Brompton旅は、出発前にGoogleマップで一度走っておく
旅行に行く前には、かなり細かい日程表を作る。飛行機や鉄道、ホテル、ワイナリーやレストランの予約を書き込み、注意事項もメモしておく。ただ、出発が近づくと、それだけでは足りなくなる。
最近よくやるのは、その日の旅程をGoogleマイマップに落とし、実際の位置関係を確認することだ。駅からホテルまで。ホテルからワイナリーまで。レストランはどこにあるのか。Bromptonで走るなら、どの道を通るのか。必要ならストリートビューを見る。さらに気になればGoogle Earthも見る。分からないところはAIにも聞く。要するに、現地に着く前に、一度頭の中で旅をしておく。
日程表だけでは分からないことがある
紙や画面の日程表には、「10時 ワイナリー」「12時 レストラン」と書ける。でも、実際の旅ではその間が重要だ。
駅の出口はどちら側か。ホテルの入口は大通り側か裏道側か。ワイナリーまでの道は舗装されているのか。坂なのか。自転車を停められそうな場所はあるのか。
車やタクシーなら、住所を伝えればかなりの部分を運転手に任せられる。しかしBromptonでは、そこを自分で処理しなければならない。だから、地図を見るだけでなく、現地の風景まで見ておきたくなる。
ストリートビューで入口まで見る
ストリートビューはかなり便利だ。駅から出たとき、まずどちらを向けばいいのか。交差点はどんな形なのか。ホテルの入口は見つけやすいのか。自転車で走る道に路肩はあるのか。
初めて行く場所でも、事前に一度見ておくだけで、現地での戸惑いはかなり減る。
Brompton旅では、道そのものだけでなく、止まる場所も気になる。ワイナリーやレストランの前に、柵や柱、自転車を寄せられそうな場所があるのか。もちろん、実際には現地で判断するしかないが、何も知らずに行くよりはずっと気が楽だ。
Google Earthで地形を見る
地図では近く見えても、実際にはかなり上りが続くことがある。そこでGoogle Earthを見る。
高低差や周囲の地形を見ると、「これは楽そうだ」「ここは結構上るな」というイメージがつく。自転車では、距離だけ見てもあまり意味がない。10kmでも平坦なら気楽だし、5kmでも急坂が続けばかなり違う。
ワイン産地では、この地形そのものが面白い。川がどこを流れ、畑がどちらを向き、村がどの高さにあるのか。事前に見ておくと、現地で走ったときの理解も少し深くなる。
AIにも聞く
最近は、地図を見て分からないことをAIにも聞く。この道は自転車で走りやすいか。駅にエレベーターはあるか。輪行しやすいか。ホテルまでの移動は現実的か。雨ならどう逃げるか。
もちろん、AIの答えをそのまま信じるわけではない。地図、公式情報、ストリートビューと突き合わせながら使う。ただ、自分では気づかなかった論点を出してくれることがある。
「その駅、階段しかないかもしれない」「その時間帯は混むかもしれない」「この道より一本隣の方が走りやすいかもしれない」。旅の予習相手としては、かなり便利だ。
予習は、現地で考えることを減らすため
ここまでやると、少しやりすぎに見えるかもしれない。でも、今回のような旅では、毎日かなり多くの判断をすることになる。自転車、鉄道、ホテル、ワイナリー、レストラン、荷物、天気。
現地で初めて考えることが多いほど、疲れる。だから、事前に分かることはできるだけ先に見ておく。
「駅を出たら右」「この道を上る」「ホテルはこの建物」「ワイナリーの入口はこのあたり」。それだけでも、現地ではかなり楽になる。
ただし、見すぎると少し憂鬱になる
困るのは、予習すればするほど、面倒なところまで見えてくることだ。駅の長い階段。狭い道。石畳。思ったより急な坂。知らなければ気にしなかったことまで、出発前から分かってしまう。
だから最近、少し憂鬱なのかもしれない。でも、実際に着いてしまえば、やることは一つずつだ。駅を出る。Bromptonを広げる。次の目的地まで走る。
予習は、旅を予定どおりに進めるためというより、現地で考えることを減らすためにやっている。たぶん私は、出発前にGoogleマップの中で一度旅をしてから、本番の旅に出るタイプなのだと思う。
