問題演習や面接練習だけなら、その目的に合う支援を優先してよいと思います。

今どこで迷っているかによって、必要な支援も変わります。

Q10. 2校の授業見学は、その学校を志望していなくても意味がありますか?

見学では、訪問校のことを知ると同時に、ほかの学校でも使える「見る視点」を練習します。

たとえば、子どもが活動の途中で止まったとき、先生はどう関わるのか。違う意見が出たとき、その後の授業はどう進むのか。説明された教育方針が、日常のどんな場面に表れているのか。

どちらも「個性を大切にする」と言っていても、その表れ方は同じとは限りません。同じ視点を持って、関わり方の違いを具体的な場面から見ていきます。

現地確認シートでは、まず一番確かめたいことを1つ選び、質問を最大3つ、観察する場面を2つに絞ります。帰宅後は、見聞きした事実をもとに、最初の比較シートを1か所更新します。

2026年10月期は、10月28日(水)に成城学園初等学校・新渡戸文化小学校を訪問する予定です。見学は登録した保護者ご本人のみの参加で、お子さんやご家族の同伴・託児はありません。

家族のこと、時間や費用のこともお答えします

Q11. 夫婦で考えが違います。一人で参加しても意味がありますか?

はい。意見が違うときに何から話せばいいかを整理することも、ワークの一つです。

たとえば、一方は「附属校が安心」、もう一方は「進路を決めすぎたくない」と考えている。その言葉だけでは平行線でも、理由を聞くと、どちらも「子どもが無理なく学べるようにしたい」と願っているかもしれません。

授業では、共通して大切にしたいこと、まだ保留にすること、次に話したい問いを分けて残します。違いがあるところは、それぞれがなぜ大切にしているかを考えます。

ご自身で判断を担っている方も、支援してくれる人との分担や、家庭として続けられる条件を整理するために使えます。

なお、受講は各家庭から保護者1名です。配偶者や、共同で子育てを担う方の同席は原則できません。ご自身が書いた回答や完成物は家庭で共有できますが、教材原本や講義録画、ほかのご家庭の情報などは共有の対象外です。

Q12. 共働きで、宿題までできるか心配です。

授業の外で考えたり、書いたりする時間は必要です。

ただ、毎回ゼロから長い文章を書く構成にはしていません。第1回で比べた学校を、第2回で確かめる。そのとき残った言葉を、第3回の教育方針へつなぐ。前に書いたものを使いながら進めます。

調べていないことは、「未確認」と書けば、それが次に確かめることになります。

たとえば10か条では、すべてを絶対条件にせず、譲れない条件を最大3つに絞って考えます。優先順位をつけ、調べることを絞るのも、ワークの目的です。

仕事や育児との両立が心配な方は、応募前に状況を教えてください。受講の時間を取れそうかも含めて、ご相談いただければと思います。

Q13. 4人で話すのが少し苦手です。ほかの人と比べて、焦ってしまいそうです。

少人数にしているのは、一人ひとりの「なぜ気になるのか」「どこで迷っているのか」を、具体的に扱いたいからです。

ほかのご家庭の話を聞くと、「あちらの家庭には大切でも、わが家は別の方法で補えそう」と、違いから気づけることがあります。

学校に詳しい順に答えたり、家庭の教育方針に点数をつけたりする場ではありません。うまくまとめて発言しようとせず、ワークの中で考えが止まったところを持ってきていただければと思っています。

講座内の個人情報や発言には守秘ルールを設けています。

Q14. 98,000円は、正直迷います。学校情報なら、無料でも調べられますよね?

はい。公式サイトや説明会で得られる情報はたくさんありますし、それらは講座を受ける場合にも欠かせません。

この講座で時間をかけるのは、集めた情報を、自分の家庭の判断に結びつけるところです。

「英語も、通学も、進路も、どれも外せない」となったとき、学校以外で補えることはあるか。ある条件が欠けると、子どもや家庭の毎日にどんな影響があるか。ご自身の回答をもとに、そうした問いを一緒に考えます。

2026年10月期の受講料は98,000円(税込)。オンライン講義・ワークショップ全4回、2校の授業見学、課題・オリジナル教材などを含む料金です。

今、学校選びのどこで止まっていて、その整理に対話やワークを使いたいか。ご家庭の予算とあわせて考えていただきたいです。

受講したあと、何が残るのでしょうか

Q15. ワークは、願書・面接や家庭学習にもつながりますか?

つながるように設計しています。

志望校カードには、家庭の教育方針、お子さんの具体的な姿、学校で確認したことをつないで、「なぜこの学校を候補に残すのか」を書きます。

その理由は、願書や面接を考える際の土台になります。ただし、提出用の願書を完成させたり、面接の答えを暗記したりする講座ではありません。

家庭学習も同様です。志望校で求められる準備と、お子さんの現在の様子、家庭で使える時間を照らし合わせ、優先して取り組むことを考えます。

「今は何を大切に取り組むか」を選べるように、学校選びと準備をつなげていきます。

Q16. 最後にいただけるロードマップは、自分で作るのでしょうか?

お渡しするロードマップは、これまでのワークや学校情報などをもとに、志望校選び塾側で作成します。

土台になるのは、ご家庭が書いてきた学校選びの条件、教育方針、候補校を残す理由、まだ確かめたいことです。

そこから、次の90日で確認することや準備することを整理し、今月・今週の行動につなげます。家庭学習だけでなく、学校への確認、願書・面接の準備、家族の役割分担なども、そのご家庭の段階に応じて考えます。

新しく分かったことやお子さんの成長に合わせて、見直しながら使うための計画です。計画どおりに進めれば合格できる、という保証ではありません。

Q17. 4回を終えても、志望校を決めきれなかったらどうなりますか?

保留にする学校が残っていても構いません。その場合は、保留の理由を具体的にしていきます。

たとえば、「教育内容にはひかれている。長期休暇中の預かりを確認してから判断したい。その点を次の学校との個別相談で聞く」。ここまで決まれば、次の行動は見えています。

何が分かれば判断できるのか。どう確かめるのか。いつ見直すのか。

最終回では、そこまで整理することを目指します。受験しない場合も、公立小学校に進む場合も、家庭として大切にしたいことは、その後の学びや習い事を選ぶときに使えます。

Q18. 自分に合う講座か、もう少し知りたいです。どうすればいいですか?

「わが家の状況でも役立ちそうか」を確かめたい方は、公式LINEで今の状況を送ってください。

「年中で、幼児教室には通っています。候補が多くて絞れません」

「まだ受験するか迷っています。日程も含めて相談したいです」

そんなふうに、短く送っていただければ大丈夫です。15分のオンライン個別相談をご希望の場合も、その旨をお知らせください。

学校選びの考え方をまず知りたい方には、無料オンラインセミナー「基本のき」もご用意しています。

受講をご希望の方へ

公式LINEで「応募」とコメントを送ってください。応募フォームをご案内します。

2026年10月期の二次募集締切は、9月20日です。応募は先着順ではなく、希望日程やご家庭の状況を踏まえて、選考・クラス編成を行います。

開講スケジュール

フォームを送った時点では料金は発生しません。受講枠のご案内後、期限内にお支払いいただき、入金確認をもって受講確定となります。

最後に。今日、一つだけ書いてみてください

私自身、子どもに合う学校を考えるとき、本人の気持ちも、家族の生活も、その先の成長も気になりました。大切にしたいことがいくつもあるから、迷うのだと思います。

この記事を閉じる前に、一つだけ。

「最近、うちの子がその子らしく力を出せたのは、どんな場面だった?」

その場面を、一行メモしてみてください。何をしていたか。周りの人はどう関わっていたか。そこに、学校を見る手がかりがあるかもしれません。

書いてみて、「ここから、どう学校選びにつなげればいいんだろう」と迷ったら、その言葉のまま相談してください。

講座に持ってきてほしいのも、「ここが気になっている」「ここはまだ分からない」という今の言葉です。

学校で6年間を過ごすのは、お子さんとご家族です。ご家庭が納得して選べるように、情報を読み解き、問いを一緒に考えていきます。

「わが家は、ここを大切にして選んだ」

そう話せる理由を、一緒につくれたらと思っています。

横山美菜子

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