鴻雁来(こうがんきたる)|七十二候のある暮らし
今日から、七十二候では 「鴻雁来(こうがんきたる)」。
冬を日本で過ごす雁(がん)が、北から渡ってくる頃です。
二十四節気も「寒露」に入りましたね。
昨日のニュースでは、北海道で朝の気温が氷点下になり、霜が降りたとのこと。
我が家でも昨晩、子どもが
「昨日の夜は寒かったから、あの青い綿毛布をかけたよ」
と話していました。
ついこの前まで「北海道でも猛暑日」と聞いていたのに、
季節はちゃんと巡っているのだなぁと感じます。
さて、「雁」という字。
私の育った土地では、「かり」と読む方が馴染みがあります。。
でも、ここでは「がん」。
どう違うんだろう――そんな小さな疑問が浮かびました。
調べてみると、
「かり」と「がん」は同じ鳥を指していて、
「がん」は学術的な分類で使われる呼び方、
一方で「かり」は、鳴き声に由来する擬音語、
そして文学的な表現のときに使われることが多いのだそうです。
さらに、「鴻(ひしくい)」は大型、「雁(がん)」は小型の鳥を指すのだとか。
雁の仲間には
・マガン
・シジュウカラガン
・ヒシクイ
・コクガン
といった種類がいるそうです。
どれも、季節の便りを運んでくる使者のようですね。
この「鴻雁来」は、春の「鴻雁北(こうがんかえる)」と対になっています。
春には再び北へ帰る雁たち。
「北」を「帰る」と読むのも、なんとも風情があります。
春にまた彼らを見送るころ、私はどんな気持ちでいるでしょう。
そんなことを思いながら、
今は、目の前の秋の楽しみをひとつひとつ味わっていきたいと思います。
【参考リンク】
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